響けユーフォニアムとガールズバンドクライ

響けユーフォニアムの最新話で、久美子がソリストから落選するという展開がありました。
まあ、今回は地区大会,関西大会、全国大会と3回のそれぞれにオーディションが行われるという話になった段階で、関西大会の久美子落選は既定路線というか、予想通りの展開でした。
恐らく,次の全国大会のオーディションで久美子がソリストの座を奪い返し、全国大会で金賞をとって大円団という感じなのだと想像していす。
まあ、作品としてのクオリティはさすがですが、何か手堅い展開で先がある程度見えている感じがします。まあ,私が勝手に思っているだけで、ハズレている可能性もあるのですが…
その反動がガールズバンドクライに出ているのでは?というのが、私の読みです。
どちらの作品も脚本が花田十輝なので、そういう見方をしているわけです。
ガールズバンドクライはなかなか,むちゃくちゃで結構面白いです。続きものではない作品の中ではトップクラスで面白い気がします。
ガールズバンドクライは主人公のニナが好きなバンドダイヤモンドダストを辞めたモモカと知り合ってバンドを始める話ですが、いろいろなものにアンチを投げかけ、仮想敵に立ち向かって行く話ですが、仮想敵はやりたいことがやれたはずだったのが売れるためにアイドル化してしまったダイヤモンドダスト。しかもダイヤモンドダストはモモカの抜けた代わりのボーカルがニナをイジメて学校にいられなくしたコだったという、なかなか強引な設定。
やりたいことをやるために売れることを考えたくないモモカをやりたいこと、言いたいことを言って世間を見返したいニナのバトルな葛藤があり、敵に立ち向かう,というなかなか熱い物語です。
ユーフォニアムが大人な成功譚だとしたら、ガールズバンドクライは子どもの成功率になるのではないか、と思います。ガールズバンドクライに関してはいろいろ無茶もできそうなので,話がどう転ぶかはわからないのですが、楽しみであります。
もちろんユーフォニアムも楽しみにしています。

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