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#ウォーターフォール・モデル
溜池随想録 #10 「反復型開発プロセス」 (2010年3月)
米国防総省のIT調達標準
ウォーターフォール・モデルが、業界に深く浸透した原因の一つは、1980年代に米国の国防総省が、ウォーターフォール・モデルとドキュメント重視のアプローチをIT調達の標準としたからである。それが、DOD-STD-2167と呼ばれるものである。
しかし、国防総省はウォーターフォール・モデルが内包している問題に気付き、90年代半ばに開発工程を何度も繰り返してソフトウェアの
溜池随想録 #9 「『ウォーターフォールモデルは間違いだ!』」 (2010年2月)
システム開発遅延の原因
現在、日本における受託ソフトウェア開発の大半は、ウォーターフォール・モデルで行われている。ウォーターフォール・モデルとは、ソフトウェア開発の工程を(1) 要求定義、(2) 設計、(3) コーディング、(4) テスト、(5) 保守のように分けて、それらを順に実施していくという手法である。
最初にきちんとした計画や設計書をつくり、それに従って実行するという方法であり、作業は