北海道遠征2日目


(※諸事情により2日目の記事が先になります。)

おはようございます!2日目の朝です。3連休の混雑の影響で、みんなでまとまって宿泊できる宿が確保できず、宿は個人で取ることに。私は、札幌市営地下鉄東豊線の豊水すすきの駅から徒歩5分くらいにある「plat hostel keikyu sapporo sky」に宿泊していました(↓以下、ホテルHP)。清潔感のある新しいホテルでかなり良い宿でした。

すすきのというと札幌一の歓楽街のイメージがありますが、すすきのの中心部から少し離れた豊水すすきの駅周辺は、たいへん静かで宿泊するにはとても良い場所だと思います。
さて、ホテルを出て歩いて10分もしないうちにすすきのの中心部が見えてきました。

すすきの

札幌市電/地下鉄南北線に乗車

 ただ今の時刻は7時10分!札幌駅での集合時間まで2時間以上あります。なんで、こんな朝早く起きたかというと札幌市電に乗車するためです!仙台の路面電車は私が生まれるはるか昔に廃止なってしまいましたら、道路を電車が走っているのは新鮮ですね。札幌市電は1乗車200円(小人100円)、1周55分です。時間があったのですすきの駅から1周して札幌市電を完乗しました!

札幌市電(すすきの駅で撮影)

再びすすきの駅に戻ってきて、札幌市営地下鉄南北線で本日の集合場所である札幌駅に向かいます。

札幌市営地下鉄南北線 5000形 (すすきの駅で撮影)

南北線を含むすべての札幌の地下鉄は、すべて「ゴムタイヤ」となっています。札幌冬季オリンピックの開催に伴い1972年に開業した南北線は、日本初のゴムタイヤ方式を採用し、鉄道でよく見かけるレールと鉄輪はありません。見どころが多い札幌市営地下鉄、札幌に行く際はぜひ乗車してみてください。

札幌市時計台


札幌市時計台

 9時30分、一行は札幌駅に集合し、ここからみんなで札幌の街を歩いていきます。まず、最初に向かうのは「札幌市時計台」です!札幌市時計台は、明治11年に建設された現存する日本最古の時計台です。正式名称を「旧札幌農学校演武場」といい、札幌農学校(現、北海道大学)の初代教頭クラークの構想に基づき建設されました。建物2階が演武場となっており、当時の様子が思い起こされます。現在、夜はここで演奏会や講演会が行われているようです。建物1階は、展示室になっており、時計台の歴史を知ることのできる資料がたくさんありました。

2階の旧演武場では、クラーク博士と一緒に写真が撮れます!


さっぽろテレビ塔

さっぽろテレビ塔

 次に、札幌市時計台から徒歩10分程、札幌市のシンボルの一つである「さっぽろテレビ塔」にやってきました。さっぽろテレビ塔は1956年に着工、57年にオープンし、設計者は東京タワーの設計にも携わった内藤多仲氏です。さっぽろテレビ塔はもともと赤色ではなく銀色でしたが、開業当初は煤煙がひどく銀色がねずみ色になってしまい、曇り空のときに見えなくなってしまうことから、2回の塗り直しを経て赤色になったそうです。訪問時は、絶好の快晴で展望台からみる札幌の景色は最高でした。次回は夜に訪問して、札幌の夜景も楽しんでみたいですね。

さっぽろテレビ塔からの景色

昼食

 テレビ塔を離れ、すすきの方面に向かって創成川沿いを歩きました。創成川とは中島公園付近にある取水口から豊平川の水を引き込み、札幌中心部を東西に分けるように市街地を通り抜けて伏籠川に抜ける人口の河川です。川に沿って階段や散策路、緑あふれる自然があり、歩きやすい空間に整備されていました。

