ガールズバンドクライ

ガールズバンドクライはボーイズドントクライのもじりだとは思いますが、恐らくその話とはまったく関係ないとは思うのですが、今期のダークホースになるかも、候補です。
なぜか、今季はガールズ音楽ものが多く、アイドルマスターも2種類やってますし、夜にクラゲは泳げないとか、ささやくように恋を唄う、とか。響けユーフォニアムは、音源でメディアミックスしないので別枠にします。
まあ、ここにガールズ音楽ものが集中したのはひとえにぼっちざろっくの成功によるところが大きいのではないかと思います。アイマスはたまたまかもしれませんが。
個人的には夜のクラゲは泳げないの方が、企画的には今っぽい編成でおもしろそうだと思うのですが、やはり、ガールズバンドクライはシリーズ構成が花田十輝というところが大きな注目せざるを得ないポイントだと思います。
そもそも今期、花田十輝は響けユーフォニアムのシリーズ構成をやってるはず、というかやっているのに、他の作品もやってるなんて思いませんでした。
ガールズバンドクライは、いい意味で、鬱陶しいアニメだと思います。なんか、絡む絡む、居酒屋での熱いロック談義、みたいな作品です。
宇宙よりも遠い場所も熱いアニメだと思うのですが、キャラクターの関係性などいい塩梅に落ち着いて、傑作となったのだと思います。
一方、ガールズバンドクライのキャラに関してはやたら不安定というか、やたらつっかかるのです。とにかく主人公は主要キャラに、つっかかる。とにかく主張が多いのです。
爪痕を残す、というセリフも出てきますが、この作品のテーマがそれなのではないかと思うほどです。
ボカロの曲は言葉数が多いし、言葉が詰まっています。主張がそこに詰まっている、という場合も結構あって、それが共感を得たりすることも。新加入になるであろうキーボードは言葉数の多いボカロの曲を作り、それを歌えるボーカルを探してました。きっと、いろいろ言いたいことがたくさんあるのです。
またウザくなるのです、きっと。
そのウザさがどれくらい若者の心に爪痕を残すのか、楽しみです。

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