10代に聴いていた音楽が生涯に影響を与える

10代に聴いていた音楽が生涯に影響を与える、という記事を読みました。新しい音楽の発見は24歳でピークを迎えるそうてす。
24歳のピークというのは疑問もありますが、10代に聴いていた音楽、というのは確かに、というところはあります。
自分の音楽の趣味を振り返ってみると、プリンスやマドンナ、アートオブノイズ、ビースティボーイズ、maas、ZZトップ、ジャネットジャクソン、マイケルジャクソン、ビリージョエルとか雑食性の音楽に興味を持っていたので、そういうのは今でもその流れに乗っかった音楽を聴いているような実感は確かにあります。実際、その頃の音楽は今もよく聴きますし。
ただ新しい音楽の発見が24歳がピークかと言えば、違うような気がしていましたが、振り返ってみると、その頃は渋谷系流行の真っ只中。確かに新しい音楽に貪欲に触手を伸ばしていたことは間違いないです。
ただ、そこがピークだったかと言えば、そういうことはないと思っています。
自分の刺激を受けた音楽というのは、30歳過ぎても40歳近くでも出会ったような気がします。私個人の感覚では、新しい刺激とあまり思わなくなったのは40代も後半くらいのような気がします。
知り合いがかつて、人に音楽の許容量があるという説を唱えていて、なるほどと思いました。実際、自分の音楽遍歴を振り返ってみると40代中盤くらいでかなり減退しています。まあ、世間とかシーンの状況とかもあるのですが、心当たりはあります。
それよりも周りの人の音楽遍歴などを見ても、若いころのようにある程度の年齢になっても新しい音楽を追い求めている人もほとんどいないように感じます。
それを考えると10代に音楽をしっかり聴いて土台を作り、そこから20代、30代、40代と音楽体験を豊潤なものにしていく、という流れがいい感じなのかもしれません。

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