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過食症障害?ただの爆食い癖?

今回は走りのテーマとは別で。

こんなことを書いたら本当に過食症や過食症障害で悩んでいる人に怒られるかもしれない。
だが自分もそうなのではないかと言うことで皆さんに知ってもらうことで少しは改善の方向に向かうのではないかと思って打ち明けようと思う。

※病院には行ってません。あくまで自分がいろいろと文献を読んだりネット情報を集めたことによる判断です。

症状が出始めた時期

自分は元々甘いものが好きで食べるのが好きだ。高校時も野球部ということもあり大食漢であることは自覚している。
ただ歯止めが効かなくなり始めたのは一昨年の秋ごろ。金沢マラソンを走ったあとのちょっとしたご褒美期間に甘いものを好きなだけ食べていた。
しかも1個とかではなく4個、5個といった具合だ。最初はこれで満足していた(それでも普通の人からしたら多いと思う)。

それがどんどんエスカレートというか習慣化してしまいバイトの賄いを食べた後(木曜、日曜が多かった)に必ずと言っていいほど爆食いをするようになった。回数を重ねるごとに食べる物、個数も多くなり苦しくなるまで食べて寝るということが週1ないし2回の頻度で続くようになった。

だが不思議なことに頭では辞めたいと思っていてもいざ食べ終われば罪悪感がなく「美味しかった」で終わるのが普通だった。
これが過食症との大きな違いではないかと個人的に考えている。

そもそも過食症障害とは

ここで定義をしっかりとしておこう。

このサイトによると簡単にいえば過食症障害は過食をしてしまった後にそれらを無にするための代償行為を行わないこと
一般的に言われている過食症は神経性過食症と言われており、過食の後に嘔吐や下剤を使って過食を無かったことにすることが多い。嘔吐がない場合も過食をなかったことにするために過度な有酸素運動、絶食といった行動をとるらしい。
反対に過食症障害はその代償行為がないことである。主に肥満の人に多い傾向だそうだ。自分もこれに当てはまる。過食というか爆食をしても罪悪感はなく、代償行為を行わない。となれば単純に爆食い癖がついているのかもしれない。
ただこの爆食いが1年以上週1回は続いている(実家に帰省するときは起こらなかった)ことを考えれば決して可能性として0とは言い切れないと思う。

爆食い(過食)が起きる原因

一般的に過食の原因となるのはストレスや睡眠不足が言われているが自分の場合はよく分からない。確かに上手く走れなかった時やバイトで暇であるにも関わらず遅上がりになったときはそのストレスを食にぶつけることもあった。
ただ時にはレースのご褒美やハードなlong run、練習を1週間しっかりとやり終えたご褒美として「食べよう」
と思って爆食いするときもあった。もちろん食べた後に罪悪感はなかったが「今日で終わりにしよう」と思ったことは毎回のことだ。
だが辞められないのが脳みそである。砂糖や脂質はドーパミンと同じ効果があり依存性が高い。週末には爆食いしたくてソワソワするのだ。

もう一つ考えられるのが体重計測
爆食いの頻度が増えてから毎朝体重を測るようになった。それまではレースの直前とか気が向いたときにしかしていなかったし何より走る目的が「速く走りたい」「走った後においしいご飯を食べたい」というものだった。しかし最近は走ることが、爆食いして増えた体重を落とす手段になってしまっている気がする。
もちろん体重が軽いことに越したことはないし、大学駅伝や実業団、プロのランナーのような引き締まった体にあこがれる。

2年前の9月頃の僕


今年の大阪ハーフ後

ただ細いから速いではないし実際のところそういった最前線のアスリートはぎりぎりのラインを攻めていると思う。
また、自分はプロではなく、市民ランナーだということを忘れてはならない。生活を陸上に捧げているのではなく、走ることが楽しいから走っているのだ。

体への影響

爆食いした日の睡眠は質が落ちる。よく寝れていない感覚があるのだ。また、ジャンキーなもの、糖質を大量に摂取することで体が浮腫み練習に支障が出ることもあった。(基本オフ日前日とかだったから影響は少なかった) ポイント前日に爆食してしまったときは次の日がうまく走れなかったりもした。
それだけ高カロリーなものを定期的に取っていれば体重だって増える。筋肉がついたことも考えられるが爆食いが習慣化してしまってから体重は+4〜5kg。だが不思議なことに増える前よりパフォーマンスは上がっている。そう考えると太る前は無理に制限をかけていたことも可能性としてある。
ただ最近は走りが重く感じるし正直体、胃へのダメージは大きい。大量に糖質、脂質を一度に摂取することで糖尿病のリスクも跳ね上がる。
週1回とは言え体は間違いなく蝕まれているだろう。だが辞められないのが怖いところなのだ。頭では分かっていても食べることによる快楽を脳は覚えてしまっている。

食べることが好きなのに、甘いものが好きなのに少しでも油断したり1個だけと思って口にするとそれが引き金となって止められなくなる。そんなことが続いている。
あまり気にしないようにはしているがみんなと同じ量で満足できるようになりたいし甘いものも普通に気にせず食べたいのが本音だ。
だがそれが引き金となるのを恐れて食べれない。このような状況から早く抜け出せるようになりたい。
しかし頭のどこかでは細かったころの自分の姿を追い求めているのかもしれない。上記で記したように細いから速いのではないが自分の性格上0か100かを目指してしまう。
自分の中で速いランナー=細くて軽くてかっこいい という思考が作られてしまっている。
だが現実はそうではない。自分といつも一緒にポイント練習をやってくれている方はラガーマンでごつい。それでも自分より速い。体重が軽いことがすべてではないのだ。←自分に言い聞かせてます

今回は勇気を出して打ち明けた。打ち明けることで改善に向かえば嬉しいし、似たような症状で悩んでいる人の救いというか一緒に頑張ろうというエールも込めて書かせてもらった。
長々となったがここまで読んで頂きありがとうございました。

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