見出し画像

【137】何となくイイ気分で:無条件に心から楽しむ時間

私たちは日々、様々なことに挑戦し努力しています。勉強や仕事、スポーツや趣味…。何事も頑張ること自体はとても素晴らしいことです。しかし、ふと立ち止まって考えてみたことはありますか?「いま、自分はそれを本当に楽しんでいるのだろうか?」と。

頑張ることが、時には私たちを疲れさせたり、ストレスを感じさせたりすることもあるのは事実です。目の前の課題に集中しすぎて、心から楽しむことを忘れてしまうこともありますよね。でも、もしも「楽しくない」と感じたら、それは無理に頑張らなくてもいいサインかもしれません。

そこで、私から一つ提案があります。それは、「なんとなくイイ気分で」過ごすということです。このポイントは、「なんとなく」という部分です。「イイ気分」というのは、必ずしも100%である必要はありません。「なんとなく=無条件に」と考えてみてください。つまり、心がモヤモヤしている状態でも、憂鬱な状態でも、無条件に「イイ気分」になることはできるのです。

これは、目の前の課題から少し距離を置いて、自分自身の気持ちに耳を傾ける時間を持つことを意味します。一日の終わりに、自分が心地良いと感じることに時間を使うのです。それは、好きな音楽を聴くことかもしれませんし、美味しいものを食べること、またはただゆっくりとコーヒーを飲みながら窓の外を眺めることかもしれません。

「何となくイイ気分で」過ごす時間は、私たちの心に余裕をもたらし、新たな発見や創造性を引き出すきっかけにもなり得ます。無理に頑張るのではなく、「自分の心が何を求めているのか」を聴くこと。それが、次のステップへと踏み出す力を与えてくれるのです。

このように、無条件の楽しみを見つけることは、幸せを感じるためにとても重要です。生きていれば、毎日イヤなことがたくさんあります。これは何もあなただけではなく、みんなそうです。でも、ちょっと意識を変えるだけで「無条件の幸せ」はいくらでも見つかるはずです。たとえ辛く苦しいことがあっても、自分を責める必要はありません。そんな人生を、無条件に楽しんでしまいましょう。たった一度きりの人生、辛く苦しい気持ちで一日を終えるか、それとも「なんとなく良い気分で」一日を終えるか。これによって、人生は全く変わってきます。

★ワンポイント

頑張ることは大切ですが、それ以上に大切なのは、自分自身が本当に求めていることを理解し、無条件に心から楽しむことです。今日も「何となくイイ気分で」一日を締めくくり、心にゆとりを持つことが、明日への活力となります。自分自身に優しく、時には頑張らずに過ごすことも、大切な自己ケアの一つです。

★佐藤伝氏の著書から

「今日も、なんとなくイイ気分で!」

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?