写真と日常 ＃17 【消えたカメラ】
（消えたカメラ）
カメラを落下させてしまったりとかは、重力がある以上は有り得ることですが、私も一度だけ小さなコンデジを落下破損させたことがあります。
そんな時って本当にショックですよね、顔面に斜線です。
飲み会にカメラを持参して、酔っぱらってカメラを紛失したなんてことは人によってはあるかもしれませんが、さすがに素面でカメラを紛失することはそんなに無いでしょう。でも、私はやってしまいました。
能登や山形の方たちの事を鑑みれば、とても言えた義理ではないですが、昨年の夏の数十年ぶりの引っ越しが過酷すぎて、その影響でカメラを紛失しました。
そのカメラというのが、pentax optio rz10 という普及型のコンデジです。
10倍zoomに1㎝マクロで散歩用に重宝していました。そして一番気に入っていたのが軽いことで、人差し指と中指と薬指の三本を、滑りにくいグリップに引っ掛けるだけで持ち運べたのです。
あと傷が付きにくい材質のようで、ジーンズのポッケにいつも無造作に突っ込んでいたりしましたが、全く無傷でストレスフリーでした。
決して高級機ではないので写りは、「へぇ～、結構やるじゃん」ですが、スナップ写真にはかなり向いていたので可愛がっていました。
それがいまだに何処をどう探しても見つからないのです。
まだ8ヶ月間しか使っていなかったのに、それなりにショックが癒えません。暫くは陽水の歌が耳について離れませんでしたね。
自分的には不思議で不思議で・・ 思うに主の腕の無さに辟易してどこか別次元に消え失せたのかもしれません。
（以下、rz10の写真を何枚か）
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