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記事抜粋38

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さて、最近、ひろゆき氏の、肉屋を応援する豚、をよく取り上げている。

個人的には俺は「自民党に投票しない、むしろ対立政党に投票する、自民党支持派」だ。同じような手法は俺の両親も実践していたが、これを強制されたことも無いし、「あなたはあなたの考えで決めてください」と言われてきた。俺は両親に俺自身の投票行動について報告したことは無いが両親の手法を採用したわけだ。

俺自身は俺の両親よりも考えは自民党寄りだと思う、自民党に投票したことは一度も無いが。
ただ、このスタンスも変更しなければならないかもしれないと思い始めている。


原油価格は何度か$80を試したが、ここに落ち着いている:WTI Crude, $78.86.

電池ネタが欲しい人が多いのかもしれないが、①資源制約で破綻しない堅調なBEVシフト、②e-fuelなどによるHEVの見直し、③トヨタのバイポーラ型リチウムイオン電池と全固体電池の市場投入計画と、安心できる材料が出揃ったこともあり、後は話題作りのネタをネタとして楽しむくらいで十分だろうと思っている。

最近、日本ではまたFCVで盛り上げようという意図が見られるが、どうでしょう?:燃料電池車と水素インフラの普及に必要な政策とは? 経産省が中間とりまとめを公表:法制度・規制(1/4 ページ) - スマートジャパン (itmedia.co.jp)

  1. 運輸部門の脱炭素化が求められる中で、その活用が期待されている水素。経済産業省が主催する「モビリティ水素官民協議会」では、このほど運輸部門における水素の利活用の方策などをまとめた中間とりまとめを公表した。カーボンニュートラル社会の実現に向けては、運輸部門においても、脱炭素化が不可欠である。このため運輸部門ではEVが急速に普及しつつあるが、長距離の移動が求められる分野では、水素の活用、すなわちFCV(燃料電池自動車)の普及が期待されている。まあ、長距離トラックならいいんだが。

  2. 日本は世界で初めての「水素基本戦略」を2017年に策定し、グリーン成長戦略や第6次エネルギー基本計画等を踏まえ、2023年6月に水素基本戦略の改定を行った。改定水素基本戦略においては、水素(アンモニア等の水素換算量を含む)の導入目標として、発電・産業・運輸などの合計で、2030年に最大300万トン、2040年に1,200万トン程度、2050年に2,000万トン程度を掲げている。こっちは天然ガス消費量削減の問題だが、再エネの不安定な電力供給を補うにはグリーン水素をつくるしかないでしょうし、大規模に長期備蓄するにはグリーン水素からグリーンアンモニアをつくるしかないでしょう:H2 & NH3 Combustion Technologies (2020).それはいいんだが。

  3. また、水素コストについては、長期的には化石燃料と同等程度の水準を目指し、2030年に30円/Nm3、2050年に20円/Nm3以下(いずれもCIF)を目標としている(※ 水素1Nm3=0.0899kg)。今は100円/Nm^3くらいだろう。どうやって下げるつもりかよく知らんが。まあ、あまり調べるつもりも無いからだが・・・。「頑張ってね♡」くらいな感じだ・・・。

  4. 自動車分野においては、2030年までに乗用車換算でFCV 80万台程度(水素消費量8万トン/年程度)、水素ステーション1,000基程度の導入を目標としている。問題はここだ。「乗用車換算」だから必ずしも乗用車ではないんだろうが・・・。タクシーでも令和2年で177,326台+29,649台=206,975台だ。

さて、現状はと言うと・・・

  1. FCVは現在、日本や米国では乗用車を中心に導入が進んでおり、日本国内におけるFCVの導入台数は7,755台である。水素ステーション数は181カ所と年々増加しているが、国内ガソリンスタンドの約28,000カ所と比べると、まだ1%に届かない。まあ、ガソリンスタンド並みにってのは無理が有るわな。

  2. 他方、中国では商用車(トラックや路線バス)を中心にFCVの導入が進んでおり、2021年末時点で累計9,000台程度が導入済みである。また、欧州のHyTrucksプロジェクトでは、2025年までに、合計1,000台のFCトラックを導入することを計画している。これはFCV導入するに手堅いところなんだが・・・どこも乗用車言うとらせんわね。

  3. 世界的な燃料電池市場の拡大を見込み、トヨタ自動車に対しては、2030年時点で10万台/年程度の燃料電池の外販オファーが寄せられており、その大半が商用車である。トヨタでは、欧州、中国、北米の市場規模が大きいと予測している。まあ、トヨタのが一番いいからね・・・。

  4. なお、日本は燃料電池のセル技術・水素タンクの大型化技術関連で、諸外国と比較して特許数などで優位に立っている。一方で、近年の燃料電池のセルに関する特許出願数は中国が突出しており、今後の水素産業戦略が注視される。これでちょっと焦ったんだろうな、経産省。「また、中韓にやられたか?」言われる思って・・・。ここは「やらせた」ほうがいいところでもあるんだが・・・。

問題はインフラだ:

表3.水素供給コストの試算 出典:モビリティ水素官民協議会
  1. 水素供給コストにおいて、水素そのもののコストのほか、水素ステーションに関する費用が高いことも課題とされている。2021年度の補助事業の実績平均値として、水素ステーション整備費(設備費や工事費)は3.3億円であり、超高圧水素対応の蓄圧器や圧縮機が高額化の一因となっている。・・・先述のとおり、水素ステーション整備費用が高額化する理由の一つは、超高圧水素(70MPa)に対応する蓄圧器や圧縮機等が高額であることであった。仮に、タンク圧力を70MPaから35MPaに低下させた場合、一定の前提の条件のもと、建設費や運営費は2割程度コストダウンできると試算されている。他方、タンク圧力の低下により、車両に搭載できるエネルギーは4割減少するため、航続距離も4割短くなってしまう。実際に、欧州や中国ではすでに35MPaのFCバスやFCトラックが導入されており、中近距離用途では、国内でも導入の可能性がある。ただし、中近距離用途では、EVとの競合が一層強まるため、その需要については不透明である。ここは今でも批判の有るところだが、俺は一応70 MPaを支持しとこう。「長距離」しか活用するところが無いと思っているからである。ただし、タクシーの場合は「基本的にはレンジエクステンダ」で可、したがって35 MPaで可と考えている:Electrochemical Impedance Analysis for Fuel Cell (2020).

  2. また年間運営費3,100万円のうち、信頼性の低い機器の修繕費が半分程度を占めている。加えて、FCバスの充填が昼間に集中するため、機器の平均稼働率が低いことも高コストの一因となっている。そんなもんガソリンでも軽油でも同じだろうよ・・・。表3は高いほうだけ見ておけばいいと思う。

  3. 水素供給コストの将来見通しとして、水素調達コストは500円/kg、整備費は「2/3補助」、運営費は「補助なし」と仮定した場合、水素供給コストは表3のように試算された。ま、補助金前提だ。

  4. なお、大型FCトラックでは、既存水素ステーションの充填速度では30分程度もしくはそれ以上の時間が掛かるため、既存のトラック(ディーゼル)と比べて利便性が損なわれる。充填時間の短縮策として、水素の大流量充填を行う場合、水素供給コストは上昇する。よって、一部の時間帯に水素充填が集中することを避けて「平準化」するために、車両の走行データ等の共同管理・活用が期待される。AI使っとけ。

  5. 大型トラックを含むFCVの普及のためには、バランスのよい水素ステーション等のインフラ整備が不可欠である。ただし、これはEV普及を目指した充電インフラ整備においても同様であり、今後、SS(サービスステーション)や高速道路SA・PA等の限られたスペースをめぐり、両者の競合や衝突も生じ得る。


[1] 韓国教師が避ける“モンスター保護者”集中地区への転入…「穴埋めは新人」という理不尽 (msn.com)

  1. 【KOREA WAVE】韓国の小学校教師が代表的な教育地域であるソウル市江南(カンナム)、瑞草(ソチョ)両区を避ける現象がここ数年で顕在化している。瑞草区の小学校教師が死亡した事件の背景に「保護者の苦情があった」と指摘されるように、この地域の保護者の教育熱は高く、苦情も過激なためだ。2020年3月1日付のソウル地域小学校教師の転出入現況を見ると、江南・瑞草両区から他の自治区に学校を移ったのは438人、他の自治区から両区に移ったのは398人だった。2021年は両区からの転出は441人、転入は421人。2022年は前者が346人、後者は298人だった。転入より転出が多い場合、この穴は新人教師が埋めることになる。ソウルのある小学校教師は「江南を避ける雰囲気が蔓延している。あまりにも保護者の苦情が多いことで有名で、その学校にいなくても雰囲気がわかるほどだからだ」と打ち明ける。(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News

  2. 参考:江南 (ソウル特別市) 江南(カンナム)は、韓国の首都ソウル市における漢江より南側の地域を指す言葉であり、韓国語大辞典によると、カンナムは同じ行政機関の江南8学群(강남8학군)、4圏域である江南区と瑞草区二区だけを意味するが、新聞記事では江南区、瑞草区、松坡区の江南三区(강남3구)を指すことが多い。「江南」という言葉は、本来漢江以南のソウル市全域を指す言葉であったが、産業の発展に伴い江南区、瑞草区、松坡区の江南三区のみを指す言葉へと変容してきた。ただし、江南瑞草教育支援庁などの江南の名称を使用している政府機関は江南区と瑞草区だけを管理しているため、教育と社会的な概念としての江南はこの2つの区だけを意味する場合が圧倒的に多い。特に江南区と瑞草区にある小・中・高等学校は「江南8学群」と呼ばれ、韓国で教育的な競争が最も厳しい地域である。ソウルの伝統的な中心部は、漢江の北(江北、カンブク、강북)にある鍾路区や中区などの旧市街であった。だが、1970年代以降の政府主導の住宅地・オフィス用地開発政策によって、1990年代よりソウルのビジネス・政治・教育・商業などの中心は江南に移りつつある。また不動産価格の急上昇も起こっており、高層アパート(日本でいうマンション)の価格上昇やバブル発生の懸念は韓国の国政上の課題となっている。江南には地方から大学進学のため上京し、後に一流企業や政府機関等に就職した住民も多い。そのため江南は「富裕な住民の住む地域」と韓国社会では見られている。また、発展に取り残された感のある江北や全国の他地域との格差がしばしば指摘され、他地域住民や左派などから目の敵にされることも多い地域である。そのため、選挙では江南が保守派の牙城とされている。

  3. 「成熟しない自己愛」の地域かな?

