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私的風景論

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写真家として長年向き合ってきた風景と風景写真について、自分なりの考え方をまとめた極めて私的な風景論
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記事一覧

土地の認識

美瑛という場所で撮るようになって30年以上。住み着いてから12年。ようやく見えてきたこと…

中西敏貴
7日前
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風景を美意識だけで見ないことの重要性

いきなり刺激的なタイトルかもしれませんね。でも、読み進めていただくとその真意がわかります…

中西敏貴
3週間前
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風景と風景写真について考える vol.4

私的風景論の記事数も少しずつ増えてきました。時間の取れた時にきままに書いているので、どう…

中西敏貴
1か月前
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潜像残像

美瑛で写真を撮り続けるための僕なりの答え。 その一つがオプタテシケであり、オホーツク、そ…

中西敏貴
1か月前
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風景と風景写真について考える vol.3

第3回目となる今回は、何名かの写真家の仕事を振り返りながら、彼らが自然をどう見ていたのか…

中西敏貴
4か月前
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風景と風景写真について考える vol.2

第2回となる今回は、風景という概念の前に「自然」についてどのように関わってきたのかについ…

中西敏貴
7か月前
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風景写真の現像とレタッチについての私感

数年前、雑誌の特集でレタッチしすぎの風景写真についての論考記事が話題になりました。過剰なレタッチは善なのか悪なのか。僕も少しインタビューを受けました。 そもそもの話 そもそもの話、フィルム時代から写真に何かしらの加工を施すことは行われてきました。フィルムで撮影し、暗室作業をしたことのある人ならば、写真が撮って出しではないことは当然理解されていることでしょう。カラーにしてもそうです。赤を強調する、暗部を明るくする、といったことはプリント時には当たり前のように指示していました

風景と風景写真について考える vol.1

自然への興味 学生時代に写真を始めた時から、自然を撮ることが好きでした。最初に教えられた…

中西敏貴
8か月前
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風景と風景写真について考える vol.0

数年前から、各地で風景写真についてのセミナーを依頼されることが増えました。回を重ねるごと…

中西敏貴
8か月前
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