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季節はずれの降雪とガス欠

4月というのにまだ冬のような天候に逆もどりをしている今春。今日は一部の学校で新学期やら入学式があるらしく、「学校周辺を走るときは十分注意するように」と注意、警戒されていた。

そんな入学式の日だが、朝からの曇り空がいよいよ我慢できなくなったのか、11時頃からパラパラと雪が舞いはじめた。配達の出発時にはまだ路面は乾燥していて、午後からの降雪の予報を信じてスニーカーで出てきてしまった。

舞いはじめた雪は一時的に強くなり視界が覆われるほどだった。しかし、気温が高いせいか積雪とまではいかない。おかげでスニーカーでもなんとか降雪を切り抜けることができた。雪は気がつくと雨になっていたり、また細かい雪に変わっていたりと、なかなか止むことはなかった。

昼休みの時間を過ぎた頃、バイクがガタンガタンとノッキングするような現象を起こすようになった。それには心当たりがあった。昨日の帰り、指定のガソリンスタンドに寄ったところ、給油待ちのクルマが多く、給油せずに帰局したのだった。前回の満タン給油から三日目だが「ギリギリ持つだろう」とタカをくくっていた。

もう少し配達を続けたかったが、「ガス欠になったらガソリンスタンドまで押して歩かないといけないかも」と不安になり配達を中止する。移動中、幹線道路を渡る際にエンジンが停止。その後、すぐにはエンジンはかからず、しばらくキックを続けることになった。ようやくエンジンがかかり、なんとか無事にガソリンスタンドまで辿り着くことができた。

他のメンバーから遅れること30分、ようやくお昼休みをとった。


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