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YouTubeの台本・動画の作り方を他人の動画から学ぶ方法

こんにちはToshikiです。
YouTubeで動画投稿をしている方ならご存知かもしれませんが
投稿をした月に大きな結果が出るとYouTube側から「よくできました
というメールが届きます。

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今ままでアップした「翻訳ギターレッスン」が
9月中多くの方々に楽しんで頂いたみたいでこの結果に結びつきました。
ご視聴ありがとうございます。

この記事を書いている10月現在は
ミュージックビデオの仕事が入っているので更新が滞っています
ストックも無いので時間ができたら投稿を再開します。

この「翻訳ギターレッスン」は最初半信半疑のスタートでしたが
現在はそれなりの再生数、視聴維持率、いいねの数が
維持できており数週間もしくは数ヶ月経つと
何かの拍子で突然動画の再生数が上がる事も増えてきました。

今回のnoteでは
今の僕がやっている動画の作り方などはもちろんですが
主にYouTubeをこれから始めたいと思っている人達から
過去に頂いた質問をまとめて重要になると思う部分について
書かせていただきます。

*注意
ここで書く内容はあくまで僕の経験でしか無い事
作者のチャンネルはまだ発展途上
このnoteを参考に色々真似してもらっても
上手くいく保証などはありませんし責任も取れません。
ですが最後まで読んでいただけると幸いです。

まず自分で1から動画を何本か作る。

YouTubeについて他人に相談したり、
情報収集と称して長時間YouTubeの攻略などを説明している
動画を観ている方々が読者にはいると思います。

僕個人の考えを正直にお伝えすると
まだ動画を1本も出した事がない状態で
このプロセスはかなり無意味な時間です。

以下に当てはまる読者が中には数名いると思います。
「めっちゃ企画している」
「めっちゃ勉強している」
「めっちゃ投資している」

おそらくこのnoteへアクセスしたのも
将来YouTubeで大きく活躍する為に起こしているアクションだと思いますが「チャンネルに動画が無い状態では詳しくても役に立たない」というのが
現実です。

これからお店を開くに当たって
商品のアイデア
展開方法
売り上げの見方
お客さん層の見方
など全てのベーシックを勉強して全てを知ったつもりでいる為
知識だけで「1発成功」を狙うが大失敗が怖い状態に近いと思います。

とりあえず乱雑でも構わないので何か動画(商品)を出しましょう。
その出しまくった動画が10本以上揃った状態で
やっとYouTubeのアドバイザー達が説明している
アナリティクスデータなどを細かく見て自分の動画と照らし合わせる事が出来る様になります。

とにかく動画を出しましょう。

台本は人の動画の「目次機能」で作り方を学ぶ。

動画投稿未経験の方が突然、台本を作ろうと思っても難しいと思います。
僕もYouTubeを始めた頃(2015?)は箇条書きだけで作っていて
工事現場の1日の流れみたいな台本を作っていましたが
深いプランは何も有りませんでした。

そこから経験で改善して今は全く違う台本の作り方になっています。
台本作りのチュートリアルって発見出来ないので苦労しました。
ビデオグラファーとして現場に行く様になってから
いろんな台本がどうやって書かれているのかを学びました。

しかし現在は多くの動画に「目次機能」が存在していて、
動画投稿初心者が台本作りを考える際に使える
超ボーナス機能だと思います。概要欄にあるこんな感じのやつ。

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画像は僕がアップした動画から

これを見て「投稿者がどんな台本を書いているのか?」
という構成が1発で分かると思います。
「なぜこの動画が面白くてずっと見てしまうのか?」
という疑問はこの目次機能を見て
自分が面白いと思える部分の前後を確認すると
どの様に動画が作られているのかも予想できてくるはず。

概要欄のスクショを見せたのでこの動画の台本一部を公開します。

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箇条書きに見えますが僕はnotionというアプリを使っていて
タイトル横の矢印をクリックすると書いた内容が全て表示されます。

僕の台本は先ほどお見せした
目次機能のスクリーンショットと対して変わらない見た目をしているかと思います。
「ぽよんカット」とか「キュルルポン」などの変なタイトルは
僕の動画のインサート部分です。
台本作りの段階で編集内容も決めてしまいます。

編集する内容なども台本に細かく書いておくと
編集時間を大幅に下げる事にもなるので
ただ「台本作り」と言っても
撮影方法、カメラの設定、編集方法も全部書いておく事がおすすめです。

もし撮影で誰かにアシスタントをお願いする時は
カメラの設定に
「ホワイトバランス」「ピクチャープロファイル」「フレームレート」など超細かい設定を記載しておく事も忘れずに!

