ポーランドでのリモートワーク生活🇵🇱2

トラムの話。
クラクフ中心地から郊外の家までトラムで3-40分程を行き来している。
この町はヨーロッパの中でも特に緑が多いとのことで、トラムから見る車窓はのどかで癒される。

トラムは3車両ほどが一体となった作りゆえか、乗客は各車両から自由に出入りできるが、切符確認はコントロールという私服警官みたいな係の人が極たまーにやってきて、出し抜けに確認を始める。

ある晩、乗車して席に腰掛け、ようやく出発という直前、閉まるドアに向かって突然外に駆け出す若い女の子を目撃した。コントロールが乗車していたからだ。

また別の夜には、後ろの席の若い男の子が学割切符を持っているのに学生証を携帯しておらず、コントロールに詰められ罰金となり、車内で親に電話しても支払いが確認されず、数駅目的駅を通過した後に一緒に降ろされていった。

しかしいつも厳しい話ばかりではない。昨晩は若い男の子が対面席で居合わせた女の子に去り際、「君はLady Gagaによく似ているいると言われているだろうけど、彼女より全然可愛いよ。」と言って颯爽とトラムを飛び出していった。

私はこの町が好きだ。