今日の心理学のクラスで学んだ二つのこと

こんにちは、現在アメリカの大学2年でまだテニス部に所属しているMasaです。

先ほど8:30からのGeneral Psychologyのクラスで個人的に興味深いことが二つあったので書いてみます。ちなみに30人ほどのクラスです。

一つ目はIn-Class Assignment と呼ばれる授業内での課題みたいなものです。

個人でやるのと数人で終わらすグループワークがありまして、今回はグループワークでした。

質問はマズローの必要欲求五段階を見て、今の現代でここに入ってきそうなものを考えるというもの。教授の狙いとしては「このヒエラルキーは約50年前に書かれたもので現代とは社会や状況が全然違うから、この50年でどんな変化があったか考えて」といった感じです。

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僕たちはHealthy Careが入ってくるって発言しました。他のグループはインターネットだったり、Financial Securityって回答でした。いろんな回答があったので聞いてて面白かったです。日本の大学の授業がどんなかは知らないですが、アメリカの大学の授業では回答がない質問が多いので間違いを恐れがちな自分には少々厄介です^^;

そしてこの質問で何が個人的に興味深いのかというと、自分の中のマズローの欲求段階がぶち壊されたような感覚に陥ったからです。もちろんマズローは知っていましたし、承認欲求を満たすためにいろんな行動、例えばTwitter、をしていることも知ってました。

が、50年後の今でもこの図がそのまま通じるということを無意識のうちに信じちゃっていました。この質問をされて「確かにマズローとこの欲求段階は有名で常識みたいなとこがあるけど、これは50年前に書かれたものだからこの50年で変化しているはず。常識壊された〜」って感じでした。「常識を疑う」という心理学とは全く関係のないことを学んだ瞬間でしたw


二つ目は好きでやっている行動に対して報酬をあげると、その行動をしなくなったり嫌になったりすること。

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質問を読んでみて、答えはどれになると思いますか?

















答えはDです。

Amyは好きで絵を書いていたのに、研究者が報酬をあげたが故に絵を描くのをやめたということですね。これはアスリートにも言えることで、アスリートは好きでスポーツを始めて好きで続けていたはずです。それがプロになったり賞金のあるトーナメントに出ることで、お金のためにやっているのか好きでやっているのかがわからなくなり次第にそのスポーツをやめることになります。まぁ全員が全員やめるわけではないので、さすがプロフェッショナルです。

モチベーションにはIntrinsic motivation & Extrinsic motivationの二つがあり、上での実験のようにExtrinsic motivationには注意が必要です。メンタリストDaigoさんの「超習慣術」にも書いていたことですが、外向的モチベーションは何かを始める動機付けとしての効果はありますが、それを続けていこうとするとやめる確率が高くなるので次第に内向的モチベーションに変えて行くのがいいです。

自分が読書で予習していたことは講義内で英語で説明されてもわかりやすくて良いです。まぁ今日はたまたま説明されただけで、毎回ではないです。

読書することのモチベに教授の説明という報酬を持ってくるのではなく、「読書が好きだから読む」「学ぶことが好きだから読む」という内向的モチベを頼りに続けることが嫌にならないコツです。


はい、今日はこんなとこで。

では!!

Masa🇺🇸


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