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グルメな夫のトマトジュース

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人参ジュース。数日に一度はつくるのだから、わたしの十八番といってよいだろう。
①人参は皮つきのまま、テキトーな量をスライサーで薄切りしてブレンダーに入れる。
②蜂蜜をテキトーに入れる。
③調整豆乳と水をテキトーに入れる。
➃ブレンダーをテキトーに回す。(たぶん20~30秒くらい)
面倒くさくなくて(人参の皮むきとか、面倒なことはいっさい省いているのだから当然だ)、あっというまにできて、しかもおいしい!


ところが、グルメな夫がジュースをつくると、まったく味がちがうのである。人参よりくせがあるトマトのジュースなのに、まろやかなおいしさはどうだろう!私でもわかるくらい、いつもの人参ジュースより段違いにおいしい。
グルメな夫は、材料は同じだが、すべてがテキトーな私とはちがって、すべて注意深く計量して絶妙なバランスで配合する。ブレンダーを回す時間もずっと長い。


自分の十八番の人参ジュースのことは忘れて、グルメな夫のトマトジュースを味わう。おいしい。しあわせだ。

トマトと豆乳の組み合わせのおいしさを知ったのはインドネシアの空港の中のレストランでのことである。以来、我が家の夏のジュースである。
インドネシアではジュースの種類が豊富でおいしい。パパイヤやスイカやパイナップルのジュースのコクのあるおいしさは実際に味あわないとわからないと思う。


中にはびっくりするジュースもある。アボカドジュースは、なんとチョコレート入りででてくる。最初はびびったものの、勇気を出して飲んでみると意外なおいしさである。インドネシアでジュースを飲むときは、まずアボカドジュースがあるかどうか、店の主人にきく。メニューにあっても「今日はない」といわれることもよくある。だから、アボカドジュースがあるときは、それはそれは大喜びする私である。


チョコレート入りのアボカドジュース(写真)。おいしい。しあわせだ。

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