「雄大積雲」(入道雲)

画像1 「積雲」が発達して、規模が大きくなったものを「雄大積雲」という。万葉の歌人たちは、この雲を「立てる白雲」、時代が下って、江戸時代の歌人たちは「雲の峰」などと詠んだ。現在一般的に使われる「入道雲」は「雄大積雲」の俗称で、夏の強い日差しを受けて発生する、激しい上昇気流によって雄大な「積雲」へと成長していくさまが、大男の立ちはだかる姿に似ているところから名づけられたのだろうといわれている。

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水谷俊樹
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