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A級ライセンスは、人の広がりの一歩

学校の友達は、卒業したら増えることは無い。
だが趣味を持てば、友達の輪は広がる。
貴方の人生にとって、無二の親友となる人が現れるかもしれない。

そこで、車が好きなら、JAF(日本自動車連盟)のA級ライセンス取得がお勧めである。
このライセンスは、A級ライセンス講習会を受ければ取得できる。
車も普段乗りマイカーで可能なケースも多い。費用も数万円である。

■A級ライセンス講習会をとるとき、2つの要素を考えて欲しい。
1つ目は、サーキットの「ルールとマナー」。
2つ目は、走る技術、技量


A級ライセンス講習会は、1つ目の「ルールとマナー」を教えるものである。
つまり頭で理解するものだ。だから、通常の判断力があれば、問題ない。
サーキットコースでの実技走行もあるが、それはそのマナーとルールに基づいて、実体験走行をするものだから、技量の上手い下手を問うテストではない。
実技走行は身体で実感するから、サーキットのルールとマナーが実感できるだろう。

2つ目にある、走る技術、技量は、身体で覚えるものである。
これは時間、労力、経験の積み重ね等が必要になる。
これは、レーシングスクールなどで学び、技量を上げて欲しい。


JAF発給のA級ライセンスのサンプル


さて、サーキットと聞くと、一般の人には意識として「高い壁、暑い壁、特別な壁」と感じやすい。あれは車のマニアや、特別な人がやる別世界、と思いがちだが実はそうではない。
一番手軽なサーキット走行会などは、安全度の高い中で市販車のままのノーマルカーでも走ることができる。


走行に先立ち、走行の説明に聞き入る受講者。
筑波サーキットにて(茨城県)


それからA級ライセンス取得にステップアップしても良いし、いきなりA級ライセンス取得を目指しても良い。

本来は、その前提としてB級ライセンスを取得するが、今は、いきなりA級ライセンスし取得する方法もある。

関連して、サーキット走行会のことは、私がnoteに書いた次の記事を参照してほしい。
1・「サーキット走行会は、人生の彩り」
2・「危険がいっぱいの一般道 安全度の高いサーキット」

A級ライセンス取得に関しては、クレバーレーシングのHPを参照して欲しい。


■ここで一番伝えたいのは、A級ライセンス取得は車への視野拡大と、人の繋がりが広がるということだ。

私自身を振り返ると、車に興味を持ち始め、B級ライセンスを取ってラリーを始め、その世界のトップクラスの人々と接点が出来た。そして世界選手権にも参加した。
さらにはA級ライセンスを取得して、レース参加はもとより、以後サーキットでのレース大会主催や、海外でのレースにも、いろいろな面で関係できるようになった。

レースを通じて、フォーミュラキングの異名をとった堀雄登吉氏、名レーサーの高橋国光氏、元Fドライバーの片山右京氏などとの接点も生まれた。
その結果、世界の自動車文化や、フォーミュラカーなどの知識も得ることができた。

A級ライセンス講習会で
サーキット走行の基本を語る堀雄登吉講師



これらの原点というか入り口は、ライセンス取得だった。
ライセンス取得は、人生の広がりに繋がることを実感している。

車に限らず、興味のある世界に入るには、ライセンス取得が入り口になる。

大空を鳥のように自由に飛んでみたいと思った私は、飛行機の免許を取った。これが縁で、元ゼロ戦パイロットにしてYS-11などで世界を飛び回った機長、菅原靖弘氏と知り合い、彼の伝記「ゼロファイター世界を翔ける」の本を著した。


「ゼロファイター大空を翔る」 茶木寿夫著
潮書房光人新社(産経新聞系)刊

映画「太陽がいっぱい」のようにヨットを操って、大海原をセーリングしてみたいとの思いから、小型船舶1級のライセンスを取得した。
そして、日本はもとより、ニュージーランドやヨーロッパの地中海で、セーリングすることも出来た。


地中海のフランス・コルシカ島にて

それらの世界への入り口は、ライセンス取得だった。
あらたな人生を広げたいと思ったら、ライセンス取得がお勧めである。

#ライセンス #サーキット


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