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写真を撮る理由

どうして写真を撮るんだ?

写真を撮り続けている人は、一度は自分に問いかけたことがあると思います。

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カメラの使い方を覚えて、ある程度キレイな写真を撮れるようになった、いろんな機材を買って楽しく撮ってる。でも、これが目的だった?

そういう人もいるでしょう、趣味なんだからコレぐらいでいい、所詮は遊びなんだから。

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楽しむことが出来ているなら素晴らしい、私も楽しく撮ってます。

少し前に、写真表現についてのセミナー的なことをやってみました。正直、みんな興味ないだろうと思っていたのですが、意外と真面目に聞いていもらい、もっと写真が楽しくなりそうだとか、写真集とかチンプンカンプンだったけど見方が変わって面白い等、肯定的な意見が多かったです。

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私がセミナー的なことをした訳は、機材うんぬんや、どこかで見たことのあるようなキレイな写真の撮り方の話しかしない、しかできない(機材うんぬんは私も好きですが...)人たちが周りに多かったからです。

多くの人が写真の撮影やレタッチ以外の楽しみ方を知らないだけで、少しのきっかけさえあれば、もっともっと楽しい写真ライフが送れるのです。

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みなさんは日本語で伝えたいことを言葉にしたり、文章にすることができると思います。

私は文字を覚えるだけではなく、覚えた文字で何を伝えるかが大事だと思うのです。

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言葉は他人を傷つける一方で他人を癒し、励まし生きる力を与えることもできます。

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以前、外国の方からメッセージをいただきました。どこの国かもわからない言葉でしたが、翻訳してみると「あなたの写真が好きです」という意味でした。

「あなたの写真が好きです」ただこれだけの短い文章ですが、私は写真を撮り続けてよかったと、そして、写真は言葉や文化、世代の壁を超えることができるツールなのだと確信しました。

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つまり、写真は地球のどこかにいる誰かを傷つけることも、癒すことも、励ますこともできる、世界中の人々の心を動かす力を、生きる力を与えることができるのだと、私はそう信じることができました。

どうせなら、誰かに元気になってもらえるような写真が撮りたいと思うのです。それが私の写真を撮る理由です。

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楽しいから撮る、家族の記念に撮る、友達との思い出に撮る、自分を表現したくて撮る、様々な理由で写真を撮っていいのです。それを否定されることはあってはいけないのです。

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撮る理由がわからなくたっていい、大事なのは撮り続けることです。写真は財産になります。1枚素敵な写真が撮れたなら、一生涯、死んだあとでさえその写真はあなたの作品です。その1枚1枚を積み重ねることであなたが写真を撮る理由になるかもしれません。


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