[2] 「なんなんだよ、この世の中!」と愚痴ること間違いない。ハイスペックでも就職できない“韓国の矛盾” (msn.com)

  1. 幼い頃から名門大学に入学し、卒業後は大企業就職を目指す韓国の子どもたち。しかし、たとえ名門大学を卒業しても、大企業はおろか、就職さえままならないことも。韓国の若者が直面する現実は厳しい。

  2. 就職はしたいけれど 主にMZ世代といわれる世代、特にコロナ禍の時期に大学に入学した若者は就職難にあえいでいる。某有名地方大学の奨学生として入学した24歳になる知り合いの女の子、ダヒ(仮名)は、成績優秀、品行方正。英語ペラペラ、TOEICは満点、その他の科目も優秀だ。彼女は航空関連の会社への入社を目指しているが、幸い採用試験を行っている会社があっても、三次試験(面接)で落ちてしまうとぼやく。コロナ禍以降、多くの企業がコミュニケーション能力をより重視するようになり、面接試験の比重が高まったという。はっきり言って彼女はハイスペック。だから筆者は彼女の就職活動の苦労談を聞くたびに、信じられない思いで聞き返す。「ダヒちゃんがダメならどんな子が合格するっていうの……!?」と。すると彼女は「自分くらいのレベルの子なんて腐るほどいるし、もっとデキる子だっていっぱいいる」と言う。ダヒの母親とも話したことがあるが、やはり「みんなものすごく優秀。それなりの企業を狙っている子ならそれが普通。だからダヒが飛び抜けているわけでもないの」と言う。筆者は溜息しか出なかった。彼女は大学卒業後も学生時代にしていた結婚式場とコンビニのアルバイトをかけ持ちしながら就職活動を続けていたが、2022年末ソウルの某超有名ホテルでインターンとして働き始めた。しかし期待する条件とは合わず半年ほどで退職。その後まもなく輸入自動車を扱う会社に就職した。アルバイトを続けるよりは待遇が良く、前職よりも給与が高いから。でも、彼女は今でも航空会社への再就職の機会を狙っているという。もう少しだけ頑張ってみたい、と。そして彼女は自分の状況のことをこう言う。「自分なんていい方。全く就職できずにアルバイトを続けている友達もたくさんいる」から、と。

  3. 新規採用が少ないという現実、そして企業規模間の格差 多くの学生が大企業への就職を希望する。でも現実はそうはいかない。2020年代の今は、いわゆる名門大学卒、取得資格多数、学業成績及び学外活動(ボランティア等)優秀、留学経験有り、といったハイスペック学生でも、大企業への入社は狭き門だ。それどころか、中小企業も含め、何十社も不採用となることだって珍しくない。特に大企業は新規採用はせず、経験者優遇の随時採用が多い傾向にある。いわゆる大企業就職を目指して、多くの資格を取得し、さまざまな能力を身につけてきたのに、希望する会社はキャリアまで求めてくるのだから、新卒学生たちはそもそもスタートラインにすら立てないことだってあるのだ。韓国経営者総協会が実施した「新規採用実態調査」を基に発表されたある記事によれば、韓国の10大大企業のうち、2023年新規募集があるのは3社のみだという。筆者が彼らの世代なら、もう「なんなんだよ、この世の中!」と愚痴ることは間違いない。実際に韓国の若者の多くがこの状況にじれったい思いでいるわけで。本当に厳しい現実だ。公企業も政府の財政緊縮調整により、採用を大幅に減らす傾向にある。人気のスタートアップもコロナ禍で資本難に陥っている会社が少なくない。だからそもそも採用は減りがちだ。そんな状況下でも、より条件の良い企業、大企業就職希望の傾向は変わらないのだから、競争はますます激しくなるばかりだ。でも、彼らのその気持ちはよく分かる。何といっても大企業と中小企業では、給与格差が明白なのだから。大企業の平均所得は563万ウォン、中小企業は266万ウォン。20代だけで比較すれば、大企業勤めの20代は321万ウォン、中小企業勤めは201万ウォン。歴然とした差がある。さらに、大企業の20代と中小企業の50代を比較してみると、前者は321万ウォン、後者は291万ウォン。つまり、中小企業にいる50代より、大企業にいる20代の方が高所得というわけだ(※1)。中小企業に就職した若者が大企業への転職を希望し続けるというのも頷ける。

  4. それぞれの立場による理想と現実 難関を突破して大企業に入社したら安泰……のはずが、そうでないケースもある。大企業のブランド名を優先して就職を目指した結果、自分の本来の専攻とは無関係の職務に就く人が過半数を占めるという。有名大企業が人材難に陥っているというニュースを耳にすることがあるが、企業側は専門的能力のある人材が不足していると感じているようだ。 入社早々、業務に興味を感じられなくなってしまう若者が少なくないというから、こうした会社とのミスマッチは残念な事例だ。統計庁の「経済活動人口調査(2022)」(※2)によると、10人中3人が約1年半で最初の勤務先を退職するようだ。職務に対する理想と現実の狭間で悩んだり、個人より組織優先の企業の体制になじめなかったり。会社に縛られず、余暇時間も大切だと考えるMZ世代を中心とする若者は、給与だけでなく、職場環境や労働時間などの条件もシビアな判断を下すようだ。某有名病院で経理を担当する筆者の友人のチェさんは、若い職員たちはまだ仕事が残っていても、定時になればすぐに退勤してしまうとぼやいた。また飲食店を経営しているイさんは、若い部下を教育するのは神経が磨り減る作業だという。少し厳しく指導するとすぐに雇用労働部などに届け出ようとすると苦笑した。特にMZ世代は自分たちの世代とは違う、職場でのジェネレーションギャップは大きい、と。

  5. ゴールデンチケットシンドローム 韓国の若者が幼い頃から最終的な成功を求め、いかに努力をしているかを考えるとなんとも切ない。ゴールデンチケットシンドロームという言葉があるが、これは全てを叶える黄金のチケットを手に入れようとする現象のことで、韓国社会では名門大学への進学、大企業等に就職することがそれだ。この黄金のチケットを手に入れるため、小学生、いや、もう幼稚園から数々のスキルを身につけるため、少なくない努力をしてきているのだ。この黄金のチケットを追い求めるあまり、雇用率の低下、ひいては婚姻率、出産率の低下にまでつながっているとOECD(経済協力開発機構)が韓国経済報告書の中で指摘(※3)しているが、なんとも的をついているじゃないか、と唸ってしまう。頑張ったのに就職がうまくいかない、となったとき、彼らの落胆がいかに大きいかは想像にあまりある。

  6. 増えるニート族 ニートという言葉は、若干定義に違いはあるが、ほとんど日本と同じ意味で韓国でも使われている。韓国でいわゆるニート族と呼ばれる20~30代を中心とする層は、2023年5月の時点で60万8000人。2022年同時期の調査結果より2万6000人増加している。この数字は、年齢的に再就職ができずにいる40~50代の56万9000人を超える(※4)。彼らは就業年齢に達してすぐにニート族になるわけではなく、最初は就業の意思があった者が多いという。若者の挑戦意欲を奪ってしまう要因として、就職難、大企業と中小企業間で広がる格差などいろいろ挙げられるが、それにしてもニート族が60万人越えとはなんとも深刻だ。

  7. 独立できない若者 ニート族も問題ではあるが、では就業意欲はあるが、就職できずにいる若者はどうするのか。学生時代のアルバイトをそのまま続けたり、あるいは公務員試験の準備のための予備校に通ったり、資格取得に励んだり、次のステップのために努力をする。しかし、それではなかなか経済的に独立できない。結果、実家暮らしになることも珍しくない。あえて独立を諦め、親との同居を選択する若者を指すカンガルー族、ブーメランキッズという言葉もあるぐらいだ。韓国保険社会研究院及び韓国統計振興院による青年生活実態調査(※5)によると、19~34歳の57.5%が両親と同居しており、そのうち67.7%は具体的な独立の予定がない。独立を計画できない最も大きな理由として、56.6%が「経済的な条件を備えていないから」と答えている。しかし、カンガルー族を続けられるのは、中・高所得層の家庭の子どもだけともいわれている。収入がない子どもを養っていくには、親だってお金があってこそ、というわけだ。と、ここで、経済力が十分にある家庭、資産家などの子女を指す「金の匙」という言葉が浮かんだ。そして「金の匙」ほどでなくとも、それなりに裕福な家庭の子どもたちはやはり救われる道があるのか、と、そうではない若者を思いながらやるせない気持ちになった。なんともはや、この負のループに絡めとられた就職事情……。最近はコンビニで、本屋で、時には予備校の前で、アルバイトや勉学に励む若者を見ると、ついついこの子にはどんなストーリーがあるのだろう……と考えてしまう。そして彼らに明るい未来が訪れることを願うのだ。

  8. 日本は既にそうなっている。中国の労働市場も飽和してきた。韓国も恐らくそうなのだろう。

  9. 大学生にどんな仕事に就けばいいか聞かれることが有るが、俺はスモールビジネスのノウハウを習得できる業界への就職を例として挙げている。独立しやすいからだ。30歳代の人でそういった方向へ実際に転換する人も出てきた。

  10. 俺の若かった時代とは明らかに情勢が異なる。俺は「自分の財布でやるのは無理だな。じゃあ、会社の金使うか(笑)。」って動機で業界入りしたが(記事抜粋37 | LinkedIn冒頭の小咄参照)もうそんな時代ではない。俺はその当時「比較的安全だろうな」と思われる業界に入り、7年様子を見て、調子の良かったその業界も「後10年ちょっとで終わるだろう」と予測し(ということで、2001-2010年を日本エレクトロニクス最後の10年と想定することにしたが、実際、2010年は日本の半導体死亡宣告の年だった。)、その間に研究を片付けてしまおうと思った。やり残したことも有ったが、それ以上こだわると本当に危険だと思った。

