菅原俊彦

2021年春。16年間心血を注いできた「学校の先生」を退職して、フリーランスに転身。 …

菅原俊彦

2021年春。16年間心血を注いできた「学校の先生」を退職して、フリーランスに転身。 「人の人生を幸せにする支援がしたい!」という情熱に突き動かされて、世間知らずのままプロコーチとして起業することを決意。 「人生に感動と情熱を」がモットー。

最近の記事

3月31日(水)退職②

学校に出勤する。 新年度の準備を進める先生たちはせわしなく動き回っている。 ボクはその様子をみながら、自分のデスクまわりや引き出しをすみずみまで拭いた。 1年間使い続けた教室に足を運ぶ。 掲示物も全て剥がした殺風景で物静かな教室でポツリと一人。 次にこの教室を使う子供たちのことを思いながら、仕上げの掃除をする。 異動される先生も多く、廊下や職員室でこっそり、でもしっかりと 惜別の時を惜しむかのように話し込んでいる様子がどこかしこで見られた。 11時になった。 新型コロナ

    • 3月31日(水)退職 教職員としての卒業

      2021年3月31日(水) ボクが16年間、時間とエネルギーと情熱を注ぎ続けてきた「学校の先生」としての最後の1日。 この日に教職員の人事が新聞に載り、転退職される先生に関する情報が公にリリースされる。 ボクは4時過ぎに、ふと目をさました。妻や子供たちがすやすやと眠る中、ボクは少しひんやりとしているリビングで、おもむろにパソコンを立ち上げた。Facebookに感じるままに今の想いを投稿することにした。 投稿した直後に通知。ボクの尊敬する坂本勝俊コーチ(かっちゃん)の「

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