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ハワイ島は大雪?

■開けたのは、ドラえもんの「どこでもドア」?


ドアを開けたとたん、私は別世界に入った。まるで瞬間移動したようだ。
パスポートもなく、航空券もなく、時差もなく、瞬時に入った世界はハワイ島のコナ。
コナは、ハワイで一番大きい島のハワイ島の南西部に位置する街だ。
すると今開けたドアは、ドラえもんの「どこでもドア」だったのか! そんな気持ちにさせられた。

ここは神奈川県茅ケ崎市にある「コナズ珈琲」。食事とコーヒーが楽しめるレストランである。しかもその珈琲は世界三大コーヒーと言われ、私の大好きな“コナコーヒー”

店内はハワイ島のムード満点で、インテリアも、カウンター席も、全て異なる造りのテーブル席も、間仕切り棚のセンスも、全てが私の好みなのである。
さらに店員さんの親切と笑顔が店のハワイアンムードを盛り上げている。
その雰囲気に包まれた途端、3時間かけて来た疲れは瞬時に吹っ飛んだ。


雰囲気はまさにハワイ島


壁にある「MAHALO」とは、
ハワイ語で「いらっしゃいませ」の意


ハワイ島コナの位置が描かれている(写真左側)

■ハワイ島は大雪か?

私には初めての店だが、私を誘った友人2人は何度も訪れているので、メニューを見て説明をしてくれた。
いつもなら無難なメニューを選ぶ私だが、せっかくハワイのコナに来たのだからと思い、メニューに人気ナンバーワンと書いてあるスイート パン ケーキに決めた。
すると、隣にいる親友のUさんは、「これ相当なボリュームがあるよ。かなり甘いよ」と言った。それが忠告なのか、助言なのか分からないが・・・

笑顔の店員さんが運んできたそのパンケーキを見てビックリ。「どうぞお召し上がりください」と言われたが、とても一人では食べきれないボリュームだ。

ホイップクリームがうず高く、まるでハワイ島の最高峰マウナケア(4,205m)に雪が降ったようだ。
因みにマウナケアとは ”白い山” の意である。
それで私は、「ハワイ島は今日、大雪なんですか」とジョークをかませたら、上手に受け答えし、さがっていった。


人気№1のスイート パン ケーキ。
ハワイ島の最高峰 マウナケアに雪が降った様だ

因みに、ハワイ島のマウナケア山では、雪が降ったらスキーやスノーボードもできる。リフトは無いとのことだから、歩いて上がる。
よし今度機会があったらスキーを楽しむかなー もう無理だろうなぁ~。


雪のマウナケア

■一事が万事 ドギーバックもお洒落

フォークとナイフとスプーンで、パクパク食べ始めたが、半分ほど食べた時点でギブアップ。さてどうしようか・・・と考えた。
「そうだ、ドギーバックをもらおう。でもあるかな?」
「どうぞ、これでよろしければお使い下さい」と言って持ってきたドギーバックは、簡素だが、これまたセンスの良い物だった。

窓付きのそのドギーバックは、ヤシの葉の上にハワイの花を描いたもの。心にくい演出だなぁ~。


初めて見た お洒落なドギーバック


ドギーバックは、食べ残した料理を詰めて持ち帰る容器のことで、私がアメリカ滞在中よく利用していた。
英語のdoggy bagを日本語に直訳すると「犬のための容器」であるから、持ち帰って犬にやる為となるが、実際にはたいてい人間が食べる。

そこで隣にいるジョーク好きのUさんは、すかさず「茶木さんは、犬を飼っているの?」と突っ込みをいれてきた。


■大好きなコナヒーヒーを味わいながら


さて、待望の食後のコーヒー。
お店のウリである「ハワイコナ100%」のこのコナコーヒーは、880円と値段も張る。節約型の私は、「チト高いから、本日のコーヒー480円にしようかな?」と思案していたら、隣のUさんがご馳走すると言ってくれた。
じゃあ、せっかくだからと、コナコーヒーを頼んだ。

ちょっと甘みを感じる芳醇なコナコーヒーを味わいながら、頭の中はコナに行ったときにタイムスリップした。

私は30代のとき、一人でハワイ島のコナにいった。その時飲んだのがコナコーヒー。その味が忘れられない。
私が行った1980年代は、日本からハワイ島までの直行便は無かった。ホノルル国際空港での乗り換えだった。
でも今は、JALとハワイアン航空の直行便がある。

ハワイは温暖な気候で、まさに楽園と言える。直行便も就航しているので、今度行ったら、アロハシャツを着て、通り沿いのカフェでコナコーヒーを楽しもうっと!

ではまた。アロハ~

#コナコーヒー #JAL #ハワイアン航空 #ハワイ島 #マウナケア

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