#414C|集客&販売の経路を作る会
内々で「集販経路を作る会(集客販売経路を作る会)」というものをやっている。
これは私にとっては、過去にTCA内で開催していた「講座を作る会(模擬講義を講座化する会)」のリベンジ企画という側面がある。
参加者さんが「講座もとい自分自身の商品を作る」「それを集客販売する」サポートをするために、もっと役立てる情報やアドバイスを持ちたいという想いだ。
「集客販売経路を作る」ということは「商品がすでにある」という前提があるが、私自身は形式的な商品を持っていないので、まずは「商品作り」から取り組んでいて、この面でも「講座を作る会」を継続していると感じる。
私はよく「何で稼いでいるの?」と不思議がられるが、おおまかに3つだ。
①なんらかの相談(人生相談かWEB相談かビジネス相談)に乗ってフィーをもらう。②WEBサイトやSNSの運営保守の料金。③運営しているWEBサイトからの広告収入。(+①からの長期プロジェクト発展)
①②の起点は「相手にとって自分が役に立てることを提供する」ところから起こっているので、自分が何かハッキリした商品パッケージや体系的な商品提供構造を持っているわけではない。(それがあれば経路を作ってさっさと売ればいいだけなのだが)
目の前の人の話を聞いて、「それで困っているならこういうことで解決できる」ということを提供し、その繰り返しの中でフィーをもらう。現在は100%偶然のご縁や人からの紹介だ。
ご相談者にはこれまで、医院の経営者や環境活動家やボディワーカーや飲食店経営者やアパレル制作者や農園経営者や掃除サービスやアーティスト(絵画)や会社員の方などがいらした。
すべて「その人にとって必要で、私に用意できるもの」を提供する、人によって目標もやることもまったく違う、オーダーメイド方式だ。
というわけで、私はよくあるメリットやベネフィットを提示し、購入後に特定のフローで商品を提供して完結する、といった「一般的な商品」を持っていない。
そして今「集客販売経路を作る会」でそれを作っている、というところだ。
商品作りに取り組んでみて面白いことがわかったが、自分の商品をハッキリ決めるということは、そもそも「どう生きたいのか」という領域からハッキリさせていく必要があるということだ。
これを当たり前だと思う人もいるかもしれないが、そこまで気にするかどうかは人によるのだと思う。
いちいち色々なことを気にする私は、シンプルに「世のニーズに合わせて」商品を作るとか、自分の「やりたいと思うこと」を情熱に従って商品化する、ということは難しかった。
そういうことが平気な人がいることはこれまでのサポート経験上知っているし、そういう人は本当にチャチャッと商品を作れるので感心する。自分はやっぱり「重い」が、これは性分なのだろう。
私のような人間は、以下のようなところから組み立てていく必要がある。
Aパート:そもそも自分は何を大切にしていて、どう生きていきたくて、何がこの世界で生きるにあたって重要だと感じていて、自分のところに来るお客さんにはどうなってほしくて、自分が活動するにおいて何を世に発信するべきだと思っていて、だからどんな商品を用意して、どのように提供していくのがよさそうなのか
Bパート:しかし世の中はどうなっていて、人々はどういうことに興味関心があって、価値提供できそうなお客さんは実際にどんなことに興味を持っていて、何を必要としていて、自分はどんなことがお手伝いできそうで、実際にはどうなっていただけそうなのか
これ、人によってはAパートが不要で(不要というかそんなに気にならない)、Bをさっと作れる。Aが固まっている人やすぐにBに着手していける人は早い。
私はこういったことを毎日A4メモ用紙を消費しながらコツコツ考えてきて、ようやくひと息ついたところだ。商品の大枠ができてきたので、リリースに向かって集販経路作りに入っていく。
人にアドバイスして結果を出してもらえる能力と、自分でそれを実行して成果を出す能力というのは本当に別物だなと思う。名プレイヤーが名コーチとは限らないというヤツだ。
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