  11. 韓国は日本より遅く経済発展に入ったためか日本以上に過酷だ。同じ研究室で学位をとった韓国人も韓国のトップ財閥企業で半導体をやることになったが、周りの何も知らない日本人学生たちには「勝ち組ですね」なんて言われていたものの「研究やれるようなところじゃない。お金のために40歳(*)まで我慢して働く。その後は好きなように生きる。」とぽつっと漏らした。俺はそれを聞いてそいつの覚悟を知ったのだった。同時に若くしてそのよう大人びた人間にならなければならない韓国の厳しさを知ったのだった。まあ、兵役の代わりに韓国政府の指定する財閥企業でしばらく働いてから、修士それから博士を取るので日本人よりは少し歳食ってはいる。

  • 実際、韓国の財閥系ハイテク企業では多くの人が40歳で辞めるらしい。部長になると50歳までは働けるらしいが、これまた同じ研究室で学位をとった別の韓国人で韓国の別の財閥企業で半導体をやっていたのが開発部長になって少し延命したものの、日本で会ったときに「50歳で辞めなければならない」とこぼしていた。

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さて、社畜は韓国にもいないわけでもないが、マインドセットは日本のそれとはかなり違うようだ(ま、階層にもよるのかもしれない。)。
日本の社畜の特徴はこれだそうだ:残業・徹夜をうれしげに自慢、「社畜」が気づかない2つのリスク | 依存する人々――現代ニッポンに潜む罠 | ダイヤモンド・オンライン (diamond.jp)

  1. わが社は歴史的に“社畜”が多く、飲み会の話題は徹夜自慢、残業自慢、休日出勤自慢のオンパレードです。果ては働きすぎによる病気自慢まで――。その一方でうつ休職者が絶えず、なぜかバツイチ率も高く…。中途入社した自分ですが、将来が不安なので早期の転職も検討しています。「相変わらず忙しそうですね」と声をかけると、「いやあ、タスクが集中しちゃって」「昨日も徹夜でさ」などと、うれしげに語りだす人が周りにいないだろうか。見れば目は充血し、顔色もよくない。だが、常にヤル気満々で、体調を崩そうが親が倒れようが、這ってでも会社にやって来る。「ワークライフバランスが叫ばれ、残業に対するネガティブなイメージが広がっている一方、仕事をすればするほどメンタル的に元気になる人々がいる。もちろん、仕事に打ち込むのは素晴らしいことですが、なかには“仕事依存症”を疑うべき病的なケースもあります」と指摘するのは、赤坂診療所所長で精神科医の渡辺登氏だ。気の毒に・・・。

  2. こんな感じだな(笑):コンビニ夜勤17連勤そろそろ限界のバイトリーダー 【コント】【ムカイワンダーランドの住人】 - YouTubeこれは非正規の問題か・・・。

日本のリストラされた社畜はそれでも昔を懐かしがるって特徴も有るな(笑)。会社の話をされても本人が何したか全然わからねえんだが・・・(笑)。

  1. 最近は非正規って問題も有るが、こんな感じで笑い飛ばしたらどうだろうか?:ウーマンラッシュアワーの傑作コント「バイトリーダー」 - Bing video

[3] 物理学的に見たDNAやタンパク質の合成は、エントロピー増大則と整合するのか? 「宇宙になぜ生命があるのか」を考える (msn.com)

  1. DNAの合成はエントロピーの法則に反するのか? ここで、生命活動の根幹をなす現象を物理学の観点からあらためて見直してみることにしたい。DNAもタンパク質も一本の鎖であり、その鎖をつなげていくには外からエネルギーを与えることが必要である。外からエネルギーが与えられて、バラバラだったアミノ酸やヌクレオチドが、秩序を持った一本鎖に組み上がるというのは、やはり熱力学的には奇異に感じる。普通は、例えば陽子と電子が結合した水素原子でも、酸素原子と水素原子が結合した水分子でも、バラバラなものが結合する場合はそれらの間に引力が働き、余分なエネルギーが生じてそれを外に捨てるものである。地上で重力に任せて物を落とせば、引力によって物体の運動エネルギーが生じることを思い起こせばいい。物が地面に激突すれば、運動エネルギーは熱エネルギーに転化し、それは周囲に散逸してしまう。これがエントロピーの増大で、この逆は自然には起こらない。ところがDNAやタンパク質の合成はその逆で、結合する際にエネルギーを吸うのである。この一見、自然法則とは逆に見える反応が起こる秘訣は何なのか。

  2. DNAやたんぱく質の合成を見ていくと それは、局所的にはエントロピーが減少しているように見えても、より大局的に見てエントロピーが増大していれば、熱力学の法則に反しないということである。とはいえ、この説明では抽象的すぎて納得できない向きもあろう。そこで具体的に、DNAやタンパク質の合成反応を吟味しつつ、どうして全体としてはエントロピーが増大しているといえるのか、を見ていきたい。エアコンで冷却する例を思い出すと、局所的にエントロピーが減少して冷却が起こる秘訣は、全体として見れば外からエネルギーが供給され、そのエネルギーが最終的には外界に散逸することであった。この、「外界に散逸」する過程によりエントロピーが増大し、逆方向、つまり外に散らばってしまった熱エネルギーが自然にエアコンに戻ってくるようなことは起こらない。DNAの複製の過程でも、本質的に同じことが起きている。ヌクレオチドを結合してDNAの一本鎖にするには外からのエネルギーが必要で、そのエネルギー源はヌクレオチドについている高エネルギーリン酸結合である。DNAとして結合する前の個体のヌクレオチドは、3つのリン酸がつながったもの(ヌクレオシド三リン酸)である。塩基がAのものがまさにATP、つまり生物のエネルギー通貨だ。

  3. エントロピーが減少するように見える理由 この、リン酸が連なった部分にエネルギーがたっぷりと蓄えられている。そしてDNA合成酵素によって、作製中のDNAにヌクレオチドが結合される際に、このうち2つのリン酸がとれて、DNA中のヌクレオチドのリン酸は1つだけになる。このリン酸結合が切断される際に大きなエネルギーが解放され、ヌクレオチドの結合に使われる。そして2つのリン酸が連なったリン酸基は周囲に捨てられる。この、リン酸基が周囲に放出される過程が実に重要である。リン酸結合の切断で解放されたエネルギーはヌクレオチドの結合だけでなく、捨てられたリン酸基にも運動エネルギーとして与えられ、それはすぐに周囲の分子と相互作用する過程で散逸してしまうであろう。これこそ、バラバラのヌクレオチドが一本鎖につながるという、エントロピーが減少して見えるような反応が進行するからくりである。

  4. 本当にエントロピーが増大しているのか 本当にエントロピーが増大しているかどうかを吟味するには、その反応の逆の過程が起こりうるか、を考えればよい。捨てられたリン酸基の運動エネルギーが散逸する前ならば、そのエネルギーを保持したリン酸基をDNAにぶつけて、ヌクレオチドを切り離し、3つのリン酸が結合した元の単体ヌクレオチドに戻す反応が可能である。だが実際は、DNAの周囲にあるリン酸基は、捨てられたときに持っていたエネルギーをすぐに周囲に散逸してしまっており、この逆反応を引き起こすためのエネルギーを獲得する手段がない。このためDNAを分解する方向の反応は起こらず、一方、リン酸が3つ結合したヌクレオチドさえ豊富にあれば、リン酸結合のエネルギーを使ってDNAの合成反応はどんどん進むことになる。リン酸結合に蓄えられたエネルギーが、一部はDNAの合成に使われるが、残りは外界に捨てられて散逸していることが、DNA合成を推し進める駆動力なのである。

  5. 生命の秩序や構造を生み出す根源の力とは タンパク質の合成でも同様である。アミノ酸を結合してタンパク質をつくるためにはまず、アミノ酸とtRNAを結合し、アミノアシルtRNAとして「活性化」させる必要があった。この際に、エネルギー通貨ATPが用いられる。つまり、アミノアシルtRNAはエネルギーを豊富に蓄えた状態である。リボソームでは、これをtRNAとアミノ酸に分解する際に解放されるエネルギーを用いて、アミノ酸を合成中のタンパク質に結合させる。同時に、不要となったtRNAは捨てられる。アミノアシルtRNAのエネルギーの一部が、捨てられたtRNAを通じて周囲に散逸することこそ、反応をタンパク質の分解ではなく合成の方向に進める原動力であることは、もう読者にはおわかりであろう。では、ヌクレオチドのリン酸結合やアミノアシルtRNAに蓄えられたエネルギーはどこからくるのか。それは大元をたどれば、生体の外から供給されたエネルギー(植物なら光合成のための光、動物なら捕食した生物の有機物)である。一見、エントロピーが減少するかのように見えるDNAやタンパク質の合成こそ、生命の秩序や構造を生み出す根源の力であるが、それはあくまで、物理学の法則に違うことなく粛々と反応が進んでいるのである。

  6. ん?教科書的な話で終わっちゃった?

  7. この本の宣伝だったみたい:宇宙になぜ、生命があるのか 宇宙論で読み解く「生命」の起源と存在 (ブルーバックス) | 戸谷 友則 |本 | 通販 | Amazon

  8. 戸谷 友則(とたに とものり、1971年11月17日 - )は、日本の天文学者。東京大学大学院理学系研究科天文学専攻教授。専門は、宇宙論、銀河の形成、高エネルギー天体物理学。