創成川

途中には「北海道里程元標」というものがあり、明治6年の太政官布告により北海道の道路の起点であることを示すためのものだそうです。

北海道里程元標

3連休の混雑のあり大勢で一緒に食べられる場所がなかったため、小人十グループで食べることに。私たちのグループは札幌名物のスープカレーを食べることにしました!場所は狸小路商店街から1本離れた「TREASURE」というお店です。人気店ということもあり1時間半くらい並びました。ほろほろのチキンと深い甘みのある野菜たちがスープカレーと非常にマッチしており、並んで食べた甲斐が本当にあったと思います。

札幌名物スープカレー

北海道庁旧本庁舎と北海道大学

 スープカレーを並んで食べ終わるまで2時間ほど要したので、食べ終わったころには15時近くになっていました。我々がスープカレーと食べている間に、他のメンバーはもともと予定のあった成田山札幌別院に行っていたようです。我々は行く時間がなかったので、札幌駅方面に戻り途中で他のメンバーと合流しました。そして、みんなで「北海道庁旧本庁舎」に向かいました。が、そこはリニューアル工事中で完全に工事の足場でおおわれており、きれいな赤いれんがの建物の様子を見ることはできませんでした。ただ、中には一部入ることができるようになっており、工事の様子の一部などは見学できました。令和7年3月にリニューアルされるということなので、そのときに再び行ってみようと思います。

リニューアル工事中の北海道庁旧本庁舎

そして、遠征2日目のゴールは北海道大学です。北海道大学は、札幌駅から歩いて10分弱の大変通学に便利な場所にあり、前身の札幌農学校時代の明治時代の趣を感じられる建物や、たくさんの木々や池もあり市民の憩いの場となっていました。実際に、大学構内を散策していた市民の方々もよくみられました。構内にクラークの胸像がありその前で2日目のまち歩きは終了です。かなりの距離を歩き疲れましたが、札幌のまちづくりの様子、歴史、建築物、グルメなどをたくさん堪能できて本当に来てよかったと思える都市でした。
 
 

クラークの胸像

番外編(エスコンフィールドHOKKAIDO)

北海道大学で解散はしましたが、本日は何と2023年~運用を開始した北海道日本ハムファイターズの新球場「エスコンフィールドHOKKAIDO」の試合開催日でした。そのため、野球好きの有志数名で実際に現地に向かうことにしました。札幌駅からのエスコンフィールドHOKKAIDOのアクセスは、まずJR千歳線で北広島駅に向かいます。快速エアポートに乗れば20分くらいで着きます。北広島駅で降りると、エスコン行きのシャトルバスがありそれで向かいました。最初はバスの本数が少なくなかなかバスに乗れなかったりキャッシュレスでの支払いができなくて運賃の支払いに時間がかかっていたようでしたが、私たちが行ったときにはバスもすぐに来て、交通系ICやクレジットカードのタッチ決済で支払えるようになっており特に不便さは感じませんでした。この部分はかなり改善がみられてよかったと思います。そして、実際に球場に着くとメジャーリーグの球場を彷彿とさせるつくりと迫力に圧倒されました!ちょうど着いた頃に試合も始まったのですが、1回裏に万波中正選手の先頭打者ホームランが見れました!また、エスコンフィールドの目玉はなんといってもグルメでしょう。様々な店が軒を連ねており野球以外でもたくさん楽しむことができます。再び、札幌駅のに戻る関係で最後までは見られませんでしたが、その試合は最後に再び万波選手がサヨナラホームランで決めるという何とも劇的な幕切れでした。ちなみに、万波選手が成し遂げた初回先頭打者ホームランとサヨナラホームランを同じにどちらも打った選手は、万波選手が2例目だそうでかなりのレア試合だそうです。札幌散策の後の疲れていた中でしたが、実際に来てみてその疲れも吹っ飛ぶくらい楽しく、少し足をのばして本当に良かったです。

エスコンフィールドHOKKAIDOの外観
エスコンフィールドHOKKAIDOの内部

3日目(予告)

 3日目は札幌を離れ、快速列車で40分弱の小樽を歩いてきました。異国情緒あふれる銀行跡や、小樽観光の定番である小樽運河などを楽しんできました。3日目もお楽しみに!

文責 Y.Ta


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