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ころな - この時代をひとりミュンヘンの地で生きる -

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この時代に自由な学生として ミュンヘンの地で生きることができるという幸せ München - ミュンヘン Mein Herz - わたしの心 Mein…
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#ドイツ

ドイツと日本の比較から見えてくること コロナ編 1

いま世界中が揺れている この嵐を無事に乗り切るために必要なこととはなんだろうか? 物事の一面だけを見ていると 何が正しく、何が間違っているかの判断がつけにくい この嵐を乗り切り、よりよい未来へ進むには 多面的な思考が必要となってくるのだ 多面的に物事を見るっていうのは 一つの身体に複数のアイデンティティを持ち 物事を考えるということ 私の祖父母世代のように 戦争や高度経済成長期の大動乱の時代を生き抜くと 1つの場所で生きていても、軸のしっかりとした 多面的なアイデンテ

ドイツと日本の比較から見えてくること コロナ編- 2 ロックダウン

まえがきミュンヘンでのロックダウン生活ももう早くも一ヶ月になろうかとしています 今回は前回予告していたミュンヘンでのロックダウンのルールや様子を少しまとめようと思います 郊外の自然豊かな場所なので案外落ち着いて対処できています 自然と距離の近い暮らしはまるで実家のある宗像での生活のようです どこにも行かず家でゆっくりできるのは幸せだと感じられるようになってきましたが、週末にどこかに出かけることもないので、なかなかメリハリをつけて作業に取り組むのが難しいなという印象です

現実と夢-夢と現実

-まえがき-コロナのニュースが世界を席巻するようになってから 日常生活の多くの部分がひっくり返りました この平等な革命が起こるまで 私たちは人間社会、そして自然界があげる叫びの声を聞いて あたかもそれらを理解して、実践しているようで 真剣に取り組めていなかった部分が多々あるかと思います “旅に出る”という人生の最大の目的と動力が失われ 春休み期間の3月は特に落ち込みました ただ、しばしば私の旅は一種の“現実逃避行動”でもあったのです その“仮想現実”へエスケープすること