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高知県とビール3~キリンビールとの繋がり2~

47都道府県の一番搾り

2016年、2017年にキリンビールさんが「47都道府県の一番搾り」なる商品を販売していたのを覚えていらっしゃるだろうか?
高知だと2016年は「高知づくり」が発売され、2017年は工場のある県以外は「づくり」ではなく「●●に乾杯」となったため、工場のない高知県は「高知に乾杯」が発売されていました。

ちなみに高知から一番近いキリンビールさんの工場は「岡山県」です。
2018年は47都道府県ではなく、9工場の一番搾りとして、北海道千歳工場、仙台工場、取手工場(茨城県)、横浜工場、名古屋工場、滋賀工場、神戸工場、岡山工場、福岡工場からそれぞれ「北海道づくり」「取手づくり」などが出されていたようです。
2016年の高知づくり、2017年の高知に乾杯は北海道千歳工場で作られたものだとか。

この47都道府県の一番搾りの中で、「高知づくり」もしくは「高知に乾杯」は47都道府県中一番アルコール度数の高い6.5%でした。
高知に来たことのある方は見たことがあるかもしれませんが、
「たっすいがはいかん」わけです。ようは、ガツンとくるビールが高知県人好みであろうと言うことが背景にあるわけです。
アルコール度数が一番低かったのは福島に乾杯で、4.5%だそうです。
(通常の一番搾りは5.0%)

高知に来ると「たっすいがは、いかん!」と書かれたキリンビールさんの販促物をよく目にするかと。

協同の森づくり事業

2006年からキリンビールさん、県さん、四万十町さんで「環境先進企業との協働の森づくり事業」でパートナーズ協定を結び、四万十町内の「たっすいがは、いかん!の森」で森の手入れ体験ツアーなどをしているようです。

津野山ビール?

2021年にはお茶の産地として知られる津野町さんとキリンビール高知支店さんのコラボで「津野山ビールを片手にオンラインで乾杯」というイベントを開催したようです。
津野山ビールというのは津野町さんのかぶせ茶パウダーを入れてつくるビアカクテルで、自分も飲んだことがありますが、ビールの苦みがまろやかになり、飲みやすかったです。
このイベントでは一番搾りにパウダーを入れて津野山ビールにしたそうです。

FARM to SVB

キリンのブリュワーが日本各地で出会った農作物を使用し、多様性に富んだクラフトビールの世界を伝えるプロジェクトとして進められている「FARM to SVB」の第五弾として2020年に【YUZU Sparkling ~FARM to SVB 高知産ゆず~】が発売されました。(現在は販売終了)

この時、銀座にある高知県のアンテナショップ「まるごと高知」にて「ゆずクラフト飲み比べセット」なるものが売られました。
中身は「高知カンパーニュブルワリー」さんの【TOSACO YUZU PALE ALE】と、前述の【YUZU Sparkling 〜FARM to SVB 高知産ゆず〜】がセットになったものでした。

とこれで高知県とキリンビールの繋がりは一旦終わります。ありがとうございました😊

ビール🍺購入に使わせていただきます。