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🐘タイ語の勉強🦁〜「くるくるのないタイ文字フォント」の解読〈その3〉=曜日と星占い、曜日ごとの色と仏像=

⬜︎「くるくるのないタイ文字フォント」解読の3回目。
継続は力なり、だんだん目が慣れてきました。

⬜︎今回は「曜日」
★以下、ひたすら地味な勉強過程を書いてるので、もし根気が続くようであればお読みくださいませ。

@Thairath_NewsのX(Twitter)の
「星占い(曜日占い?)」より

⬜︎「くるくるなしタイ文字フォント」と「くるくるありタイ文字フォント」と照合していく作業の連続。

iPhoneのキーボード(シフトボタンを押さない状態のタイ文字)
iPhoneのキーボード(シフトボタンを押した状態のタイ文字)

⬜︎まずはこれ⬇️
※「日曜日」というのはGoogle画像検索ですぐわかるのだが、できるだけがんばってタイ字を解読してみる。

左から見て行くと、
*Cの逆みたいなのが」w
*その上のㄴみたいなのが」a
*u みたいなのが」n
*Gの逆みたいなのが」a
*杖みたいな字はそのまんま」aa
*n みたいなのが」th
*その上の➖が」i
*ハート🩷みたいな字の右半分が閉じてないのが」t
*EとUを引っ付けたようなのが」y
*その上の🚰みたいなのがかな? 黙示記号なので、その下のยは発音しない

⬆️これらを合体してみると、
วันอาทิตย์ [wan aathít]ワン アーティット「日曜日」

⬜︎次は「月曜日」⬇️

左から見て行くと、
*Cの逆」w
*その上のㄴみたいなのが」a
*u みたいなのが」n
*👂みたいなのが」c(ジャジジュジェジョ)
*その上のㄴみたいなのが」a
*u みたいなのが」n
*n みたいなのが」th
*s みたいなのが」r
*その上の🚰みたいなのがかな? 黙示記号なので、その下の ร は発音しない

⬆️これらを合体してみると、
วันจันทร์[wan can]ワン ジャン「月曜日」
★語尾の「ร」に「黙示記号์」がついているが、この場合前の「ท」も発音しない。

⬜︎「火曜日」⬇️

*Cの逆」w
*その上のㄴみたいなのが」a
*u みたいなのが」n
*Gの逆みたいなのが」a
*その上のㄴみたいなのが」a
*Vが左に傾いたようなのが」ŋ
*一見Aかな?に見えるのが」kh
」aa
*s みたいなのが」r

⬆️これらを合体してみると、
วันอังคาร[wan aŋkhaan]ワン アンカーン「火曜日」
※語尾のรについて↓
母音「า」の後の「ร」の発音は、ン[n]。特別な読み方

ร(ロールア)の基本の音は、ラリルレロの「r」のはずですが、全然違う変な読み方をします!
4パターンあります。

① 母音+ร ときたら ⇒ ร は[n]と読む。

●あまぐりこのタイ語学習ルアイルアイ●さんのブログより


⬜︎「水曜日」⬇️

*Cの逆」w
*その上のㄴみたいなのが」a
*u みたいなのが」n
*w みたいなのが」ph
*その下のㄱみたいなのが」u
*s みたいなのが「ร」r →…と思ったら、実は調べてみると」th でした!

⬆️これらを合体してみると、
วันพุธ[wan phút]ワン プット「水曜日」

⬜︎「木曜日」⬇️

*Cの逆」w
*その上のㄴみたいなのが」a
*u みたいなのが」n
*w みたいなのが」ph
*🐔のシッポが長いのが子音の [r] と母音の音を併せ持つ文字。[ri]または[rʉ]または[rəə]と読むらしい。※現在、『廃字』になっている様子
*Kみたいなのが…なかなか特定できずあとで調べてみると」h
*その上のㄴみたいなのが」a
*aの頭に่がついてるようなのが」s
*Uみたいなのが…なかなか特定できずあとで調べてみると」b
*渦巻きみたいなのが」d
*その上のLの逆みたいなのが」ii

⬆️これらを合体してみると、
วันพฤหัสบดี [wan pharʉ́hàtsabɔdii]ワン パルハットサボディー「木曜日」
★これの解読は、ややこしかった〜😩

