オスマン語 エリフの読み方

前回エリフの音は 前の文字につけてa か  e の音を出すと申し上げました。

例えば
日本語のア段を見てみましょう。
آ   a あ
کا  ka か
سا sa さ
تا  ta  た
نا  na な
ها ha は
ما ma ま
یا  ya や
را  ra  ら
وا va  わ

日本語のに山、川、浜、 柔(やわら)、棚、傘、をおすまんごでかいてみると
یاما 山
کاوا 川
هاما浜
یاوارا やわら
تانا 棚
کاسا 傘

いかがですか?
何となくエリフの位置がわかっていただけたでしょうか?
エリフは後に来る文字とくっつかないので、見やすいと思います。
ちょうど日本語の文字(あ、か、さ、た、な・・・)が2文字で書かれているパターンになりますね。
オスマン語は右から左に読みます。
トルコ語にはWがないので、わは唇を軽くかむ vの子音で表します。

not:
オスマン語(現代トルコ語も同じ)の文字を読むときに日本語にはない母音は3つです。
それは

ö オとエの真ん中 少し丸めたオの口の形でエと言います。

ü 丸めた口での形でイと言いいます。 ウとイのまんなか

ı イの口の形でウと言いいます イとウのまんなか

日本語のアイウエオとほぼ同じ音aiueoと上の三つの文字を合わせて全部で8文字が、トルコ語の母音です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?