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本日仕事始め【オンラインで年頭所感を社員と共有】

新年あけまして、おめでとうございます。

本日が仕事始めです。

例年の仕事始めの日は必ず、社員に事務所に集まってもらい、私からは年頭所感を伝え、みんなからは、今年の抱負を話してもらっていました。

ですが、今年は、事務所に集まるのは全員ではなく、私も含めて数名は、自宅からの参加でオンラインにて、例年のような場をつくることにしました。

私からは、例年と同じく、組織の代表として、今何を考えていて、何を目指していて、何をみんなに協力してもらいたいのかを伝えました。

伝えた内容は多少編集し、備忘録としても、以下に言語化しておきます。
※特定する固有名詞、金額の箇所などは前後含めて省略しています。

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みなさん。あけましておめでとうございます。

年末年始のお休みは、いかがでしたでしょうか?

コロナで、なかなか出かけにくかったり、例年になく不自由な年末年始だったかもしれませんね。

しかも、緊急事態宣言がまもなく出動する動きもあり、まだまだ厳しい状況が続きそうです。出社の際は、マスク着用はもとより、換気なども頻繁にするなどを心がけてください。


さて、昨年は、コロナで始まり、コロナで終わる1年でした。2月頃からコロナ感染が始まりましたが、当初は、すぐに収まるだろうと甘く考えていました。みんなもそのように思ったのではないでしょうか。

ところが4月に入る頃には、これはもしかしたら、1年以上この状態が続くのではないかと思うようになりました。リアル講座が全く開けなくなるのをはじめ、予定していたいくつかの法人研修もキャンセルとなり、その他、コンサルティング案件なども潮が引くようになくなっていきました。

このようななか、4月中旬に、社員全員参加のオンラインミーティングを開催し、講座オンライン化と、コミュニティ構築の施策をみなさんと共有しました。

そこで、7月にオンライン化した講座の開講、9月に会員制プラットフォームの開設を目指して、商品開発やプロモーションを準備してきました。

みんなよくがんばってくれましたが、その後、オンライン講座は集客が難しい状況が続きました。

ようやく昨年末近くになると、オンライン講座がキャンセル待ちとなったり、リアル講座のなかには、会場を外に借りる必要となるほどの申込みが増えてきました。コンサルティング案件のオファーも、出始めるようになってきました。

ただ、今年度の収益は、かなり厳しく、単年度としては、当社始まって以来の大幅な赤字になるでしょう。

このような厳しい状況のなかで、昨年は大きな出来事もありました。当社は2016年3月より●●グループに参画していましたが、昨年9月末に4年半ぶりに、私が全ての株式を買い戻し、再び自立することになりました。

同時に、資金調達として、私の知る限りのあらゆる補助金、給付金、助成金を申請しました。申請資料作りには、管理部ががんばってくれました。その他、融資も含め資金調達もできる限りして、当面、資金繰りに困らないように対応してきました。

このように、再び自立したことと、資金調達で当面お金の不安が薄らいだことから、昨年10月頃から、今まであった不安や悲壮感のようなものが少なくなり、今はワクワクした気持ちの方が強くなってきました。

このワクワクした気持ちが強くなった本質的な理由は、2つあります。

1つ目は、本当にやりたいパーパス(目的)は、何なのかということを昨年はコロナ禍でもあり、考える時間も増え、経営メンバーともかなりの時間費やし話し合ってきました。

そこで固まったパーパスとは、「ブランディングで社会課題解決する実践コミュニティ」。このコミュニティを大きく育てることに、とてもワクワクしています。


もう1つは、協会認定トレーナーを1,000名にしたいという目標ができたことです。

現在、協会認定トレーナーのみなさんは約110名となりましたが、この程度の人数では、まだまだ少ないだろうと思うようになり、どうせなら、1,000名を目指したいと思うようになりました。数年前も、このような規模の目標を考えたこともありましたが、コロナで考える時間も増えたのか、改めて、その頃の想いが蘇ってきました。

日本には、421万社の企業があります。その内の99.7%が中小企業です。また、個人事業は約200万社あるので、それを除いた日本の企業は、約200万社ということになります。一方で、トレーナー(インターナルブランディングコンサルタント含む)が1,000名となり、1人が平均20社の企業支援ができるようになると、1,000名×20社=20,000社となると、日本企業200万社に対して1%を占めることとなります。

