転職活動の面接で有利になりやすい自己PRの表現方法や職務経歴書の書き方を紹介

キャリアコンサルタント・人材会社営業職の西俊明です。
今日は在宅勤務でブログを書いています。

面接では、面接官に自分の長所をアピールする機会があります。また、職務経歴書にも長所をアピールする自己PR欄があり、どちらも面接では重要です。初めての転職活動なので、どうアピールしたらいいのか、どう書いたらいいのか分からない方も多いのではないでしょうか。この記事では、面接で有利になりやすい自己PR方法を紹介します。

面接官にアピールする方法

自己PRは、面接官からの質問がない限り、基本的に一方的に話さなければなりません。だからと言って、アピールしたいことをただしゃべり倒すのは、逆にマイナスなイメージを持たれてしまうことがあります。上手な自己PR方法とは、簡単に言えば面接官に興味を持ってもらうことです。大事なのは話の組み立て方で、導入からアピールポイントの要約、アピールポイントの内容から結論までテンポよく話す必要があります。

#導入

話しはじめのことです。導入で失敗すると、その後の自己PRに興味を持ってもらえないことがあります。効果的な導入は、面接官を引き込むことです。簡単な自己紹介の後に、今までどんな仕事をして、どんなスキルがあるのかを簡単に紹介します。これだけですが、ハキハキとスムーズに話さなければ、いい印象を持ってもらえないことがあります。面接での自己PRは短く分かりやすい方がいいため、伝えたいことを長々と話すより、要約して簡潔に伝えたほうが好印象です。

#アピールポイント

導入が終わったら、すぐにアピールポイントに移ります。導入で紹介した経験やスキルの内容を伝えますが、ここでも要約することをおすすめします。資格を持っている場合は、資格を取得するためにどう努力したかより、ただ資格の名前を言うだけで充分です。職業によっては優遇される資格があるため、優遇される資格を持っている場合はその資格を先に言い、ほかの資格は後回しにしましょう。自己PRでは、職種に合ったアピールをすることも大事です。転職予定先が接客業なら人間関係を築けること、IT系なら携わったプロジェクトや処理能力をアピールするなどをし、職種に関係ない的外れなアピールは避けた方が無難です。

#結論

前職の経験が転職予定先に有利になりそうなら、どんなスキルがあり、それをどう活かすことができそうかをアピールします。例を挙げると、「前職で培った〇〇(スキル)は、きっと御社のお役に立つことができると思います」です。面接官も、自社のために働いてくれる社員を探しています。いくらいい資格やスキルも持っていても、自社のためにならないと判断されれば落とされることもあります。

職務経歴書の自己PRの書き方

職務経歴書に自己PRを書くときは、面接とは違って1つ1つのアピールポイントを掘り下げる必要があります。面接ではどんなスキルがあるか簡潔に話すだけで特に問題ありませんが、職務経歴書の場合は、そのスキルを前職でどう生かしてきたかを書きましょう。問題解決能力ならどういったシチュエーションで、どう問題を解決したかです。また、そのあとに解決してどう向上できたかも書いた方がいいでしょう。仕事の取り組み方も自己PRとして有効です。肩書だけ立派でも、仕事の取り組み方が転職予定先に合うとは限りません。

どう書いていいか分からない方は、前職での失敗談は書かず、責任感が強く向上心があることを書くと無難です。文章の最後は面接と同じく、会社に役に立てるということを書いて締めます。

面接のぶっつけ本番は危険

面接は思い通りに進まないことも多く、不意に質問されるとうまく返せない方もいます。本番前に友人や知人などに面接官になってもらい、何度も練習しましょう。こちらが自己PRをしている最中に、質問を挟んでもらうとより効果的です。面接官も同じ人間なので、練習の中でどう心を動かせるかを学ぶことが大事です。悪いところは堂々と指摘してもらい、素直に受け取り改善していきましょう。


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