太陽系の外から降り注ぐ微粒子に生命の痕跡を探す - 東京大学 大学院理学系研究科・理学部 (u-tokyo.ac.jp)
〈研究の背景〉
地球外に生命は存在するのか。科学の枠を超えて、人類にとって究極の問いかけの一つと言えるでしょう。現在、地球外生命の探査はいくつかのアプローチで行われています。一つは、太陽系内の惑星や衛星に探査機を送り、生命やその痕跡を探すというものです。しかし、太陽系内に地球外生命がいるという保証はありません。もしいなければ、太陽とは別の恒星の惑星系における生命を探すしかありません。天文学では、太陽に近い恒星を公転する太陽系外惑星を観測し、大気中の酸素などの生命痕跡(バイオシグネチャー)を探すという手法も、次世代の宇宙望遠鏡で可能となるかもしれません。しかしこの手法では、誰も疑いのない形で太陽系外生命の存在を証明するのは難しいとされています。現地に行くことのない、遠方からの間接的な観測だけでは、生命の痕跡と思われるものが本当に生命に起因するのか、あるいは非生物的に生成されたのか、判断が難しいのです。もう一つがSETIと呼ばれる地球外文明が発する電波信号の探査です。もしそのような信号を捉えれば確実な証明となるかもしれませんが、原始的な生命から文明にまで進化する確率は極めて低いかもしれません。原始的な太陽系外生命を探索する新しい手法が望まれます。
〈研究の内容〉
今回の研究では、太陽系外の地球型惑星に巨大隕石が衝突し、その際に様々なサイズの岩石や粒子が宇宙空間に放り出されることに注目しました。このようなことが頻繁に起きていることは確実で、実際、地球で採取された隕石の中には火星からやってきたものがあり、これらも火星に小惑星が衝突した際に放り出されて、最終的に地球に落下したと考えられています。約6600万年前に地球に小惑星が衝突し恐竜が絶滅した際にも、地球からそのような岩石や粒子が大量に宇宙にばらまかれたはずです。こうした岩石に生きた生命が乗って、惑星間、あるいは恒星間を旅するという可能性は、生命の起源を宇宙に求めるパンスペルミア説としてこれまでも議論されてきました。しかし、生きた生命を宇宙空間の宇宙線や放射から守るためには比較的大きい岩石(約1キログラム以上)が必要です。太陽系内の移動ならばともかく、そんな岩石が星間空間を超えて、他の恒星の惑星系に生きた生命と共に到着する可能性は、極めて低いと考えられています。
今回の研究の着想は、「生きた生命ではなく、生命の痕跡で良いのなら、もっと小さな粒子で構わない。そうした粒子は数においてははるかに多いから、地球までやってくる粒子数も多いのではないか?」というものでした。この目的のためには、1ミクロン(千分の一ミリメートル)程度のサイズの粒子が有望です。微生物の死骸や化石が含まれうる大きさであり、また、このような小さな粒子は太陽の放射による圧力が重力と同じ程度なので、容易に惑星系を脱出して星間空間に飛び出します。
今回の研究では、銀河系の中の多数の恒星に付随する地球型惑星から微粒子が脱出し、星間空間での移動や損失、そして最終的に太陽系の地球に到達するまでの様々なプロセスを吟味し、そのような粒子の数の見積りを初めてはじき出しました。
その結果は、年間10万個が地球に降り注いでいるというものです。もし、銀河系に存在する惑星の多くで生命が誕生し、地球のように表面が生命で満ち溢れた惑星が普通に存在するならば、これらの粒子の中に太陽系外微生物の化石や、生物に由来する岩石や鉱物(石灰岩が例として挙げられます)が含まれているはずです。このように小さなサイズの粒子は、地球の大気圏に突入してもすぐに減速され、さほど高温にならずに地上に降ってくると考えられています。太陽系外の生命の痕跡が刻まれた粒子が、日々、我々の頭上から近くの地面に落ちてきているかもしれないのです。もし、これらの粒子を集めることができれば、銀河系の中に生命を宿す星がどれだけあるのか?という問いに迫ることができます。
さて、地球上の生命の痕跡によって汚染されていないサンプルをどうやって補足する?

  • ま、地球上に有り得ねえDNAでも見つかればいいのか・・・

[4] 常温常圧で「超電導」になる物質を合成したとする論文について科学雑誌Scienceが解説 (msn.com)

  1. ・・・しかし、この超電導を最大127度の環境下でも実現したとする論文が突如としてプレプリントサーバーのarXivで公開されたため、超電導に関心を持つ研究者らは大きく沸き立ちました。著者らは論文の中で銅を添加した鉛材料「LK-99」について説明しています。LK-99は酸化鉛と硫酸鉛の特徴を持つ鉱物「ラナルカイト(Pb2(SO4)O)」を調製することによって作られます。これとは別に、銅元素とリン元素から、これまたよく知られた化合物であるリン化銅(Cu3P)を新たに調製し、これら2つの物質を1:1の割合で粉砕して混合物を真空排気した石英管に密封した上で925℃まで加熱すると化学式Pb10-xCux(PO4)6OのLK-99が形成され、暗色の多結晶体となるとのこと。ロウ氏は「その構造は、よく知られたリン酸塩鉱物であるアパタイト鉛に非常によく似ていますが、格子中の特定の鉛原子が銅原子で置換されているため、結晶学的単位胞がわずかに小さくなっています」と指摘しています。 そして、この化合物に、超電導体が持つ外からの磁場を打ち消すように逆向きに磁化するという特徴「完全反磁性(マイスナー効果)」が備わっていると著者らは述べています。著者らはこの物質のゆがんだ構造が特定の鉛原子とそれに結合したリン酸基の隣接する酸素との間に多数の「量子井戸」が形成され、事実上2次元の「電子ガス」を作っていると考えています。

[2307.12008] The First Room-Temperature Ambient-Pressure Superconductor (arxiv.org)

  1. For the first time in the world, we succeeded in synthesizing the room-temperature superconductor (Tc≥400 K, 127∘C) working at ambient pressure with a modified lead-apatite (LK-99) structure. The superconductivity of LK-99 is proved with the Critical temperature (Tc), Zero-resistivity, Critical current (Ic), Critical magnetic field (Hc), and the Meissner effect. The superconductivity of LK-99 originates from minute structural distortion by a slight volume shrinkage (0.48 %), not by external factors such as temperature and pressure. The shrinkage is caused by Cu2+ substitution of Pb2+(2) ions in the insulating network of Pb(2)-phosphate and it generates the stress. It concurrently transfers to Pb(1) of the cylindrical column resulting in distortion of the cylindrical column interface, which creates superconducting quantum wells (SQWs) in the interface. The heat capacity results indicated that the new model is suitable for explaining the superconductivity of LK-99. The unique structure of LK-99 that allows the minute distorted structure to be maintained in the interfaces is the most important factor that LK-99 maintains and exhibits superconductivity at room temperatures and ambient pressure.

さて、本当だったら、韓国初のノーベル賞も見えてくるかもしれません。

[5] 「共に民主党」が消滅すれば韓国も「科学の幕開け」を迎えるかもしれんがな:韓国で〝福島放射能怪談〟に踊る国民たち 左翼勢力の「ウソとの闘い」宣言する尹大統領に同情、もはや記憶力に問題か (msn.com)

  1. 大衆扇動の大ウソを吐いた政治家が、ウソがバレた後も政治家として活動し、再び大衆扇動の大ウソを吐いて支持を集める。これが韓国の政治文化の不思議さだ。その背後には大ウソに踊らされても、何の学習効果もなく、再び同じ政治家の同種の大ウソに踊らされる国民がいる。もちろん、踊る国民の中にはウソと知りつつ、「反政権」のために「踊らにゃ損々」とはやし立てる層もいる。だが、ウソの論理で政権を倒したら、次の政権はウソの延長路線を突き進むしかない。韓国の左翼勢力はいま、「ウソの共和国」を目指している。尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権は「ウソとの闘い」を宣言している。それは世界の常識にかなうことだが、その闘いに勝利するのは容易でない。なぜなら、世界の常識、わけても「自由社会の常識」に反する国民が多数いるからだ。半分は北朝鮮もどきだからな。俺は北と人民交換するしかないと思ってる。あるいはソ連がそうしたように中央アジアに移住させるか?あるいはロシアに移住させるか?

  2. 日本もウソがまかり通る時代が長く続いてきた。「日米安保条約を結んでいると、日本は戦争に巻き込まれる」というウソだ。「だから、日米安保条約を破棄し、ソ連と仲良くしなければならない」と説く日本社会党が、国会議席の3分の1を占めていた時代だ。日本が日米安保条約を破棄して、ソ連と手を結んでいたら…想像するだけでも背筋が寒くなる。ソビエト連邦崩壊(1988-1991)についで社会党崩壊(村山内閣、1994-1995)も有ったがな(笑)。

  3. 今日の韓国の政治混迷は、あの頃の日本に似ている。「米韓軍事同盟を破棄して、中国の保護の下で、北朝鮮に統一されよう」これが、韓国の従北派左翼の本音だ。しかし、そこまで〝進んだ意識〟を持つ国民はほとんどいない。だから本音は語らず、単純な「反米」と「北との融和」だけを主張する。そして、親米の保守政権に打撃を与えるために、大ウソを連発して、国民を踊りの輪に入るようあおるのだ。彼らからすれば〝福島放射能怪談〟は大ウソを吐くための時宜を得たテーマに過ぎない。文在寅(ムン・ジェイン)前政権も「国際原子力機関(IAEA)が認めるなら、処理水の放流を容認する」としていた。そんな事実を完全に忘れてしまっている韓国国民とは、記憶力に問題があるのではないか、心配になる。が、韓国の野党勢力は、尹政権の「IAEA報告を踏まえた放流容認」方針を、「日本の手下になったことを示す」などと攻撃している。やはり、知的な部分、記憶力に問題がありそうだ。元々、脳の壊れた連中だ。洗脳は脳を壊すのだ。

  4. 「IAEAは信用できないから、新たな国際機構をつくるべきだ」と主張する野党議員もいる。どこまで本気なのだろうか。朴槿恵(パク・クネ)政権が、米国の高高度防衛ミサイル(THAAD)の韓国内配備を認めたとき、李在明(イ・ジェミョン)民主党代表(当時は城南市長)は「THAADのレーダーから出る電磁波は人体に致命的な影響がある」と言った。次期大統領選挙に色気を見せる秋美愛(チュ・ミエ)氏(元民主党代表)は「THAADの電磁波で半径3・5キロ以内は人が通れない」と述べた。2人は、そんな発言をしたこと自体を忘れているのかもしれない。平気で〝福島放射能怪談〟を振りまいている。そうした彼らを熱狂的に支持する国民がいる。元々、脳の壊れた連中だ。洗脳は脳を壊すのだ。

  5. 怪談の炎は、「科学の知識」という消火剤でも消し止められない。そんな国情の中で、「ウソとの闘い」を進める尹大統領に、心から同情する。(室谷克己)半分は北朝鮮もどきだからな。

  6. ところで、韓国でも半導体産業は米国に近いが、電池産業はロシアに近い。ご存じだったでしょうか?