日本企業の1%に、ブランディングで社会課題解決できることは、日本経済の一旦を担っているといえますし、日本を元気にする根源をトレーナーと一緒に担っているとも言えるでしょう。

このようなパーパスと目標を目指すプロセスをイメージするだけで、本当にワクワクしてきて、悲壮感や不安がなくなります。

そもそも、私たちが元気に、かつ楽しく仕事をしていないと、まわりを元気にも、楽しくもできないですしね。

ただ、ワクワク、楽しくしているだけでは、当然、経営は成り立ちません。

昨年大きくマイナスになったわけですから、今年は、リカバリーの年として、やれることは全てやりたいと考えています。


やれることのなかでも、新たな打ち手を3つ挙げます。

新たな打ち手の1つ目は、協会講座のセット販売を開始します。今までベーシックコースの集客をプロモーションのゴールとしていましたが、受講者が実践に移しやすくするために、アドバンスコース、トレーナー認定コース、インターナルブランディング講座の受講目的を全面に打ち出す講座のセット販売を中心に進めます。

全国で講座開講しているトレーナーの協力も不可欠となるでしょう。

プロモーションは、今まで外部に協力してもらっていますが、更に、社内でも強化していきます。2月より新たにプロモーションの経験者が2名入社するので、事務局とも連携して、チーム全体で力を合わせて進めていきたいと思います。


新たな打ち手の2つ目は、ブランド経営実践会を4月より開講します。

中小企業経営者の実践を強力に後押しする仕組みとして、新たなコミュニティを構築します。昨年よりこのビジネスモデルを既に実践している外部の優秀なコンサルタントにも協力してもらっています。


新たな打ち手の3つ目は、ブラ検の解説動画を今年夏頃に販売開始を予定しています。

話しは少しそれます。あたりまえのことですが、社内や関係者に敵を作ってはいけません。実は、社内全員が客観的にビジネスや組織を見ていないと、陥りやすい罠です。

社内や関係者とは、当社の理念どおりに、感謝・尊敬し合っていきましょう。排除するようなエネルギーは、せめて外の敵に向けましょう。

外の敵とは、競合先のことを指します。

このような競合への対応策でもあり、協会の裾野を広げるために、ブラ検(3級資格試験)に、2~3時間の解説動画を付けた商品を作ります。

この解説動画は、全てアニメーション動画にし、誰が見ても分かりやすく、かつ話題になるような、今までみたことも聞いたこともないクオリテイのアニメーション動画を作ろうと考えています。

このような圧倒的なクオリティの動画を作成するには、かなりのコストがかかることからも、資金調達の準備も始めています。

もちろん、お金だけでなく、知恵とエネルギーをかなり注ぐ必要がありますが、商品品質だけでなく、認知拡大のためのプロモーションも疎かにしてはいけません。

このように、

・全国への講座拡販のための講座パッケージ販売
・中小企業経営者の実践を後押しするためのブランド経営実践会の育成
・認知拡大のためのブラ検解説動画の開発とプロモーション

といった新たな打ち手を中心に、その他にも未だ未だやれることがたくさんありますが、やれることはやり尽くし、協会認定トレーナー1,000名を目指します。


この規模になるということは、ブランディングで社会課題解決する実践コミュニティが、世界にも通用する国内最大級となるわけですから、その時のイメージを想像して、ワクワクしないわけがありません。

このようなパーパスと目標を楽しく目指しつつ、社内では、いつも感謝と尊敬にあふれ、みなさんとともに物心ともに豊かになれることを願ってやみません。

ということで、今年は、年初より全力で走りたいと思います。

みなさん、今年もよろしくお願いします。

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省略した箇所がそこそこありますが、このようなメッセージを社員に伝えました。その後社員1人1人から、今年の抱負や気込みなどのコメントもらいました。


新年早々、長文となり失礼いたしました。お読みいただき、ありがとうございます。

みなさまにとって2021年も良い年でありますようにお祈りいたします。

本年もどうぞよろしくお願いします。


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