【総額5,000万の資金調達実施】コーヒーのサブスク サービスを展開するPost Coffee/#2マーケティングトレース
今回は最近資金調達をして認知されつつある、コーヒーのサブスクサービスである「Post Coffee」をマーケティングトレースしようと思います。
普段からコーヒーを飲んでおり個人的にコーヒーが好きなのもあって今回のテーマとして選定。
Post Coffeeとは?
会社概要
会社名 : POST COFFEE 株式会社 (PostCoffee Co.)
代表 : 代表取締役 下村 領
所在地 : 東京都渋谷区富ヶ谷2-16-10 HOUSE 2F
設立 : 2018年9月
資金調達:2019年9月に5000万調達完了
兄弟でデジタルクリエイティブ製作会社を経営されており、デザイナー兼エンジニアとして活動される傍で、渋谷でコーヒースタンドを2年半ほどバリスタを経験した経緯を持っている。
コーヒー市場について
まずはコーヒー市場の全体像を把握するために、コーヒー国内消費量推移をみると、1996年以降微増傾向。
飲用場所別平均杯数は、家庭用が全体の6割を占めている。
5F分析:外部環境を分析する
コーヒーはカフェなどの店舗、コンビニ、自動販売機、コンビニなど飲める場所や商品が豊富で、個人/法人有象無象に存在しているため、外部環境は厳しい。
3C分析:KSFを見つける
自社の特徴はスペシャリティコーヒー豆をサブスク 型ですぐに届けることができるため、コーヒー豆に拘りを持っており豆を買いに行く、都度注文するのが手間だと感じているユーザーにとってKSFとなる。世の中的にサブスク モデルのサービスが展開され始めているが、コーヒー豆で展開している企業も少ないため、スペシャリティコーヒーが鍵を握っている。
4P分析:マーケティングミクスで全体像整理
スターターキット(現状)を用意し、豆の味を3パターン(浅煎り、中入り、深入り)と幅広く体験してもらい、そこから自分の好みを絞って豆の種類を絞っていく方法で好みに当たりをつける様にしている。
Promotionは現状お金をかけずにオフラインイベントでの出店や、SNSを中心としたキャンペーン訴求などでユーザーリーチを狙っている。
STP分析:ターゲットを決め差別化を図る
セグメンテーション:コーヒーを習慣的に飲む人
ターゲット :コーヒー豆に拘りを持っている人
ポジショニング :良い豆を手間なく定期的に手に入れられるサービス
もし自分がCMOだったら?
「もし自分がPost CoffeeのCMOだったら、広告にお金をかけずにPost Coffeeの知名度を上げ新規ユーザーを獲得していくか?」
①SNSでハッシュタグを使った拡散キャンペーン
例)#Post coffee使ったよ などハッシュタグをつけてシェアしてもらい、
シェア数に応じて500円分無料クーポンプレゼント対象者数を増やす。
→拡散数を増やし認知度とApp DL数を増やす目的。
②移動コーヒー屋
主要都市(渋谷、原宿など)をメインに、移動コーヒー屋で各地を周りPost Coffeeの認知と味の良さを知ってもらう。
③コンビニ弁当とコラボ
コンビニの弁当などにApp DL様QRコードをつけておき、QRコード経由でApp DLした人に対して500円offクーポン付与
→「食後のコーヒー」を考える人に対するリーチ
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思いつく施策が各論の話になりがちだなーという印象。
普段みている企業以外のマーケティングについて考えることで、引き出しや発想を広げていきたい。
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