[6] 「最後にトヨタが勝つ!とオジサンは言うけれど」全固体電池はBEVの勢力図を変えるのか? (msn.com)

  1. オジサン「Ogiyama Takashi」の意見だ。青山学院大学卒業後、商社に勤める。その後、雑誌編集の道を目指し、20代はCar Ex、カーマガジンなど自動車雑誌に在籍。30代はセンス編集長、レオン副編集長をはじめ数々の男性ファッション誌のエディターを歴任。ファッション、クルマ、時計、食、旅、そして家族が大好きな1972年東京生まれ。

  2. バッテリーEV(以下BEV)の性能を飛躍的向上させるとして期待されている、全個体電池。この全個体電池の実用化について、トヨタは2027年~2028年に市販BEVに搭載することにチャレンジすると発表し、話題となっています。「奇跡の電池」もいわれる全個体電池によって、クルマの性能はどう変わるのでしょうか。そして、この全個体電池の実用化を含むトヨタのBEV普及戦略は、うまくいくのでしょうか。全固体電池な。All Solid-Stateな。

  3. ■全固体電池の実用化によって、1500km以上の航続距離も可能に 日産の初代「リーフ」が登場したのが、2010年12月のこと。以来BEVの航続距離は、この10年間で飛躍的に伸びました。とはいえ、現在BEVに採用されているバッテリーは、電池容量を比較的大きくできるリチウムイオン電池が主流で、航続距離は500kmに届くか届かないか程度。充電も、急速充電でも30分以上要する(それでもクルマによっては満充電にならない)など、ガソリン車で長距離移動をしてきた方にとっては、BEVへの乗り換えは不安がたくさんあるかと思います。トヨタや日産などの自動車メーカーは、ガソリン車にも劣らない利便性を求め、「全固体電池(ASSB:all-solid-state battery)」の実車投入を目指している今回トヨタが2027年~2028年の実用性を目指すとした全固体電池は、その名の通り、リチウムイオン電池のようなセル内に流体層がなく、高温になりにくい=発火しにくいという特性を持っています。そのため、リチウムイオン電池の2倍以上の充電速度が可能で、急速充電10分で1000kmの航続距離充電が可能になると期待されています。説明になってないわ。これ読んで勉強しとけ:Electrochemical Impedance Analysis for Li-ion Batteries (2018).ちなみにこいつの主要な内容は東北大学がこそっと出したマイナーな国内論文に始まった一連の研究に基づいている。海外ではほとんど知られていない。が、俺はそれを読んで「あ、自動車にも使える。市場が一気に拡大する。リチウムイオン電池やってみよ♡」って思ったのだった -- 実は車載は遅れに遅れ、会社には「電池なんか日本でやっても儲からんで」と言われて「ですよねー(俺もチョーシがいい・・・いや、サバイバルのためだ。)」とすぐにエレクトロニクスに戻ったのだが(笑)。電気自動車にリチウムイオン電池を使うって試みはそれ以前から有るが、主題は概ねエネルギー密度だった。まあ、無理もない。ドシロートにもわかる話だし。

  4. ところで、論文を書いたことも無い社畜に限って論文の価値はcitationだとほざいたりするんだが(笑)、俺はあの東北大の地味でグローバルにはほぼ無名な単一粒子測定の一連の論文が、案外、ターニングポイントだったと思っている。京都大学が「固体内拡散が遅いようなもんだったら最初っから使い物にならない。良くて当たり前。」と言っていたが、2014-2015年頃、日本以外の世界では全く理解されている様子が無かったし、「わかっていたらそんな電池設計するはずないよね」のオンパレードだった。ただ、日本企業の車載用リチウムイオン電池だけは「しらっと」わかっているであろうなって電池設計がされていたのであった。

  5. また、同容量のリチウムイオン電池よりもコンパクトに設計できるため、大容量化することで航続距離を伸ばすことも可能。全固体電池の実用化によって、1500km以上の航続距離も実現が可能と考えられるのです。ちょっと違うな。1,500 kmはたぶんバッテリー積み増しで宣伝用にやるんだよ。要らんからな、そんな走行距離。まあ、システムは液系よりもコンパクトにできるだろう。

  6. ■全固体電池の耐久性課題をクリアしたトヨタ、残る課題も解決間近か これまで、全固体電池の製造には、電池の耐久性と製造の難しさ(製造過程で、固体の電解質を電極で均一に挟み込む工程があり、安定的に生産することが困難)という、2つの大きなハードルがありました。ただ、今回のトヨタの発表によると、前者の耐久性については課題解消の目途が立ち、いまは量産のための製造課題に取り組んでいるとのこと。「2027年から2028年の実用化を”目指す”」と、ぼかしながらも、具体的な時期を示して実用化を明らかにしていることから、その製造課題についてもある程度見込みが立ってきたのでしょう。2023年6月8日にトヨタが説明した、次世代電池戦略の概略図。ベースとなるbZ4X用のバッテリーに対し、EV走行距離の延長や、大幅なコスト低減が可能となることを示した。トヨタは、全固体電池以外にも、パフォーマンスを優先したバッテリー(角形電池)や、価格を抑えた普及版バッテリー(バイポーラ型)など、さまざまな種類の電池をつくり分けることも発表しています。世界最先端の全個体電池の開発をしながらも、足元のバッテリー開発も抜かりなく行っているしたたかさは、トヨタらしいといえます。電解液でのバイポーラはセパレータの縁端部、集電体の縁端部での液絡を防ぐだけでいいんだが量産がかったるいから誰もこれまでやらなかっただけ。手作りならできるんだわ。全固体は最初からバイポーラでもいいと思う、液絡が原理的に無いから。

  7. ■カーボンニュートラル実現には、地域の特徴に合わせた幅広い選択肢が必要 またトヨタは、それぞれの国の特徴に応じたパワートレインを提供できるよう、水素やe-fuel、バイオ燃料をエネルギーとするパワーソースの開発も、同時進行しています。水素が安価な地域では燃料電池車や水素エンジン車を提供し、水素が高価な地域では、e-fuelやバイオ燃料のクルマを提供することを目指しているそうです。また大型車のパワートレインは燃料電池を、小型車のパワートレインには水素エンジン、といった使い分けも提案しています。世界には未舗装の道がまだまだ多く、BEV投入には程遠い地域が残る。一時期は、欧州を中心に、「クルマは全てBEVにするべきだ」とされていましたが、今はその論調は落ち着き、エネルギーソースをカーボンニュートラルなものとした内燃機関車も必要ではないか、という内容へと変化してきました。販売地域の特徴に合わせ、幅広い選択肢を提供し、世界中のユーザーのニーズに応えながら、カーボンニュートラルな社会の実現に向けて進む、というのが、いま考えられる最善策だと考えます。やっと病気が治って熱が引いたってとこだ。

  8. ■まとめ 全固体電池技術は、世界中の自動車メーカーの中で、日本メーカーが先行しているとされています。ぜひ海外メーカーよりも先に技術を実用化し、BEVの時代も世界をリードしてほしいものです。いや、中国にも突っ走らせたほうが良いし、欧米にも突っ走らせたほうが良い。技術的にリードして、かつ、「お宅のシェアを侵しません」って意思表示をすればいい。

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オジサンがかけるべきサングラスが、黒のセルフレームである納得の理由。「一歩間違えるとただのキザおっさん」 (msn.com)

  1. オジサン「Ogiyama Takashi」の雑誌「FORZA STYLE」の記事だ。

  2. 好きなもんかけたらええやろ。

  3. 以上。

  4. 目の黒い東洋人にはサングラス要らんかな?歳とると採光調整能力が落ちるから要るんかも・・・。

  5. 取り敢えずFORZA STYLEはBLOCKするわ・・・。

[7] 「iPhoneは高い」と感じる人は世界を知らなすぎる 「高価格帯・高品質」が売れない国になった日本 (msn.com)

iPhone、クソたっけ!クソたっけ!

  1. 以上。

  2. 谷本 真由美(たにもと まゆみ、1975年(昭和50年) - )は、IT戦略コンサルタント、随筆家、元国連専門機関職員。シラキュース大学修士(国際関係論および情報管理学)。日本、イギリス、アメリカ、イタリアなど海外諸国での就労経験があり、ITベンチャー、経営コンサル、国連専門機関情報通信官、外資系金融機関等へ務めた。1975年、神奈川県生まれ[3]。父は東京理科大学を卒業後、ディーゼルエンジンの小型化などの研究開発に従事したいすゞ自動車の技術者。1994年、法政大学女子高等学校卒業。1998年、法政大学法学部政治学科卒業。2000年、シラキュース大学大学院にて国際関係論および情報管理学修士を取得。ソフトバンク・メディア・アンド・マーケティング[6]、NTTデータ経営研究所を経て、2001年にイタリア・ローマに渡り[7]国際連合食糧農業機関情報通信官。その後2003年より東京でアクサテクノロジーサービスジャパン。上記ののうに日本、イギリス、アメリカ、イタリアなど世界各国で就労した経験を持つ。つまり馬鹿なんだな。2021年の自身の著作で、出産し、自分の子どもを持った後に、「リバタリアニズムからみた世界」以外の世界の見方があることに気づき、また海外出羽守であることをやめたと記載している。つまり馬鹿だったんだな。で、今は賢くなったと・・・。

  3. 出羽守とは本来出羽国の国司を表す役職であるが、国名の「出羽(でわ)」と、「海外では」のような連語の「では」を掛けて、主に揶揄を込めて使われる。やめてねえじゃん海外出羽守、谷本真由美・・・。賢くなってねえじゃん!

  4. まあ、ちょっとだけ記事見てやるか・・・:若い人はトレンドに敏感なので、海外の若者たちは最新の流行りのスニーカーを履いていたり、トレンドの服を着ていたりします。一方、日本でまず気がつくのは、若い人の足元を見ても、北米や欧州で流行している最新モデルのスニーカーを履いている人がほとんどいないということです。少し新しいモデルを履いている人もいるかなと思っても、よく見ると2シーズンぐらい前のものです。やめてねえじゃん海外出羽守、谷本真由美・・・。俺もナイキを一つだけ「可愛い♡」と思って買ったんだが、同時に「可愛い♡」と思って買ったConverseやDieselやColumbiaのほうが「しぶ可愛い♡♡」だったわ、手元に届いてみたらな!しかもそっちのほうが安いんやで!

