「モチベーション」なんかに頼るから、できないんだって。
今回は「モチベーション」について、僕が思っていることを書きます。
「やる気」とも言いますね。
はじめに結論から言うと、
「モチベーションなんか要らねぇだろ」というのが僕の考えです。
むしろ、「モチベーション」「やる気」なんてものは、「存在しない」とまで思うようにしています。
ただ、あくまでこれは僕の中でそう思っているだけで、一般的には存在するものだと思いますが。
モチベーションが上がらないとできない?
「モチベーション上がらねーな~」
「どうやったらモチベーションを維持できますか?」
なんて言葉を耳にすることもありますが、
ぶっちゃけ、モチベーションに頼ってる時点で、物事が上手くいくことはほとんど無いと思います。
結果を残す人は、たいてい「淡々と」行動しているはずなんですよね。
僕が昔働いていた営業会社も、トップ成績を残す営業マンは「感情を入れず、淡々とやっている」という印象でした。
社内の営業成績でいつも1位を取っている上司に話を聞いたことがありましたが、こんな風に言っていました。
「俺は自分のスケジュールをルーティーン化してるからね。
もう機械みたいにやり続けるんだよ。
【1日●件のアポを入れる】とか【お客さんにこれを話す】とか。
疲れてるとかやる気がどうとか、関係ない。
とにかくルーティーンにしてやってるだけ。」
こう言っていました。
一般的に【トップ営業マン】というと、熱血タイプの人が思い浮かばれそうなものですが、全然そんなことはありませんでした。
考えてみれば当然のことで、
モチベーションで日々の行動が変化してしまったら、コンスタントに結果も出せないですよね。
「やる気があるから今日は頑張ろう!」
なんて考えでやってるうちは、上のレベルには行けないってことですね。
モチベーションを上げる必要は無い
結局、【モチベーション・やる気】なんかに頼っているから
「どうやったらモチベーションを維持できるんだろう?」
「モチベーションアップのために●●を買ってみた!」
とかそんな考えになるわけで、
それじゃ根本的な解決にはならないですよね。
根本的に解決したいのであれば、
・やる気があろうが無かろうが、行動できる仕組みを作る
・習慣化させる
これが必要だと思います。
仕組みづくりや習慣化について知るには、この本がおすすめです。
「ジェームズ・クリアー式 複利で伸びる1つの習慣」
以前もこのnoteで紹介したかもしれませんが、めちゃくちゃ為になる本です。
習慣を作りたい人や、悪い習慣を止めたい人に、とてもおすすめの本です。
本当にやりたいことなのかどうか
ここまでは、どちらかというと【やるべきこと】の話をしてきましたが、
【本当に好きなこと】だったら、どうやって行動し続けるか なんて考えなくてもいいんですよね。
僕はBMXが好きなので、どんなに暑くても寒くても、「よし乗りに行くぞ~」と勝手に体が動きます。
本来は、そのぐらい好きなものを仕事にできたらいいんですけどね。
(仕事になった途端、好きじゃなくなる可能性もあるけど…)
とはいえ、なかなか【好きなことを仕事にする】というのはハードルが高いと思います。
僕がおすすめしているのは、【自分がストレスを感じにくいものを仕事にする】というものです。
僕は今、PCの仕事がメインです。
忙しい頃は、一日中PCの前に座って作業していました。
でも、もともとPCが好きなのであんまり苦痛に感じないんですよね。
普段PCを触らない知人にそのことを話したら、
「俺には絶対無理。耐えられない。」と言われて、
「あぁ、自分にとっては普通にできることでも、他の人にとっては苦痛なこともあるんだ。」と気が付くことができました。
だから、もし
「好きなことを仕事にできたらいいけど、見つからない。」
という人がいるなら、
【自分がストレスを感じにくいこと】を仕事にしてみるのも良いと思います。
僕自身、それで結構幸せな暮らしができるようになりました。
それに、そういう仕事を選んだ方が他の人を幸せにできる可能性も高くなると思います。
まとめ
「モチベーションを維持するには…」とか
「やる気が出ない…」とか、
日頃そういう考えをしてしまう癖のある人は、
「そんなもの必要ない」と考えてしまうと楽になると思います。
モチベーションアップのために新しい道具を買ったりしないほうがいいです。
それは一時的なドーピングみたいなもので、継続しませんから。
【モチベーション・やる気】を全否定したいわけじゃないのですが、
それに頼らない方が結果を出せるし、本人も気持ちが樂になるよね、という話でした。
それでは。
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