こちらの本を読了しました。
タイトルは『人事こそ最強の経営戦略』とありますが、人事と経営戦略の接続を扱った書籍と言うより、副題にある通りグローバル人事についての書籍となります。
グローバル人事の本書における定義は以下です。
実務でグローバル人事を扱ったことはないですが、今後扱う可能性もあるため、備忘録的にまとめます。
3つのグローバル人事のモデル
ちなみに本書の解説を早稲田大学ビジネススクールの入山先生が巻末に書かれていますが、上記3つのグローバル人事のモデルは経営学における「IRフレームワーク」と親和性が高いとのことでした。
日本の人事が変えるべき3つのポイント
筆者によると日本企業がグローバル人事に挑戦する際には、変えるべきポイントとして
①結果人事→計画人事
②主観人事→客観人事
③密室人事→透明人事
が挙げられています。
グローバル人事とはなにをすることなのか
最後に
今更ここで書くことでもないですが、少子高齢化問題を抱える日本市場の長期的な見通しは芳しくなく、多くの日本企業がグローバルに活路を見いだしています。人事はどう対応すべきなのか、本書からは多くの学びがありました。