  5. 谷本真由美は「承認欲求の罠」について学べ。

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kintoneを家具職人に使ってもらいたい! 新入社員の熱意とアプリが現場を変えた (msn.com)

  1. 大阪で開催されたkintoneのユーザー事例イベント「kintone hive osaka 2023」の5組目は、有限会社アートワークスの宗政伊織氏が登壇。小さな家具工房の新入社員が、kintoneによる業務改革に奮闘した日々の記録を披露した。

  2. 「スーパーアナログ仕事」の職場をkintoneで変えたい 同社は神戸市三宮の近くにある家具工房で、店舗向けを中心にオーダーメイド家具を製作している。技術には定評があり、G7広島サミットの会議で使われた大きなテーブルも、同社の製作物だったという。宗政氏は建築系高専を卒業後、2022年4月に新卒で同社に入社。現在2年目の21歳である。同社のことを紹介する「工房ブログ」も担当している。社員数は7名。うち5名は職人で、宗政氏が所属する営業設計部は、先輩と2名の体制で依頼主との打ち合わせから図面の作成までを行なう。できた図面を職人に依頼して実際に木材を加工し、組み立てて納品する。宗政氏は、同社の従来の仕事のスタイルを「SUPERアナログ会社」だったと話す。案件はすべて紙のメモに書いて管理。それを職人と共有するために、ホワイトボードにマグネットで貼り付けていた。貼り出されるまで、職人は何が動いているのかがわからず、準備もできなかった。職人にとってこれはストレスだったのではないかと宗政氏は話す。案件の属人化も問題だった。ホワイトボードに貼り出される前の案件は、営業設計部員が管理するファイルの中に綴じられていた。「わざわざ他人のファイルは見ないので、職人だけでなく、営業設計の2人の間でも、どういう案件が進んでいるのか情報共有ができていなかった」(宗政氏)そんなアナログスタイルを変えたかった同社の社長は、地域のDX人材育成研修でkintoneに出会う。ちょうどそのタイミングで同社に内定していた宗政氏は、入社前の2021年10月から、kintoneの研修を受けることになった。

  3. kintone研修のモチベーションは「お菓子」 宗政氏は、入社後の試用期間から本採用になってからも、毎月1回のkintone研修を受け続けた。研修メンバーは、社長と宗政氏、その先輩、そして講師である外部の伴走者の4名で、基礎からアプリの作り方を学んだ。宗政氏は、「研修のときに、伴走者が毎回、大量のお菓子を持ってきてくれたのが楽しみだった」と笑って話す。研修の時間でアプリの基本的な部分を作り、それを現場で使ってみて改善点を修正し、次回の研修で確認する作業を繰り返した。最初に作ったのは、懸案になっていた案件を管理するアプリだった。色分けやタブ付けなどを行い、見やすくなるよう工夫した。

  4. あっけなく課題解決? しかし苦労はこれから kintoneで案件管理アプリを作っただけで、営業設計の部門では案件のスムーズな共有ができるようになり、「問題はほとんど解決!」と宗政氏は思った。だが、そんなことはなかった。案件管理アプリは職人たちにもぜひチャックしてほしかったが、反応はゼロ。もともと多少の不自由さはあっても、大きな問題を感じていなかった職人たちは、kintoneアプリの利用にはまったく乗ってこなかったのだ。「なぜ使ってくれないのか。」宗政氏は職人たちに迫った。答えは「なんとなく苦手」「使い方がわからない」「今までのやり方を変えたくない」「めんどうくさい」など、散々だった。宗政氏は、せっかく作ったアプリを使ってくれない職人たちに、少しむっとしながらも、粘り強く対応した。アプリを手直しし、その都度直した箇所を職人の目の前で見せた。加えて、週に一度アプリを使うメリットを説明する会議も設定し、繰り返し丁寧に説明した。ときには、納期や納品先の問い合わせに対して「それkintoneに入っているから」と突き放すことも織り交ぜ、あの手この手でkintoneの利用を促した。それでも、なかなか職人たちは腰を上げようとはしなかった。そこで宗政氏は、「誰もが絶対に触らなければいけないアプリを作ればいい」と考え、「タイムカードアプリ」を開発することにした。このアプリは、基本的に「出勤」「退勤」の2色のボタンがついているだけの超シンプルな画面構成だ。それぞれ押せば、出勤時間、退勤時間が記録される。スマートフォンでも使えるので、誰でも簡単に勤怠を記録できる。狙いどおりのアプリができた。

  5. 長い記事だからこの辺でええわ。iPhone便利なのはわかるが、会社で買って支給したら?

  6. 在宅勤務のパソコンや通信費や電気代もそうだが「いや、もう、みんな持ってるでしょ?」じゃないんだよ。従業員が個人で支払っているコストにただ乗りすんな!ってことなんだよ・・・。

  7. 業務で使う知識を習得するためなら書籍代なんかも必要経費にできるようにはなった。だが「会社がお金出したんですよね」ってアウトプットが制限されるのは気に食わないから俺は「好きで勝手に読んでます」ってことにしている。

[8] トヨタは1000人削減、三菱は生産停止、合弁自動車企業はさらなる苦境に直面か―中国メディア (msn.com)

  1. 2023年7月26日、中国メディアの騰訊新聞は、広汽トヨタが1000人の人員削減を実施し、広汽三菱が生産を停止するなど、中国の自動車市場で合弁メーカーがますます厳しい状況に立たされていると報じた。記事は、広汽トヨタが先日一部従業員を解雇し、補償金を提示したとの報道があり、同社が25日に「正常な段階的調整」と回答したことを紹介するとともに、広汽集団の関係者が「1万人以上いる生産現場最前線の従業員約1000人を削減することは異常ではない。広州トヨタ工場では自動化も高いレベルで進んでいる」とコメントしたことを伝えた。その上で、合弁会社の設立以来常に「オフシーズンもオフにならず、ピークシーズンはさらに繁盛する」という着実な発展を遂げ、業界全体が新型コロナの影響を受けた2022年も日系合弁メーカーで唯一100万台を突破する前年比21.4%増の100万5000台を販売した広州汽車も、今年に入って厳しい状況に陥っていると指摘。今年1〜6月の販売台数が前年同期比9.48%減の45万2800台に留まったことを紹介した。一方で、今年6月単月の販売は前月より1万197台多い8万9430台と回復を見せつつあるとし、このタイミングで約1000人の生産部門労働者を削減するのはいささか理にかなっていないように見えるとした上で、広汽集団の関係者が「受注状況を鑑みるとともに、今後の市況を警戒した結果だろう」と解説したことを伝えている。また、広汽トヨタだけでなく、広汽グループ傘下の他の合弁事業部門も市場の圧力に苦しんでおり、広汽FCAが22年12月に債務超過のため裁判所から破産申請を受理されたほか、広汽三菱も販売不振によって今年6月より一時的な操業停止段階に入ったと伝えられていることを紹介した。さらに、広州汽車の合弁メーカーの現状は国内自動車市場全体の縮図にすぎないとして、東風集団が今年3月に合弁メーカー各社で経営維持のために大幅な値下げを実施し、フォード中国も5月に1300人を削減するとの情報が流れたと紹介。アナリストからは、合弁メーカーの電動化への動きが鈍く、中国市場のニーズにマッチした製品が開発できていないことが大きな要因であり、この状況が速やかに改善されない限り、今後さらに圧力を受け続けることになるとの見方が出ていると伝えた。(翻訳・編集/川尻)

  2. 日系メーカーにはイタイのかもしれないが中国の車両電動化が急速に進むのは良いことだと思っている。BEV等50%、HEV50%が当面の中国の目標だがまだまだ遠い。日系メーカーは中国市場ではHEVに絞ってもいいだろう。

  3. さて、LinkedInには書かないことを時々noteには書くことにしているので今回も一つ。グローバルには原油は50%が輸送セクタで、50%が石油化学等で消費される。石油精製品の比率は多少調整できるがそう大きくは変えられないのでバランスよく減らしていかなければならない。品目によって得意/不得意が有るが北米では石油化学はかなり天然ガス化学で代替されつつある(わかると思うが天然ガス化学では芳香族系が苦手だ)。中国は伝統的に石炭化学をやっている。こいつもメタノール経由なので得意/不得意という観点からは天然ガス化学に近い(中国では安価な石炭を元にメタノールを作り(C1化学)、メタノールからエチレンやプロピレンなどオレフィンを作り出すMTO法(Methanol to Olefin)の大規模工業化を進めている。メタノールからプロピレンを 合成する MTP法(methanol topropylene)という。また、石炭原料から軽質オレフィンを製造する一貫プロセスは、CTO法(coal to olefin)とよばれる[4]。この方法により石油化学と同じプロセスが使用可能になる。但しこの方法ではメタノールやエチレンを構成する水素を水蒸気改質で作り出すために二酸化炭素排出が生じる。)。コールタールからも回収されるがざっとこんな感じである:石 炭 化 学 の 現 状 と 将 来。むしろ天然ガス化学のほうが芳香族合成は有利と言える:メタンから芳香族化合物を製造する技術を開発 | ニュースリリース | 三井化学株式会社 (mitsuichemicals.com)メタンから1ステップでつくれている。メタノールからの芳香族合成は比較的最近報告されるようになってきてはいる:メタノールから芳香族化合物への変換のためのZnOで修飾したMFIゼオライトの触媒性能に及ぼす階層細孔構造の影響【Powered by NICT】 | 文献情報 | J-GLOBAL 科学技術総合リンクセンター (jst.go.jp)二モード及び三モード階層的細孔構造を有するZnO含有MFIゼオライト触媒を調製し,特性評価し,研究芳香族化合物へのメタノールの変換した。NH_4FとNaOHによるH-ZSM-5の処理は,平均サイズ約0.8nmと平均サイズ5 20nmのメソ細孔を有するより大きな細孔を生成した。アルカリとフッ化物処理の組み合わせは,トリモーダル(trimodal)細孔構造をもたらした。H-ZSM-5の処理方法はZnOの分散に影響を及ぼした。フッ化物処理は,ZnOの分散を促進させたが,アルカリ処理は大きなZnO粒子をもたらした。階層的細孔構造,酸性度及びZnOの分散は芳香族化合物の生成に重要な役割を果たしていることを明らかにした。ベンゼン,トルエン,キシレン(BTX)は,主に著者らの触媒上での芳香族化合物を構成し,BTXの収率は反応時間の増加と共に減少した。Broensted酸性度の大きい密度は初期段階でBTXの収率に有利であったがBTX生成の安定性に影響した。細孔階層の増加はミクロ細孔内のコーク析出を抑制し,コーク耐性を増加し,BTX生成の触媒安定性を増強した。より大きな細孔階層構造を持つ触媒は,芳香族化合物及びBTXに対する高い選択性を示した。芳香族化合物は水素移動または脱水素経路による低級オレフィン中間体を経由して生成できる。,特に高度に分散したZnOクラスター,ZnOは,脱水素経路を触媒による芳香族化合物に対する選択性を増強することを提案し,階層的な細孔構造は反応中間体の移動を促進し,芳香族化合物の形成を加速した。見ればわかるが中国から出ている論文である。こういうことは一瞬で「調べて見なきゃ」って気づくようでなければ使い物にならんのである。BEVヲタクもある意味使い物にならなくはないが、それでは「おバカさん」のままなのである。

[9] 日本人の人口、初めて47都道府県すべてで減少=中国ネット「これだけは笑えない」「百歩が五十歩を笑ってる場合か」 (msn.com)

  1. 日本と同じ人口密度になるには中国には34億人必要なんじゃ?

