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予約注文していた本を引き取りに渋谷まで出かける。珍しく井の頭線のドン行にあたったので一駅手前の神泉で降りる。神泉といえば東電OL殺人事件。駅前のアパートは未だあった。しかも未だ人が住んでる気配。事件後に引っ越してきたのか事件前から住んでいるのか?ラブホ街の坂道を下りbunkamuraの手前で迅太くんにばったり遭遇。迅太くんを誘って東急本店の地下のミカドコーヒーのモカソフトを食べる。渋谷に来たら夏だろうが冬だろうが十中八九ここのモカソフトを食べるのだ。パルコ2FのOILで本を受け取って周辺の店を冷やかして帰宅。

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このまま涼しくなってくれるのかと期待していたら、今日はまたちょっと暑い。猫たちにスペシャルコンボランチを出して、玄関前に水を撒く。猫もぐったり人もぐったり。コンビニで健康保険の督促の支払いを済ませ、店の前でアイスコーヒーを飲む。セブンイレブンでこれだけ旨いコーヒー、しかも100円が飲めるという事実に大抵の外人は驚愕する。夕方少し涼しくなってきたので「手と花」の坂口恭平展に顔を出す。パステルの小品は遠くから見ると写真のようで近くで見るとパステル画。普通なんだけど何処か不思議な絵。帰りに手塚さんから魔法使いのような杖と香港の古い60年代の写真集を貰う。

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髭がもぞもぞしてきたので散髪のタイミングと思い、近所の床屋に出かけたら3人散髪中で3人待ち。これは最低でも1時間は待たされると判断して撤退。スーパーに寄って生姜焼き用にバラ肉と玉ねぎ、惣菜のポテトサラダを買う。今日は早くて簡単漬け込まないタモさんの生姜焼きを作るのだ。ついでにザワークラウトも作っておこうと思い立ってキャベツ4分の1も買う。端数をポイント、残りを現金でそつなく支払うところがなかなかの主夫っぷり。今日は地下駐輪場からスーパーの入口の真ん前に出る秘密の通路を発見した。スーパーの買い物段取りが日に日に洗練されていく。

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いかにも夏らしい入道雲が空いっぱいに立ち上がっていて壮観だった。ここ数年入道雲を見なかった気がするが気のせいだろうか。子供の頃は夏の空といえば入道雲みたいな記憶があるが、それも刷り込みの記憶なのだろうか?そもそも入道雲自体インパクトが強くて大袈裟だからどうも描き割りっぽいというかウソくさい。でもそれが現実に空で展開しているので見入ってしまうのだが、頭の中で派手に再構成されて記憶されているのかも知れない。記憶なんてあてにならない。だから、こうして日記に記しておかないとならない。
0828金曜日、晴れ。知人の展示会で吉祥寺まで出かける。井の頭公園駅に降り立つとテレビドラマの「高校教師」を思い出し山崎ハコの主題歌を口ずさんだ。会場で出された自家製のレモンスカッシュがもうレモンの味を遥かに超えて未知の果物のようで超絶美味しかった。帰りに皆で井の頭公園にあるタイ料理レストランで夕飯を食べたが、ここに無茶苦茶ホスピタリティに溢れる金髪モヒカンで両腕タトゥーな見るからにホーボーな白人の店員さんがいて、愛想が良さと気の使い方が完全に日本人化してた。昔青山の路地裏にあった「Las Chicas」という外人の溜まり場みたいなレストランにいたウェイトレスをふと思い出した。

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羽根木の「OUT OF MUSEUM」に久しぶりに顔を出したら葉山の大久保さんもいて仕入れたばかりの家具一式を見せてもらう。50年代の日本のモダニズムデザインが王道からちょっとズレてて海外のコレクターとか国内マニアには人気なのだそうだ。迅太くんも揃って古物商の未来について熱い意見はかわさなかったけど(笑)ダラダラと井戸端会議。雲を掴むような日々を生業にしてると、こういう井戸端会議が気軽にできる場所って大事だよなぁとつくづく思う。やはり実際に顔を合わせるって必要だ、マスク越しだとしても。

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週末にクリスマス催事の打診がきたので、汗だくの日曜日にクリスマスのことをツラツラ考え始める。競合ではない直受けの仕事なので受ける方向で返答したものの時間が少々足りないのは事実。コロナの影響で商業施設の予算ぐりも再調整を余儀なくされているらしく、諸々の決定がずれ込み連絡が今になってしまったようだ。酷暑が続いているが暦はもう9月。11月末のインストールを考えると2.5ヶ月。実際の製作期間は2ヶ月弱。結構バタバタになることはほぼ間違いなしだけど目立つ場所なのでヘタは打てない。しっかり納得のいくものができれば新しい方向性を打ち出せるかもしれない。

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