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【71】困難の壁に立ち向かう勇気 - 「助けて」という一言の力

私たちは生きていると、時には大きな壁にぶつかることがあります。仕事がうまくいかない、人間関係がうまくいかない、家族のことで悩む...。そんな時、一人で悩んでしまい、どうしようもない気持ちになることもあるでしょう。

しかし、私が長い間感じてきたことがあります。それは、困った時に「助けてください!」と声を上げる勇気があれば、多くのことは乗り越えることができるということです。

一人で抱え込んでしまうと、その重さに耐えかねてしまうこともあります。時には、その苦しみから逃れるために、言ってはいけない選択をしてしまう人もいます。しかし、そうなる前に、一度立ち止まってみてください。そして、心の中で「助けて!」と叫んでみるのです。そして、ここからが最も大切なのですが、その声を、家族や知人、職場の誰か信頼できる人に向けてみてください。周りに信頼できる人がいなかったら、ネットで相談できるところがたくさんあります。

ちなみに私の場合は、心療内科に相談してカウンセリングを受けました。「精神科に行くのは恥ずかしい」と感じる人もいるかもしれませんが、そんなことはありません。年齢を問わず、多くの人たちが助けを求めて通院しています。気持ちが落ち込んでいる時には、医師が処方する薬物療法も効果がありますよ。私も経験者なのでよくわかります。

不思議なことに、人は誰かを助けたいと思っています。助けを求めることで、思わぬ支援が得られることも少なくありません。それは、助けてくれる人にとっても、あなたを助けることができて嬉しい瞬間なのです。つまり、助けを求めることは、助けてくれる人にも喜びをもたらすことなのです。

このように、「助けて」という一言は、互いの心をつなげ、問題を乗り越えるための大きな一歩となります。しかし、実際にその一言を口に出すことは、とても勇気がいることです。でも、その一歩を踏み出すことで、見えてくる世界はきっと変わるでしょう。困難は、一人で抱え込むものではなく、みんなで乗り越えていくもの。そんな思いを大切にして、勇気を出してみてください。

★ワンポイント

「助けて」と声に出すことは、困難を乗り越えるための最初の一歩です。
一人で悩むのではなく、勇気を持ってその一言を伝えてみましょう。そうすることで、予想外の支援が得られ、問題を解決へと導くかもしれません。

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