⬜︎「金曜日」⬇️

*Cの逆」w
*その上のㄴみたいなのが」a
*u みたいなのが」n
」s
」u
」k
」r
」黙示記号

⬆️これらを合体してみると、
วันศุกร์[wan sùk]ワン スック「金曜日」

⬜︎「土曜日」⬇️

*Cの逆」w
*その上のㄴみたいなのが」a
*u みたいなのが」n
」e
」s
」aa
⚪️ →aw
」r
」黙示記号

⬆️これらを合体してみると、
วันเสาร์[wan sǎw]ワン サオ「土曜日」

⬜︎タイの曜日は「วัน[wan]」から始まる
วัน[wan]ワン「日、〜曜日」

⬜︎วัน[wan]ワン の後の言葉は何を意味するか?
*日曜日:
วันอาทิตย์ [wan aathít]ワン アーティット→อาทิตย์[aathít]アーティット「太陽」
*月曜日:
วันจันทร์[wan can]ワン ジャン→จันทร์[can]ジャン「月」
*火曜日:
วันอังคาร[wan aŋkhaan]ワン アンカーン→อังคาร[aŋkhaan]アンカーン「火星」
*水曜日:
วันพุธ[wan phút]ワン プット→พุธ[phút]プット「水星」
*木曜日:
วันพฤหัสบดี[wan pharʉ́hàtsabɔdii]ワン パルハットサボディー
 →
พฤหัสบดี [pharʉ́hàtsabɔdii]パルハットサボディー「木星」
*金曜日:
วันศุกร์[wan sùk]ワン スック→ศุกร์[sùk]「金星」
*土曜日:
วันเสาร์[wan sǎw]ワン サオ→เสาร์[sǎw]「土星」

⬜︎タイの「(曜日の)星占い」では曜日ごとに色分けされているが、特別な意味合いがあるのか?
なんと!
タイでは、「曜日ごとの色」だけ重視するだけでなく「曜日ごとの仏像(仏さま)」も決まっていてとても大事にされているそうです!
以下、日本の外務省のホームページ(「日タイ修好120周年 知ってる?タイと日本」)に詳しく書かれています。

〈タイにおける曜日毎の色と仏像〉
 タイでは曜日毎にその曜日の色や仏像が決まっていて、自分が生まれた曜日の色のものを身につけるようにしたり、お寺に行ったときは自分が生まれた曜日の仏像に拝んだりすることが幸運をもたらすと人々の間に深く浸透しています。日本では自分の生まれた曜日を気にすることはあまりありませんが、タイの人々は大抵自分が何曜日生まれなのか知っていますし、日本でいう星座占いや血液型占いのように、曜日ごとに性格や運勢を占ったりします。昔一般国民がまだカレンダーを持っていなかった頃は、宮廷に出仕する女性の洋服の色を見て人々はその日が何曜日かを知っていたといいます。

〈曜日ごとの色・仏像〉
日曜日
 曜日の色はです。仏像は現地語でプラプッタループ・パーンタワーイネートと呼ばれます。その姿は右手を上にして両手をお腹の上で組み、菩提樹を見つめている立像です。

月曜日
 曜日の色は黄色です。仏像の読み方には諸説あるようですが、一般的なのはプラプッタループ・ハーム・サムトーンです。その姿は、左手を垂直に降ろし右手のひらを胸の高さで外に向けて飢餓と日照りを制止している立像です。

火曜日
 曜日の色は桃色です。仏像はプラプッタループ・パーンサイヤートと呼ばれます。その姿は右手を枕に乗せて腕を耳に当て手のひらを開いて頭を抱え、左手は腰のほうへ伸ばして目を閉じ両足を揃えて横になった寝釈迦像です。

水曜日
 曜日の色は緑色です。仏像は現地語でプラプッタループ・パーンウムバートと呼ばれます。その姿は(右手を側面に左手を底に添えて)両手でお布施の鉢を前に抱え、足を揃えた立像です。

木曜日
 曜日の色はオレンジ色です。仏像は現地語でプラ・プッタループ・パーンサマーティと呼ばれます。その姿は左手を下にして手のひらを組み、右足を上に胡坐をかいて瞑想している坐像です。

金曜日
 曜日の色はです。仏像は現地語でプラプッタループ・パーンラムプンと呼ばれます。その姿は右手を上にして両手を胸の上で交差し、仏法と伝道について瞑想する立像です。

土曜日
 曜日の色は紫色です。仏像は現地語でプラプッタループ・パンナークプロットと呼ばれます。その姿は右手のひらを上に体の前で手を重ね、背後にいる7本頭の蛇・ナーガに保護されて瞑想している坐像です。

※仏教色の強いお寺で並んでいるのは以上の7体ですが、バラモン教色が強いお寺では水曜の夜と毎日を足した9体となっているようです。

〈国王即位60周年記念のシンボルカラー〉
 2006年6月にプミポン国王の即位60周年を迎えたタイでは、その行事前から国民が黄色の洋服や腕輪を身につけて街が黄色で溢れていました。シンボルカラーが黄色なのは、国王陛下が月曜日生まれだからです。
タイ政府では職員に対して今年いっぱいは月曜日に黄色の洋服を着るように呼びかけ、タイ企業の多くも従業員に対して同様の呼びかけをしました。黄色のポロシャツのあまりの人気で洋服販売店での価格が当初の倍以上に跳ね上がることも起きたため、タイ商業省は黄色のポロシャツの価格を400バーツ以上にすることを禁止して、違反者には罰金を科すと発表するという事態になりました。

外務省「日タイ修好120周年 知ってる?タイと日本」より

★疲れたけど勉強になりました!
ここまで読んでくださった皆さま、ありがとうございました!

つづく

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