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Torus (トーラス) by ABEJA

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Torus(トーラス)は、AIの社会実装を手がける、株式会社ABEJA(https://abejainc.com/ja/)のオウンドメディアです。「テクノロジー化する時代に、あえ…
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2020年8月の記事一覧

Torus 配信停止のお知らせ

Torusを読んで下さっている皆様に、お知らせです。 この投稿をもって、Torusは配信を終えることになりました。その後もアカウントは継続し、記事もそのまま残します。 TorusはAIのベンチャー、ABEJAの世界観を広く届けるオウンドメディアとして発信を続けてきました。「テクノロジー化する時代に、あえて人をみる」をコンセプトに掲げながら、どんなコンテンツがそのコンセプトに見合うのか、模索の日々でした。 そしてスタートから1年がたった節目に、これまでの振り返りとこれから

美学者・伊藤亜紗が考える「偶然の価値」

目が見える人は情報の大半を視覚から得ていると言われます。では、目が見えない人たちは世界をどのように認識しているのでしょうか。 本人ですら、いわく言い難いその感覚を、美学者の伊藤亜紗さんは当事者との対話から探り、自著「目の見えない人は世界をどう見ているのか」で、見るという行為そのものを揺るがしました。 伊藤さんは「雲が流れゆくのを淡々と眺めるように、身体に何が起こるかを淡々と見ていく」と言います。 身体を通じて見えてきた「世界の別の顔」とは。 見えない世界の「見え方」伊