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娯楽映画研究所通信

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娯楽映画研究所からのお知らせをまとめました。
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#勝新太郎

『人斬り』(1969年8月9日・五社英雄)

 石原裕次郎の最後の映画ソフトが2022年8月30日、五社英雄監督の命日にリリースされた。待望…

娯楽映画研究所ダイアリー 2022年1月17日(月)〜1月23日(日)

配信動画「佐藤利明の娯楽映画研究所」今回はカツライス特集第三弾! 勝新太郎さんと田村高廣…

勝新太郎&田村高廣「兵隊やくざ」大全

 勝新太郎&田村高廣コンビの人気シリーズ「兵隊やくざ」全作レビューのインデックスページで…

『新・兵隊やくざ 火線』(1972年4月22日・勝プロ=東宝・増村保造)

 昭和46(1971)年、大映が倒産。勝新太郎はホームグラウンドを失ったが、昭和42(1967)年に…

『兵隊やくざ 強奪』(1968年10月5日・大映京都・田中徳三)

 昭和40(1965)年3月13日に公開された『兵隊やくざ』(大映東京・増村保造)を第1作に、低迷…

『兵隊やくざ 殴り込み』(1967年9月15日・大映京都・田中徳三)

 シリーズ第7作『兵隊やくざ 殴り込み』(大映京都・田中徳三)が公開されたのは昭和42(19…

『兵隊やくざ 俺にまかせろ』(1967年2月25日・大映京都・田中徳三)

 昭和40(1965)年にスタートした、勝新太郎&田村高廣のコンビによる痛快戦争喜活劇「兵隊やくざ」シリーズも2年間で6作目。斜陽の映画界で、大映ではコンスタントに収益が見込める「カツライス=勝新太郎・市川雷蔵」のシリーズ映画が連作されていた。 第5作『兵隊やくざ 大脱走』(1966年11月9日・田中徳三)までは、連続した時間軸の物語だった。前作は、昭和20年8月、配線間際のソ満国境を舞台に、ソ連軍の猛攻から、北満開拓団の救出成功したところで「完」となった。しかし、それから

娯楽映画研究所ダイアリー2021年11月8日(月)〜11月14日(日)

11月8日(月)『リスペクト』・『忍びの者 新・霧隠才蔵』(1966年・森一生)・『悪名十八番…

『兵隊やくざ 大脱走』(1966年11月9日・大映京都・田中徳三)

 勝新太郎の粗野だけど純情な大宮二等兵と、田村高廣演じる大学でのインテリ古参兵・有田上等…

『兵隊やくざ 脱獄』(1966年7月3日・大映京都・森一生)

 昭和41(1966)年7月第二週の日本映画各社の封切りは次の通り。松竹は7月9日に宍戸錠&吉…

『新・兵隊やくざ』(1966年1月3日・大映東京・田中徳三)

 note「佐藤利明の娯楽映画研究所」いつもご贔屓にしてくださり、ありがとうございます。この…

勝新太郎と田宮二郎『悪名』大全

朝吉(勝新太郎)と清次(田宮二郎)コンビのパワフルで豪快な痛快シリーズ! 佐藤利明の娯楽…

『続・兵隊やくざ』(1965年8月14日・大映京都・田中徳三)

 斜陽の映画界で、大映プログラムピクチャーを「座頭市」「悪名」シリーズで牽引してきた勝新…

『兵隊やくざ』(1965年3月13日・大映東京・増村保造)

 『悪名』(1961年)、『座頭市物語』(1962年)のシリーズ化で、勝新太郎は大映のエースとなり、昭和40年代半ばにかけて、斜陽の映画界を支えた。そのもう一つの柱となったのが、昭和40(1965)年3月13日に公開された『兵隊やくざ』を第一作に(勝プロ=東宝も含めて)全9作作られる「兵隊やくざ」シリーズである。映画ファン的には『続・悪名』(1961年・田中徳三)やそのリメイク『悪名 縄張荒らし』(1974年・増村保造)のラストで、朝吉(勝新太郎)が出征。中国戦線に向かうとこ