今期の春アニメについて思うこと

今期の春アニメは、続編が多すぎないか?と思いませんか? 特にかつての人気作の。
とある記事で期待するアニメで、鬼滅の刃の新作が期待値4位だったというものがあったのですが、響けユーフォニアムが3位、2位が無職転生、異世界行ったら本気出す、一位が転生したらスライムだった件、だという記事でした。
他にも魔法科高校の劣等生とかゆるキャン、僕のヒーローアカデミア、この素晴らしい世界に祝福をなど、かつての覇権アニメの続編のオンパレードなのです。ちょっと集まりすぎじゃないかと思います。
覇権を取った時期から随分と間隔が開いている作品もありますし、どの作品が一番人気になるのか気になるところですが、そんなに何本もアニメを観てられない、という人も多くいると思うのです。
そういう人気作品の続編は一年間を通してバランスよく配置するよう考えて欲しいものですが、サブスクの時代には、それもいらない心配なのかもしれないですが。
ただ、それは覇権アニメなど勝ち組には問題ないと思うのですが、これからのチャレンジャーからすると、正直、いい迷惑でしかないかもしれません。
やはり、評判を呼ぶためにはたくさんの人に見てもらわなければなりません。人気作の続編が溢れると、新しい作品がなかなか世に出る機会が減ってしまうのです。物理的に人かワンシーズンにチェックできるアニメの量は決まっているのですから。もちろん人の能力や状況によってその量も変わると思いますが。
例えば、今期の怪獣8号やアイマスシャイニーカラーズなどのように原作にパワーのあるものなら戦えるかもしれませんが、特にクリエーターが長年温めてきた渾身の企画なんかは余程のトピックがないと戦えません。
長年温めてきたかはさておき、リコリスリコイルやオッドタクシーのような作品がこういう状況で埋もれてしまってはもったいないと思うのです。
誰か、そうならないようにコントロールしてくれにいでしょうか。クランチロールとか、そういうところでしょうか。よろしくお願いします。

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