阪神とオリックスによる日本シリーズ

阪神が負けなしでクライマックスシリーズを勝ち進むとすぐにオリックスが一敗はしたもののクライマックスシリーズを3年連続で勝ち抜き、なんと今年の日本シリーズは関西対決、正確には兵庫対決が決まったわけです。関西人としては嬉しい限りです。甲子園なら決勝が関西対決なんて何度もあったような気はしますが、プロ野球では関西対決なんて記憶がありません。かつて58年前に阪神対南海というのが、過去に一度だけあったようですが、まあ、私の生まれる前の話なので知らなくても当然ですね。
今年は、どちらのチームもペナントレースはぶっちぎりの強さで勝ち抜いただけあって、クライマックスシリーズもまさに横綱相撲というか、びっくりするくらいの安定感でした。
こういう強いチーム同士の戦いはワクワクします。
特に阪神の強さは、85年のあの伝説のバース、掛布、岡田のあのときの圧倒的な強さを彷彿とさせます。
対戦相手は黄金期に突入したと言っても語弊のない西武ライオンズ、現在3連覇というまさに黄金期のオリックスというのも似ています。また中嶋監督に代わる前最下位だったオリックス、西武も広岡監督に代わって強くなったというのも似ています。さらに、あのときの監督は吉田義男も第二期の初年度でしたが、今回の岡田監督も二期目の初年度という共通点もあります。
個人的な見立てで言えば、4勝2敗1引き分けと睨んでいます。
まあ、完全にカンですので根拠はまったくあるませんが。ただ、吉田阪神はあの最強の時代の翌々年にバースも掛布も岡田も真弓もいたのに最下位を独走することになるのですが、歴史は繰り返すのでしょうか?
ただ、こういったスポーツの結果のような話題は生きていく上で、何の役にも立たないような気もするのですが、意外といろいろなところで話題になったりすることも多いなです。どんなものが、人生の糧になるかはわからないものなのです。勉強ばっかりやってればいいというものではないということを、そんなことで実感したりします。

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