ペットショップボーイズについて

最近、新作が出たからなのか、ふとペットショップボーイズが聴きたくなってベストアルバムを聴きました。
ペットショップボーイズはウエストエンドガールズの全英1位から、ずっと第一線で活躍しているイメージがあります。
個人的にはウエストエンドガールズを初めに聴いた時は、カッコよくて衝撃的でした。今聴いてもカッコいいと思います。楽曲の良さが変わらないという楽曲は数多くありますが、そのエッジ感が失われない楽曲というのはかなかなありません。ただ、その後にリリースされた楽曲に関して言えば、いいんだか悪いんだか、非常にモヤモヤしてしまうのです。
私がペットショップボーイズを好きか嫌いかと言えば、嫌いではない、が適切です。いいなあと思う瞬間も多々あれど、ダサいと思う瞬間も多々あるのです。
私的に言えば、そういう風に感じるアーティストが他にないわけではないのですが、そういうアーティストはたいていの場合、すぐ消えてしまうのです。しかし、ペットショップボーイズに関して言えば、最新作のホットスポットでも全英3位を記録しているようなので、バリバリの現役と言っても差し支えないでしょう。
なので、微妙な感情かあるのですが、現役なのでよくネット等でもニュースを見るのです。それがまた、私を微妙な気持ちにさせてしまうのです。
ダサいと思わせるのはユーロビートチックなアレンジをよくすることと歌い方なのではないかと思うのですが、カッコいいアレンジの曲なんかもいれたりして、そこでまたモヤモヤさせるのです。ストリーツハブノーネームのカバーでU2にキレられたという逸話もあるようですが、すごく下世話にしてしまうセンスがあるのだと思うのです。先鋭的なこともできてしまうのに、下世話なことも平気でやってしまう。それがペットショップボーイズなのではないかと思います。

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