関東遠征時の関西騎手成績

先週から5週連続東京競馬場でGⅠレースが続きます。今週はその2週目、ヴィクトリアマイルですね。

例年と違うのは騎手の移動制限でGⅠに乗る関西騎手が土曜にも東京競馬場で騎乗しなければいけないこと。しかも3勝クラス以下だと関東馬にしか乗ることができなくて、武騎手や川田騎手などGⅠによく乗る関西騎手にはちょっと不利な感じがしています。

さて、実際のところ関西騎手が関東開催で関東馬に乗る時の成績はどうなるのか。かなり落ちるのかそうでもないのかというところで調べてみたいと思ういます。データは18年以降で各騎手ごとに全成績と中山・東京競馬場で関東馬に乗った時との成績を比べています。

まずは今週GⅠ出走があり関東遠征になる和田騎手から。和田騎手は関西開催では数も多く乗って人気馬にも乗るでしょうが、関東遠征となるとちょっと期待値が下がるかな予想しているのですが。

結果はこうなりました

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関東遠征だと予想通り全項目で成績が落ちています。仕方ないところですね。

他の騎手はどうでしょうか。

松山騎手、福永騎手、武騎手、川田騎手、池添騎手について調べてみました。成績がほぼ落ちない騎手が一人。成績は落ちるけど逆に回収率は上がる騎手が一人いました。誰だと思いますか。


結果はこちら

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成績がほぼ落ちないのは武豊騎手。全成績だと率的に福永騎手とおなじくらいですが、関東に限定すると武騎手の方が上回ってきます。

そして松山騎手は平均人気が下がっているように騎乗馬の質は落ちても、複勝率はキープ。そして回収率が上がっていく結果となりました。

今週はこれらの騎手に加え、ルメール騎手、レーン騎手、先週GⅠを勝ったデムーロ騎手など、一流ジョッキーが土曜日から東京競馬場に集まります。騎手人気もちょっとばらけてくれるでしょうかね?

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