ボイトレを無駄にする日常のクセ
高い声を出したい!
第一声でザワっとさせる歌声を手に入れたい!
ボイトレに通う以上あなただけの目標をもって日々練習していることと思います。
ちょっとずつでも成長すると、自分の自信にもつながるし、もっと歌を聞いてほしいというポジティブな循環に入ります。
でもたまにありますよね。
なんか練習してるのにうまくならないな
って思うこと。
もしかしたら、ボイトレの効果を無駄にする悪い癖が染み付いてしまっているのかもしれません。
歌声と話し声
歌声と話し声。あなたは人生の中でどちらのほうを長く使っていますか?
察しの良い方はこれだけで今日僕がお伝えしたい内容のすべてを理解されたと思います。
ほぼ100%話し声と答える人ばかりだと思います。
これが歌声を作る上でだめな癖なのです。
もちろん、僕もそうです。話し声ばかり使っています。(そもそも歌い手じゃないし)
そうなるとですよ。体が話し声の練習ばかりしていることになります。
その合間に少しだけ歌声を練習してる状態なのです。
これではいくらレッスンで数時間がんばったとしても、話し声の発声が先にきてしまうんです。
癖をとるにはどうするの?
簡単です。歌声に違い声で普段からしゃべればいいんです。
すくなくとも、話すときになるとボソボソになったり低い声になっちゃう人は、なかなか高音もでるようにならないし、響くような声の習得も時間がかかります。
初心者の場合、男性よりも女性の方が歌がうまく聞こえますよね。
これって、女性の方がおしゃべりの時でも音程差があるからなんです。
つまり音程の変化のある歌声と近い使い方なんですね。
逆に男性の場合は高低差がすくなくまた抑揚もつけない落ち着いた喋りかたの人が多いです。
これは歌う時とはずいぶん違う声の使い方になるので、ちゃんと練習をしないとつまらない歌に聞こえたりするんです。
つまり、日頃から、歌うことを前提とした意識で話していれば歌声もかわるということです。
ちょっとトーンをあげて話してみたり、息をちゃんと送って声をだしてみたり。
せっかくのトレーニングを無駄にしないためにも、普段の話し声を見つめ直してみてはいかがでしょうか??
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