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次シュレッダー使う人は誰かな?

以前いた会社、と言っても35年も前になりますが・・・
「後工程はお客さま」って学びました

以前勤めていた会社は自家工場を持つメーカーでしたので、工場のラインでのテーマだと、当時は自分ごととしては理解していませんでした

工場で、次の生産工程に製品を流す際に
「後工程の人はお客さまだと思って渡しなさい」
という心構えだとラインがスムースになり生産性が上がります
そして生産量もアップし、結果原価にも影響してトータルに考えると会社全体の利益に繋がる

ふーん
経営者の考える押し付けくらいにしか とらえていませんでした


最近、歳を重ねてこの「後工程はお客さま」ってフレーズは重要だなぁと気づき始めました

みなさんのお仕事で「後工程」って誰でしょう?
みなさんが生きている生活の中で「後工程」ってどなたでしょう?

もちろん、先ほど述べた工場のライン現場がいちばんわかりやすいのですが、事務職や営業職、一般のお仕事に置き換えて考えてみてください

マーフィーの法則ではないのですが
ぼくがコピーをしようとすると「A4のコピー用紙のトレーがありません」

シュレッダーしようとすると「チップがいっぱいです」
の表示が出ることがしばしばです

隣のコピー機のトレーから自分のコピーしたい分だけ補充すれば、コピーはできます
シュレッダーの扉を開けて、チップを上から押し込めば、僕がシュレッダーしたい分だけは可能です

それでも自分の仕事は終わります


次にコピーを使う人
次にシュレッダーを使う人

「後工程のお客さま」だと思ったら
A4の紙の束を取りに行き補充し、シュレッダー用のビニール袋を交換し、チップがこぼれたら拾う

取引先の「お客さま」だけがお客様ではないんだ
普段の生活や、先輩・同僚・後輩も「お客さま」なんだと

取引先のお客さまの前だけ取り繕って、笑顔で接していてもお客さまには見抜かれます
あなたが、シュレッダーのチップを上から押し込んでいたら・・・



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