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【絶滅危惧種】世界の果てまで放浪中【ハヤブサ】

こんにちは、ちいものです。
ここでは、レッドデータブックに登録されている動物について紹介しています。

レッドデータブックとは?
絶滅のおそれのある野生生物に関する保全状況や分布、生態、影響を与えている要因等の情報を記載した図書である。1966年にIUCN(国際自然保護連合)が中心となって作成されたものに始まり、現在は各国や団体等によってもこれに準じるものが多数作成されている。

Wikipediaより

今回紹介するのは、ファルコンパンチ(当たらない)でお馴染みのハヤブサです。

当たった試しがない…

ハヤブサの特徴

動物名 ハヤブサ
学名 Falco peregrinus 
オスの体長が38cm、メスの体長50cmと、メスの方が一回り体が大きくなります。
猛禽類らしく、普段は小鳥を捕食しています。また、トンボなどの昆虫を食べることもあります。
寿命は12〜16年です。
特技として、時速400kmで急降下して獲物に襲いかかるスピードを持っています。
ハヤブサは意外に人間社会との関わりも多い鳥です。日本でも、空港において、鳥が飛行機のエンジンに巻き込まれてしまうバードストライクを防ぐため、ハヤブサが他の鳥を避けるために放たれています。

ハヤブサの生息地

ハヤブサは南極大陸以外の全ての大陸に分布していますが、南アメリカ大陸においては南部の一部地域にしか生息していません。
日本においては九州よりも北の地域で繁殖する留鳥または漂鳥となっています。
世界中を放浪しながら生きているカッコいい鳥です。

ハヤブサのレッドデータブックカテゴリ

レッドデータブックでは絶滅リスクがカテゴライズされている

レッドデータブックカテゴリ 危急種(VU) 絶滅危惧II類
絶滅の危険が増大している種に分類されます。

ハヤブサはなぜ絶滅危惧種になったのか?

山間部の開発や自然破壊が原因で生育場所が少なくなっているのが大きな理由です。またハヤブサは警戒心が強く、抱卵中でも卵を放棄してしまうことがあります。繁殖妨害につながる人間のレジャー活動(釣り、野鳥の撮影など)による影響が懸念されています。

ハヤブサを守るために必要なこと

国内に生息する野生のハヤブサは、鳥獣保護法により捕獲が禁止されています。
私たちにできることは、もしハヤブサを見かけたとしても、追いかけ回したりしないで、遠くからそっと見守ることでしょうか。
植樹などでハヤブサの生息地が広がっていくことを願っています。

さいごに

個人的には、ハヤブサと聞くと、スピッツのアルバム「ハヤブサ」に収録されている「8823」という曲を思い浮かべてしまいます。

君を自由にできるのは 宇宙でただ一人だけ

スピッツ アルバムハヤブサより

こんなことをサラッと言える大人に、僕はなりたかった。

それでは(@^^)/~~~

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