【不動産投資編】不動産投資とは具体的にどんな流れで収入になるのか。株やFXの違いは?②

前回の記事に続き、株やFXと不動産投資との違いについて書いていきます。

まず、株やFXでどのような利益が見込めるのかについて簡単に確認します。

例えば、100円のところでA社の株を買ったりドルを買ったりしたとします。
この相場が110円になったときに売却すれば、差額分(10円分×購入個数)の利益が発生します。
また、保有し続けることで、株であれば配当金、FXであればスワップポイントなどの利益を得ることもできます。
つまり、「相場による利益」と「保有による利益」があるといえます。

では次に、不動産投資の場合はどうかを考えます。
こちらでも売却差益(地価が上がったときに売る)と家賃収入があり、前者が「相場による利益」、後者が「保有による利益」に当たるという考え方ができます。
つまり、利益の性質については、株もFXも不動産投資もそれほど変わらないという考え方ができます。

しかし、個人的には以下の2点が両者において大きく異なるものだと思っています。
1.「手軽さ」という点においては株やFXのほうが優れています。
  簡単に始められ、継続できます。
  不動産は物件取得や維持に手続きが多く、特に初心者では狼狽します。
2.「安定性」という点においては不動産のほうが優れています。
  株やFXの相場は何かのイベントや事件で急変動することがありますが、不動産相場が急変動する割合は前者に比べて少ないと思われます。
  いわゆる「ロスカット」のようなことがありません。
  (なお、逆に言えば、株やFXでは「ハイリスク・ハイリターンが狙える」という側面もあります。)
 
安定性をとるのであれば不動産投資、手軽さをとって時にハイリターンを狙ったりしたいのであれば株やFX、という考え方ができるかもしれません。

ご参考になれば幸いです。


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