エイリアンロムルス試写の評判は良さそう

エイリアンロムルスは9月に公開予定ですが、ワールドプレミアが行われたという記事を読みました。
評判はかなりいいみたいです。と言っても試写の評判などは基本的に前宣伝になるわけで、まあ、あまり悪い情報が出てくることもほとんどないわけで、実際にそれを鵜呑みにしていいかというとちょっとわかりません。
ただ、本家リドリースコットは大絶賛しているようです。
エイリアンシリーズはプロメテウス、コヴェナントとリドリースコットがかんとくしましたが、動員はイマイチだったようで、今回のフェデアルバレス監督の起用となったのではないかと推測します。
プロメテウスは異色な作品でしたが、コヴェナントは個人的には悪くない出来ではあったとは思うのですが、言わば最初のエイリアンの焼き直しに近い内容だっただけに今のプラスアルファが求められているということで、それを求めての起用だったのではないかと想像しています。
エイリアンの衝撃はやはり、エイリアンのような存在の登場のインパクトだと思います。もちろん、会社の裏切りなどホラーテイストだけでなくミステリーテイストももった話も面白いのですが、ギーガーのデザインしたエイリアンの存在は、血液が酸で何でも溶かすとかそういった設定なども含め、それを遥かに凌駕します。
一作目の、出し渋って最後の最後まで姿を見せなかった演出も際立って、強烈な印象を残しています。
だから焼き直しのようだったコヴェナントは作品としては悪くないとは思うのですが、インパクトを残すことができなかった、ということなのだと思うのです。
今回のロムルスがどんな作品かはわからないのですがエイリアンの持つホラーテイストが強めの作品のような気がします。エイリアン2のようなアクション巨編として違うベクトルで勝負するというのも悪くはないですが、やはりエイリアンが大量に出てくるとどうしても安っぽくも見えてしまうので、いい塩梅でエイリアンの良さを活かしつつ面白い作品になっていれば、と心から願います。

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