  2. 日本の人口が初めて47都道府県すべてで減少したことが中国でも報じられ、反響が寄せられている。中国メディアの観察者網は26日、日本のメディアの報道を引用し、総務省が住民基本台帳を基にまとめた人口統計の結果を紹介。それによると、今年1月1日時点で、外国人を含む総人口は1億2541万6877人となり、前年と比べて51万人余り減少した。日本人の人口は1億2242万3038人で前年と比べ80万人余り減少した。14年連続の減少で、統計を開始した1968年以来最大の減少幅となった。また、初めて47都道府県すべてで人口が減ったという。中国のネットユーザーからは「自分のことを管理せよ。百歩が五十歩を笑ってる場合か」「中国はこれ以上何もしなければ本当にマズい」「始まりは1年で中程度の都市の人口が消えるくらいの減少。続いて、1年で西部の省の人口がまるまる消えるくらいの減少になる」「他の日本の悲報についてはうれしいが、このニュースだけは笑えない。われわれは断崖式(の急激な少子化)、これよりももっとひどい」といった声が上がる一方、中には「地球の人口は多過ぎる。減るのは良いこと」との声もあった。観察者網の記事は「人口減少を前に、日本政府も何もしていないわけではない」とし、岸田文雄首相が1月の所信表明演説で少子化対策に取り組む姿勢を強調したほか、2月には子育て予算をGDP比4%にまで増やすことを掲げたこと、4月には新たに子ども家庭庁が発足し23年度予算として4兆8000億円余りが計上されたことなどを伝えている。(翻訳・編集/北田)


おまけ

[1] ある意味、CULTの危険性を教えることにもなっていると思うが:「教育に悪すぎ」「受信料で何作ってんの」NHK“過激”体操が物議、歌詞に批判殺到 (msn.com)

  1. 7月18日にNHKで放送された番組『まやまやぽん!』の内容が、ネット上で物議を醸している。

  2. 過激すぎる歌詞 「『まやまやぽん!』は、東京国立博物館で開催中の特別展『古代メキシコ ―マヤ、アステカ、テオティワカン』に関連して、「あのちゃん」ことタレントのあのさんとお笑いコンビ『トム・ブラウン』のみちおさんが、古代メキシコの文化を楽しく紹介する番組です」(テレビ誌ライター)番組の趣旨を聞く限りでは、冒頭の声ような「教育に悪い」といった印象どころか、むしろ異国の文化への理解を深められるアカデミックなイメージを覚える。いったい、何が“炎上”を招いたというのか。「18日の回では、古代メキシコで行われていた“生贄儀式”をテーマにした曲が放送されました。あのさん・みちおさんは曲に合わせてユニークな体操をポップな雰囲気で踊りましたが、その歌詞が問題視されているんです。《負けたら心臓ささげます》《いけにえたくさん見届けてきたよ》《しゅうだんいけにえ200人!》《天国に行きたきゃ楽しちゃだめだよ》《心臓どくどくささげよう!》と、かなり過激。公共放送で流されたこれらの内容に、ネット上では批判的な意見が殺到しています」(同・テレビ誌ライター)

  3. 非難も理解できるが、これ聴いたら、世界平和統一家庭連合(旧・統一教会)に入信しようとも思わなくなるだろうし、社畜になろうとも思わないだろうし、肉屋を応援する豚になろうとも思わんだろうけどな・・・。

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「肉屋を応援する豚」発言のひろゆき氏 〝国民負担率50%目前〟で自公支持者を揶揄「言い得て妙」感(FRIDAY) - Yahoo!ニュース

  1. 《5月の実質賃金は14か月連続で減少。国民が強制的に徴収される税金は、過去最高税収を更新。自民党と公明党の政権を支持してる低収入の庶民は『肉屋を応援する豚』なのかな?》

[2] 感染拡大「ヘルパンギーナ」対策を医師に聞く 食器類やおむつの処理に注意 3密の回避も<岩手県> (msn.com)

  1. 岩手県内でも感染が拡大しているヘルパンギーナについて、どのように対策を取ればいいのか盛岡市の医師に話を聞きました。2023年は特に感染が拡大しています。県内の患者数の推移(県環境保健研究センター調べ)では、2022年のデータを見ると1医療機関あたり多くても1週間に1人くらいですが、新型コロナウイルス対策が緩和された中、2023年は6月ごろから急増しました。7月17日から23日の1週間では15.21人と、先週よりは減っていますが、患者数が跳ね上がっていることが分かります。この急激な感染拡大の背景や、どのように対策を取ればいいのか盛岡市の医師に話を聞きました。盛岡市の菅野小児科医院の院長・菅野恒治医師は、ヘルパンギーナの流行を肌で感じているといいます。

  2. 菅野小児科医院 菅野恒治医師「患者が非常に多い。99%は2~3日我慢すれば治るが、万が一重症化すると髄膜炎や心筋炎もある。あまり軽んじない方がいい」主な感染の場としては多くの子どもが集まる施設が考えられると話します。菅野小児科医院 菅野恒治医師「保育所や幼稚園でしょうね。密な生活の場でどうしてもウイルスをもらいやすいしあげてしまう。なかなか予防できないというのが現状ではないか」ヘルパンギーナを発症すると口の中に発疹が現れ、38℃以上の発熱や喉の痛みといった症状が出ます。菅野さんは症状をうまく伝えられない幼児が出す「サイン」に注意してほしいと語ります。菅野小児科医院 菅野恒治医師「喉が痛がゆいのでよだれが多い。しきりに指を舐める。硬い食べ物を嫌がる。普段好きなものでも食べにくいので嫌がることがある」感染を広げないためにはどういった対策をとればいいのでしょうか。菅野小児科医院 菅野恒治医師「よだれの中にウイルスが多くいる。排せつ物にも含まれているので、食器類やおむつの処理の際、十分に注意する。コロナで提唱された3密の回避も参考にして注意深く見ていくことが必要」このほか、こまめな手洗いやうがいも有効だということです。乳幼児がかかりやすい病気なので、家族がその特徴や注意点をおさえて対応することが重要です。

[3] なんか読まれてるらしいので:経済/民主主義 XVI (linkedin.com)

  1. 終わりにとってつけてるここか?

  2. (1) Dynamic Narrow Depletion Dynamic Narrow Depletionについてはかなり丁寧に説明したのでもういいでしょう:Fermi Level (2018).経済/民主主義 VII | LinkedIn経済/民主主義 VIII | LinkedIn経済/民主主義 IX | LinkedIn俺は①純粋なFerroelectric Tunnel Junction(FTJ)はちと難しいし、②酸素欠陥フィラメントを形成するReRAMは取り扱いに面倒なところが有るので、③ReRAMの前駆現象でしかないDynamic narrow Depletionを動作原理とした「FTJ+」みたいなものが実用化しやすいのではないかなと思っているが。

  3. (2) 光誘起XY型超電導相転移 さて、たびたび光誘起XY型超電導相転移の話をしているが・・・:Vacuum Polarization, Polaron, and Polariton (2018).経済/民主主義 I | LinkedIn経済/民主主義 VII | LinkedIn

  4. 経済/民主主義 VIII | LinkedIn経済/民主主義 XI | LinkedIn 経済/民主主義 XI | LinkedInでは二次元での渦状の相転移について少し触れた。これを光励起で起こすにはどうしたらよいか少し考えてみよう。2005年に俺の提唱していた処方は以下のようになる:①ポーラロン直径と同程度のスケールの膜厚を持つ薄膜を相転移後の導電層として形成する(相転移したら超電導層になるかもって意味ね)。②エピタキシャル成長させる基板が必要だが、薄膜よりバンドギャップの大きな材質とする。③薄膜のバンドギャップを超えるが、基板のバンドギャップを超えない程度の波長の光を照射して薄膜だけに電子ドープする(キャリア励起するってことね)。④同時に薄膜の特定格子振動を励起するような遠赤外線を照射する。この特定格子振動が、二次元平面内でrotationalなlattice vibrationであれば二次元平面内で渦状の適度なサイズで協奏的なlattice vibration(s)を励起できるのではないか?これと光ドープされた電子とが結合すればXY型の超電導相転移を起こせるのではないか?ということを検証したかったのである。⑤基板は薄膜に反強誘電性が生じやすいモノにして、電子励起によってこれを「融かす」とさらに良いのではないかと考えていた。⑦処方は以上である。シンプルでしょう。⑧2005年頃に俺が考えていた材料はSrTiO3だが、2022年からMoS2でやろうって話が出てきたね。

  5. (3) 電池 相変わらず俺がこれの専門家であると思っている人がいるようだが:Frontiers | High Mass-Loading of Sulfur-Based Cathode Composites and Polysulfides Stabilization for Rechargeable Lithium/Sulfur Batteries (frontiersin.org)せめてLiCoO2とcomparableかそれ以上のareal capacityにして比較しましょうよって言ってるだけですよ。Gravimetric Energy Densityだけで話をしてもダメです。俺が多少なりとも興味が有るのは車載用になり得るインターカレーションマテリアルとこれを用いたロッキングチェアである:Electrochemical Impedance Analysis for Li-ion Batteries (2018).適切に設計されたリチウムイオン電池なら電極空孔中の電解液の中のリチウムイオン拡散が律速である。現行のリチウムイオン電池の限界を突破できるのは硫化物全固体電池だけである。もしこれを凌駕する全固体電池を開発したいのなら、超イオン伝導の基礎くらいは知っておかれた方がいいでしょう:Vehicle Electrification & Renewable Energy XIV | LinkedIn。参考までにセルオートマトン的な思考実験を挙げておきました:Vehicle Electrification & Renewable Energy XIII | LinkedIn。たぶん、教科書に書いてあるような液体中の拡散の説明では固体電解質はピンとこんと思うので。

