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無形商材系事業者が物を売ると大半は上手くいかない決定的な理由

昨日は酒類販売管理研修に行って来た。まぁ本音を言うとこんなことは誰かに任せたいのだがどんな事業も始める時には大体こういう面倒くさい泥臭い作業も自分で行わなければいけない。

まぁそれはさておき、この講義では酒類の販売や酒税について学んだ。色々と規則が定められていてよくもまぁこんな作ったわといった感じである。こんな面倒くさい手続きをさせて、高い税金を払わせるからこの日本では起業率も上がらないし、新規事業を計画している事業者も新たな一歩が踏み出しにくい。

特にこういう物を売る商売は、在庫を抱えないといけない為Youtuberなどのコンテンツ商売やあらゆるコンサルティングなどの無形商売系事業よりも圧倒的にリスクがかかる。事業形態にもよるが100万じゃ済まないし500〜1,000万は最低でも必要になってくる。

昔の商売人は銀行などから融資を受けて借金をして事業を始めていたのだろう。ただ、昨今はあのビルゲイツでさえ事業を始めたのは資本金5,000ドル(67万円程度)、それが25年後に70兆円になったように初期投資が大してかからない無形商材系事業が広がって来た。

だから大学生とかが本当に初期費用がかからないWebマーケティングなどの事業にはしる。そしてある程度儲けたら全ての事業を知ったように語る。僕から言わせてみればいや貴方たちリスクとってねーだろと言いたい。

こういう無形商材系事業も会社を大きくするにつれてオフィスや従業員そしてマーケティングなどに費用が必要なのだが、初めにリスクを取れていないがために、そういう段階になってもリスク管理ばかり考え上手くスケーリングしていけないのだ。

事業はリスクをとってこそ成り立つ。何故ならばリスクを取らないといつまで経ってもスケーリングはできないからだ。お金を失いたくない、銀行からお金を借りたくない。そもそもこういう考えがある地点でスケーリングはできない為、事業は辞めた方がいい。寧ろそんなリスク管理がしたいのであればエリートサラリーマン目指してサラリーマンしてるほうが余程いいだろう。

だいたい、お金を事業に投資して失敗したところで別に大したことを失うわけでもない。ものというのは考えようで無形商材系事業とは違って物売り商売はしっかり有形で商材が残る為値引きをしたり売り方を変えたりするといつかは売れる。だから要は考え方次第でリスクにはならないのだ。

ただずっとサービスを売って来た事業者からすると500万や1,000万は初期投資にすると高いと思ってしまうのだ。失敗はチャンスだと捉えるという考え方がまだ浸透していないようだ。世の中の大半の人間は失敗を恐れる。別に失敗をするために事業を行ってないし、事業というのは研究と同じだと思ってて先行研究から仮説を立てて未知の場所を埋めていく。いわば仮説検証なのだが、研究でも失敗するために行う人はいない。

大きな成功のために大きなリスクを取る。
リスクなしに大成は困難だ。

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