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ささやき女将とハッカ油

うちの家族は裸足一族
パパ以外、基本的に冬でも裸足で過ごす

そんな風に過ごしているから
床の状況には非常に敏感で
今の時期は床のジメジメ、ベタベタが
不快で堪らないらしい

なら、自分で拭けよ
と思うけれど絶対にそれはしない
ささやき女将のように
「床がべたついてない?」
「湿気が多いとイヤだよね」
「なんか気分悪くなる」
「掃除したのかな」
と、私に聞こえる程度にささやき
仕事に出かける家族...
なんか感じ悪いなぁ

やりますよ、はい、私がやります
この季節にはアレを使うかなと
『ハッカ油』を登場させる

案の定、気持ちがいい
足裏が喜んでいる
住み場を整えるということは
想像以上に大事なことだ

帰宅した家族はナニも言わないけれど
床の気持ち良さや室内の爽やかさを
自覚していないけれど、確実に体感してる
ナニも言わないってことはそういうことだ

そうして、自分は床一つ拭かずとも
ささやくだけで快適状況が作られ
誰かが作った快適さに次第に慣れていき
文句だけは言う人間が出来上がる

ああ、恐ろしい

ナニも行動せずに
願えば叶うと思ってしまうのは
家庭環境にあるのかもしれないね
引き寄せ?願いは口に出せ?
迷惑だなぁ(笑)

あなたが願う何らかの状況は
全く関係のない誰かの努力があって
作り上げられた一部分が必ず入ってる
周りに感謝をしなさい
ナニかしてもらったらありがとうと
言いなさいと、
親が子どもに教えるのには訳があるのだ


ささやき女将行動だけじゃダメよね

押忍