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データ法を解説します

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ロンドン在住、日英の両資格を持つ弁護士です。データ法(GDPR/英国データ法/個人情報保護法/情報セキュリティ)に注力しています。今のところは、EU/UKのデータ法のトピックを中…
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2024年2月の記事一覧

【データ法】NIS2指令 ーEUの新たなサイバーセキュリティ法ー

こんにちは。 お読みいただきありがとうございます。 本日は、EUのサイバーセキュリティ法制…

【データ法】特別なカテゴリーの個人データ ーGDPR Art 9ー

こんにちは。 お読みいただきありがとうございます。 本日は、GDPRにおける、特別なカテゴリ…

【データ法】Transfer Risk Assessment ーUKとEUの比較ー

こんにちは。 お読みいただきありがとうございます。 本日は、GDPRにおける、移転リスク評価…

【データ法】個人データの処理の合法性 ーGDPR Art 6(1)ー

こんにちは。 お読みいただきありがとうございます。 本日は、GDPRにおける、個人データの処…

【データ法】EU-USデータ移転規制 ー米国の十分性認定の無効化の歴史ー

こんにちは。 お読みいただきありがとうございます。 本日は、EUからUSへの国際データ移転規…

【データ法】UK Online Safety Act 2023 ー英国のデジタルサービス規制ー

こんにちは。 お読みいただきありがとうございます。 本日は、2023年10月26日に国王の勅許を…

【データ法】国際データ移転規制(GDPR) ー十分性認定とEU SCCsー

こんにちは。 お読みいただきありがとうございます。 本日のテーマは、国際データ移転に関するGDPR上の規制です。 以前、GDPRの域外適用について書きました。 EUの域外に所在する事業者であっても、域内のユーザーに商品・サービスを提供していたり、モニタリングを行っている場合には、GDPRの適用があるという話でした。 この規定が、GDPRが定める高額な制裁金と、アグレッシブなデータ保護当局の存在とあいまって、海外事業者をビビらせているわけです。 もっとも、EU又はUK

【データ法】EU Digital Services Act #2 ー事業者の義務ー

こんにちは。 お読みいただきありがとうございます。 EUでは、2022年11月16日、インターネッ…