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半年やって感じたZettelkastenのすごさ「Notion×Zettelkasten」

これは「Notion 大学 Advent Calendar 2023」の 12月11日 の記事です。

前回はチャベスさんの「Notion を活用した英語学習」でした。

Notion大学から来ていただいた方、ありがとうございます、まだ空いてますので、ぜひアドベントカレンダー書いてみてください!
他のところから見つけてきていただいた方、興味を持っていただいてありがとうございます。

このアドベントカレンダーは、本家Notionアドベントカレンダーがあまりにも速攻埋まってしまったので、Notion大学というコミュニティでも、有志でアドベントカレンダーをやってみよう!ということになり始まりました。

10日からスタートし、今日は第二回目になります。

Zettelkastenとわたし

わたし、Toshi@yaminabeはNotion大学内の部活、Zettelkasten部の部長を拝命しております。

また、最近Zettelkasten単体のコミュニティを作りたいなーとも考えております。

Notion大学内のアドベントカレンダーで書くならZettelkastenについてしかないだろうということで、この記事を書き始めました。
ちなみにこの記事を書く際にもZettelkastenを活用しています。

この記事を読んでZettelkastenに興味が出た方は、ぜひZettelkasten部、もしくはZettelkasten研究所(仮)まで!

※ コミュニティ招待リンクは1週間(~2023/12/18)限定


この記事をおすすめしたい方

  • Zettelkastenに興味がある方
    →知識の管理をしてみたい!
    →メモを取ってるけど活かせてない……

  • Zettelkastenを始めたけどよくわからない方
    →あまりうまく活用できている気がしない……
    →結局なにがすごいかわからない……

こんな人に読んでもらえると嬉しいです。


Zettelkastenのすごいところ

そもそもZettelkastenとは?

3行で説明すると、

・ Zettelkastenはドイツ語でカードボックスという意味
・ とんでもなく論文を出した社会学者のメモ術
・ カード1枚分のメモをリンクさせることで、知識を活用しやすくする

このように、そんなに難しくないのですが、実際にこのメモ術を行っていた方は40年間で70冊以上の本、500本以上の学術論文を発表しています。
はっきり言って「アウトプットおばけ」です。
ここまで多く発表出来たのは、メモ術のおかげではないか?と言われているため、このZettelkastenに注目が集まっているんですね。

Zettelkastenについて、より詳しく知りたい方はこちらの記事がおすすめですので、一度覗いてみてください。


Zettelkastenをやって感じた3つの利点

わたしは、Zettelkasten部の部長になったときに1か月間、1日1つメモを作って投稿するというチャレンジを行っていました。
このチャレンジで、基礎的な力がついたのか、半年間でこのメモ術のすごさを日に日に感じるようになって来ています。

その「すごさ」は主に3つ

1.知識として残したいメモと思考を整理するためのメモが区別できる
2.メモ同士のつながりを作り、メモを見返すことで、記憶に定着する
3.後で自分が見返すので、メモの書き直し、ブラッシュアップがしたくなる

1.知識として残したいメモと思考を整理するためのメモが区別できる

上記の記事を読まれた方は判るかもしれませんが、Zettelkastenでは、メモの種類がいくつかあります。
わたしは、特に以下の2つを意識的に分けることが、Zettelkastenの特徴だと感じています。

・ 疑問や知識が書かれた見返すためのメモ : パーマネントノート
・ 思考を整理するためのその場限りのメモ : 一時的(fleeting)ノート

自分が今書いているのが思考整理の一時的なメモなのか、あとで読み返すために取っておきたいメモなのか、区別をつけるようにすると、あとで役立つメモだけを保存して、それだけを見返すことが出来るようになります。

メモを見返そうとしたら見返すことが想定されていないメモの海に紛れていて探すのが大変……ということもないわけですね。

2.メモ同士のつながりを作り、メモを見返すことで、記憶に定着する

メモは通常ほとんど見返されることがないと思います。
それは1で説明したような見返すことを前提としていないメモが山のようにある、という理由だけでなく、見返すきっかけ、動機がないからです。