現在僕のチャンネルでBrollなどは使っていませんが
もし商品レビューなどをする場合、台本+絵コンテも作成すると思います。

レポートを書く時の様な感覚で台本を作る

レポートを書いた事がある人なら
「序論→本論→結論」の順で文章を書く事ができると思います。
僕は中→高→大まで海外留学だったので
この序論とかの名前を知りませんでしたが
PEAA(Point, Evidence, Analysis, Appendix)という構成で
似ていることはしてきました。

おそらく同じものかも知れませんが
ここから先は僕が伝えやすいPEAAで書かせていただきます。

PEAAは台本に限らず様々な所で使える文章の書き方で
上記の順番通りに書いていけばまとまったプレゼンテーションが可能になります。
トークが上手いと感じるYouTuber達の多くはこのPEAAをベースに喋っている事が多く、伸びるのが早い投稿者もただ闇雲に動画を作るのではなく
ここをどれだけ仕上げて動画を撮影のかと意識しています。
力強いプレゼンを動画やセミナーで話す人にはこのフォーマットで
一旦台本を作ることをオススメします。

余談ですが海外留学中僕はこのPEAAを中学校の間でヘビーに学びました。
その後、高校の論文から大学の入試と論文で使用したりと今でも常に使っているフォーマットです。

さて突然文章が堅苦しくなったとおもいます。
こちらの画像を見てください。

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こちらは今書いた文章にPEAA別で線を引いた物です。
僕が伝えたい事の意図は理解して頂けたかと思います。

喋るのが苦手だと思っている人は一度このPEAAで台本を書いてみて
どうやって喋れば良いかをシュミレーションで練っていけば良いと思います。
上記のガチガチ通りに喋ると説明口調の動画になってしまうので
ここから伝えたい相手は誰なのか?など考えて改善していけば良いのです。

編集は最初自然なジャンプカットだけで十分

ジャンプカットは「えー」とか「あー」と言っている部分を削る作業です。自然な動画にしたいからジャンプカットはしないという人もいますが
割と無駄な尺は視聴者に受け入れられないのが現実です。

人と喋る時は自然とそれが出ますが
それはお互い時間が許されているので大丈夫なだけ。
おそらく多くのYouTube視聴者は割とせっかちな人が多いので
とにかくジャンプカットが一番基本で大事な部分です。

近いうちに単調なジャンプカットから抜け出す為のnoteも書いていきます。

他人のアベコベをやって動画に世界観を作る

「少しでも目立てる動画にする」
というテーマは多くのYouTuber達が持っていると思います。

僕が自分の動画を作る際に取った行動は
「あえて動画を暗く、そして海外で人気の編集を取り込む」というやり方です。

友人であり競合(?)のギターYoutuber 達を見ていると

① 全員が明るい部屋で撮影している
② テレビから影響を受けた「バラエティー番組のテロップ」を意識している
③ 背景は基本的に何もないミニマルな空間か家具などが見えるアットホーム感
④ カメラの色はデフォルトで撮って出しの無編集
⑤ BGMや効果音のタイミングに統一性が見えない

などが個人的に見ていて目立ったので
僕はあえてその真逆のやり方で動画を作っています。

① 暗い空間にライト一灯
② テロップは全てグリッチエフェクトを使用
③ カメラの本体を細かく設定してLog撮影、編集で色を作る
④ 使用するBGMや効果音はテロップと動画の雰囲気に当てはまるもの

フリーランスでビデオグラファーをやっているので
セット作りから撮影・編集方法はその経験で学んできました。
画質と合わせて僕の思う「カッコ良さ」を追及しています。

もし競合のYouTuberが複数いるのであれば
「やっているネタは近いかも知れないけど、撮影方法などが全く違う」
というのを狙ってみると良いかもしれません。

僕の次の課題

このnoteを書いている2020年10月は撮影の仕事で地方にいく事が多く
ストックが作成できなかったのも重なり先月の様な強い伸びは有りませんが
「毎日少しずつ伸びてはいます。」

とりあえずまた定期的にアップできる様にする軌道修正はもちろんですがチャンネル登録者数へ繋げる確率を上げる方法をこれから考えていきます。
メールを頂いた後にアナリティクスを確認したのですが
僕のチャンネルは約88%の人間がチャンネル未登録状態です。

再生数が収益のYouTubeで登録者数は関係ないと言われますが
心の中で「んなわけないやん」って思っています(笑)

次にサムネイルなどの見直しです。
個人的に海外で多く見かける文章少なめ&写真一発系
サムネイルの方が僕の好みです。

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HANDS ON with NEW Canon 1DXMK3!!

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Why Tesla Model Y is Their Most Important Car! [Auto Focus Ep 5]

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Beautiful chords! (everyone should know)

このタイプのサムネイル昔一時期やりましたが凄まじく伸びづらい。(笑)
写真の撮り方が悪いのか?などを考えたのですが
おそらく「広告文化」の違いで
単純に多くの日本人に受けないんだと思います。
海外映画のポスターが一気にダサくなるあの現象で気付きました。
もちろん自分の活動している動画ジャンルによって
受け入れられたりそうじゃなかったりも左右されるはずです。

とりあえずデザイナーじゃない僕は始めにこちらを買いました。

まだ完璧に自分に落とし込めていませんが良い本です。
しかし考えてみたら

洋書からの翻訳の為、出来上がるデザインは割と外国人目線。

日本人に向けて発信しているので
デザイン書も日本人が作者の物を買った方が良いと気付きました。
友人に見せてもらったこれが良かったのでこちらも購入を検討しています。

もちろん写真一発系のサムネイルも将来は復活させたいので
今後も写真の撮り方は勉強していきます。
この間、日光市に行ってきたのでその写真みてー!(笑)

今回のnote参考になったかは分かりませんが
また今後僕のチャンネルで大きく変化が有ったら
それを紹介していこうと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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