Zettelkastenでは、メモ同士のつながりを作るため、メモを一枚書くと必ず今までのメモを見返すことになります。
そうして、新たな発見をしていくのですが、この「メモを見返す動機」を作れるのも、Zettelkastenのすごいところですね。

単純に見返すだけでも記憶に定着しますし、つながりを作ることで(たぶん)脳内でネットワークが形成されてさらに忘れづらくなります。

また、つながりを何度も作っていると、ある時から急に頭の中に残っているメモの記憶が引き出されて、頭が勝手につながりを作りはじめる感覚が少なからず出てきます。

こうした感覚が起こるのもZettelkastenのすごいところなので、ぜひ皆さんにも体験してみていただきたいです。

3.後で自分が見返すので、メモの書き直し、ブラッシュアップがしたくなる

こうした振り返りの習慣が付くと、言語化能力がすごい勢いで訓練されてきます。
なぜなら、メモを見返したときに、「過去の自分が言いたかったことは何か」、「どうしたらより伝わる文章になるか」を何度も自分で確認し、書き直したくなるからです。

わたしもよく、つながりを作った際に、参照先のメモを書き直すということをやっています。
新たなつながりができた事で、過去のメモに新たな視点が生まれて、少し書き足したくなんじゃないかと思っています。

Zettelkastenを日常的に使うには

ここまでお伝えしたZettelkastenのすごさは、日常的に使ってこそ実感できます。

しかし、Zettelkastenに限らず、あらたな習慣をつけるのは結構大変です。
習慣化のコツは、これならできる、これをやっている自分が想像できる、という確信をもつことと、誰かと一緒にやることです。

最初から、理想的な状態、例えば、毎日メモを1つ作る、Zettelkastenを活用してブログを毎日書くなどの状態を目指すのではなく、一日一回Zettelkastenを眺めるなど、自分が確実にできると確信できたところからやるのがおすすめです。

もうすでにZettelkastenをやっている方はぜひ、「Zettelkastenに毎日1文字だけ書けばOK」みたいな、これだったらさすがにできるだろう…という目標を作ってみてください。

ただし、こんな簡単な目標でもできない日は来ます。
それは、人間が(というか生物が)変化を嫌うようにできているからだと思います。

ということで、出来たらすごい、出来なくてもまあ明日やれればすごいというくらいで考えて取り組んでみてください。

もう一つの習慣化のコツは、「誰かと一緒にやる」です。
これは、かなり強力な手段で、習慣になるまでの間、その行動を強制的に実行できます。
また、かならずしも時間を合わせてやらなくても、どこかにつぶやくというような決まり事をつくれば、他の人がやっているから自分もやろうかなという気持ちになります。

そのためにはZettelkastenをやるようなコミュニティに入るのがおすすめです。
Notion大学の方はZettelkasten部、それ以外の方はまだ仮ですが、下のDiscordコミュニティに参加していただけると嬉しいです。

※ リンクは1週間限定(~2023/12/18)です!


一緒にアウトプットおばけになりましょう!



あしたに続く

・・・・・・すみません。
本当は1つの記事にまとめる予定だったのですが、かなり長くなりそうなのと、まだ「Notion 大学 Advent Calendar 2023」に空き枠があるということで、記事を分割すればいいじゃん!ということに気づいてしまいました。

ということでアドベントカレンダー、明日はToshi@yaminabeさんの「ZettelkastenをNotionでやってみたら」です!

お楽しみに!




さいごに

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

noteでは、Notionの関数やZettelkastenについて、読みたい本などの発信をしています。
NotionやZettelkastenに興味のある方も、明日の記事が気になるそこのあなたも、なんならZettelkasten部やコミュニティに入りたいあなたも、スキ、フォローしていただけると、とっても嬉しいです。


最後までご覧いただきありがとうございました!



→次の記事:ZettelkastenをNotionでやってみたら


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