[4] ひろゆき氏 日本の人口減少に懸念「毎年80万人減、山梨県民が全員亡くなったぐらいのインパクト」|よろず〜ニュース (yorozoonews.jp)

  1. 総務省が26日付で公表した住民基本台帳に基づく人口動態調査によると、今年元日時点の外国人を含む総人口は1億2541万6877人で、前年と比べ約51万1千人減った。日本人に限ると約80万1千人減となり、減少幅は1968年の調査開始以降の最大を更新し、初めて47都道府県全てでマイナスとなった。こうした内容を受けて、ひろゆき氏は「日本人、初めて全都道府県で減少」と切り出し、「1年で80万人減ったので、山梨県民が全員亡くなったぐらいのインパクト」との感想をつづった。その上で、同氏は「少子化が続く限りは、毎年80万人ぐらいの日本人が減っていく事になります。 自民党と公明党は日本人ではなく外国人を増やそうとしてるようですが、どうなる事やら」と懸念した。

  2. デービッド・アトキンソン氏によると「今後数十年、日本では比較的短い間に人口が激減してしまいます。このような例は、人類の経験してきた歴史上には存在しないと思われがちですが、実はあるのです。それが、1348年から始まった黒死病、ペスト大流行の時代の欧州です。ペスト流行の後、30年ほどで、欧州では生産年齢人口を中心に人口の約半数が亡くなり、社会は激変し、社会制度が根っこから崩壊しました。日本も2060年までに、2015年比で生産年齢人口の約43%が減ると予想されていますので、ペスト大流行時の欧州と似た状況になります。650年以上前のこととはいえ、欧州での出来事は日本の未来を占う上で、きわめて多くの示唆に富んでいると言えます。ペスト大流行で人口が大幅に減ってしまった結果、欧州の資本家(領主)は大打撃を受けました。ペストが起きる前は、労働者の供給が過剰だったため、労働者は立場が弱く、資本家に服従するしかありませんでした。献身的に一所懸命働く一方、何かを要求するわけでもなく、耐え忍んでいました。何か、今の日本人の労働者に似ていないでしょうか。しかし、ペスト流行の後、農業を営む人間が足りなくなってからは立場が逆転し、彼らの性質も様変わりしました。この時代から自営の農家が誕生します。耕す人が少なくなったため、地主は農地を貸すようになり、固定の地代をもらうだけになりました。農家の努力によって増えた利益は農家自身のものになったため、地主である貴族の収入は減りました。1347年から1353年までの間だけでも、英国貴族の収入は2割減ったと言われています。」

  3. デービッド・アトキンソン氏によると「資本家の苦境とは対照的に、労働力不足になったため、労働者の労働条件は劇的に改善しました。それを最も顕著に示しているのが、収入の増加です。人が減っても社会資本は減らないので、人々の可処分所得は劇的に増えました。人口が減りだしてから最初の10年だけを見ても、男性労働者の年収は1.8倍に増え、40年後には2.1倍に上昇しました。同時期、女性の年収も1.8倍と2.5倍に上昇しました。では、この時代の労働者は激しいインフレに苦しめられたのかというと、まったくそんなことはありませんでした。オックスフォード大学の研究によると、労働者の収入が激増したこの時代、物価水準はほぼ横ばいであったことがわかっています。」

  4. デービッド・アトキンソン氏によると「物価がかわらず、収入が2倍以上に増えたのですから、実質賃金が大きく増えたことになります。まさに、人口減少が「労働者の黄金時代」をもたらしたのです。賃金が上がっているのに、なぜ物価指数が上がらなかったかというと、需要者が少ない中で賃金が上がったので、今まで消費していたものではなく、より付加価値の高いものを消費するようになったからです。簡単に言えば、昨日まで古着を着てパンを食べ、ビールを飲んでいた人が、今日から正絹を着て肉を食べ、ワインを飲むようになったということです。雇用側も人手をかけずに商品とサービスを提供するしかないので、イノベーションが進みました。この事例には、今後の日本経済が進むべき道を考えるうえで、大変重要な示唆が含まれています。それは、人口減少に直面した欧州の人々が、働き方を変え、産業構造を変え、資本家と労働者の関係を変えることで、必死で「生産性」を向上させてきたことです。もしも彼らが変化を恐れ、それまでどおりの働き方に固執していたら、その後の繁栄がなかったことは明らかです。人口減少時代に必要なのは、変化を受け入れ、むしろ変化を楽しみながら「生産性」を持続的に向上させていくことです。経済の大前提が崩れ去った時代には、変化を恐れる姿勢は「座して死を待つ」以外の何物でもないのです。」

  5. “やりがい搾取”に疲弊 保育士を追い詰める「幼保無償化」の不幸:河合薫の「社会を蝕む“ジジイの壁”」(1/5 ページ) - ITmedia ビジネスオンラインによると2018年10月26日 「貧乏人は必死に耐えて生きろ!」と言わんばかりの消費増税まであと1年。同時に、「保育士は灰になるまで働け!」ってことになりかねない幼児教育・保育無償化が始まります。

[5] 教養力アップには「高校教科書」を使え――佐藤優(ZUU online)

  1. 以前に佐藤優さんが「高校と大学の知のミッシングリンク」を補うのに地方上級公務員試験の勉強をするのが良いとおっしゃっていた(国家公務員試験だと専門的すぎて無駄らしい)。俺はこれの意味がまだよくわからんのでとりあえず佐藤優さんがピックアップしていた「数的推理」と「判断推理」を読んでいるが「なぜミッシングリンクであるか」がまだよくわからない。基本的には「①論理的に有り得ないものを消去していく」でいいんだろうが。「②解けないものを見つけ知の欠損を補っていく」でいいんだろうが。「なぜミッシングリンクであるか」がまだ・・・。

  2. 今回は教養力アップには高校教科書がいいという話だ。

  3. ■「知性の土台」になるインプットとは 「ビジネスパーソンのたしなみ」とばかりに日本経済新聞を購読しているものの、文字を追っているだけで内容がほとんど頭に残らない、あるいは読むのにものすごく時間がかかっている、といった経験はないだろうか。多くの場合、情報を自分のものにできないのは基礎的な知識・教養が不十分であることが原因だ。基礎的な知識・教養が欠けているために、報じられているニュースの経緯や背景が理解できない、だから時間をかけて読んでも頭に残らないということである。そこでもう1つのインプットの出番である。新聞などの情報を読みこなすために必要となる、基礎的な知識・教養を身につけるためのインプットだ。基本は高校の日本史A、世界史A、政治経済、数学Ⅰ・Aの教科書である。現在の世界は、いうまでもなく過去の世界からのつながりの上にある。日本史と世界史の基礎知識は、そのつながりを踏まえて、現代日本や世界をより深く理解する土台として欠かせない。歴史の教科書には、「A」と「B」がある。日本史も世界史も、「B」のほうが扱われている事項は多いのだが、解説がページ数に追いついていないのが実態だ。限られた紙面に、できるだけ多くの出来事を詰め込んだ結果、年号と出来事の羅列のようになってしまっている。要するに「B」は歴史のおもしろさを感じにくいのに加えて、解説が足りないために中途半端な理解に終わってしまう危険性があるのだ。その点、日本史Aと世界史Aは、扱う出来事が厳選されている分、解説にもしっかり紙面が割かれていて深い内容になっている。とくに日本史Aは近現代史に焦点が当てられており、現代のビジネスパーソンが押さえておくべき歴史的知識が満載されている。なにも歴史の専門家を目指すわけではない。歴史の基礎知識を身につけるのである。それには歴史の基本と大まかな流れを、すばやく、かつ歴史のおもしろさを感じながら吸収できる日本史A、世界史Aのほうが、時間のないビジネスパーソンにとっては断然、効率的だ。念のため付け加えておくが、歴史小説で歴史を学ぼうとするのはよくない。小説はあくまでも小説、つまり「物語」であり、おもしろくするために作者が歴史的事実に大胆な創作を加えているケースも少なくない。娯楽として読むのはかまわないが、歴史を勉強する目的で読むと、そのまま歴史誤認につながる可能性がある。基礎的な知識・教養を誤りなく身につけるには、やはり教科書、もしくは教科書に準ずる学習参考書を基本とすべきなのである。だそうです。

  4. 次の政治経済は、いうまでもないだろう。日ごろ触れ、理解しておくべきニュースは政治と経済関連のものがほとんどだ。現代の世界政治、経済の動向を理解する上では、高校レベルの政治経済の基礎知識は必須である。教科書の補助として、『詳説 政治・経済研究』(山川出版社)も読んでおくと、より深い理解を得ることができる。だそうです。

  5. 数学を学び直すのは、ロジカルに考える力をつけるためであり、どちらかというと、質のよいアウトプットを足元から支えるインプットといえる。とりあえず、数Ⅰ・Aをマスターするように努力してほしい。微分・積分や統計を理解するためには数Ⅱ・B、数Ⅲの知識が必要だ。そこまで学ぶのは大変という人には、高校数学の基礎を学び直せる『生き抜くための高校数学』(日本図書センター)をすすめる。高校レベルの数学が難しければ、『生き抜くための中学数学』(同右)もある。どちらとも、数学に苦手意識をもっている人でも最後までやり抜けると思えるくらい、非常にわかりやすく作られている。だそうです。俺自身の経験だが、カザフスタンに行く前の数か月時間が空いたので(モロッコの資金だったらしいが、前金の支払いが遅れていた。結局、向こうについてから小刻みに支払われた。)、塾の講師や家庭教師をバイトでやっていた。高校の数学は「予習が必要です」と言われた。たしかにそんな感じだった。

  6. さらに理想をいえば、物理・化学・生物・地学の理科4科目も学び直すことだ。これらは教科書でもいいのだが、講談社のブルーバックスから出ている『新しい高校物理の教科書』『新しい高校化学の教科書』『新しい高校生物の教科書』『新しい高校地学の教科書』は、基礎を効率的に身につけるのに最適だ。まあ、理系には要らんかなって感じだが、文系の人はやったほうがいいんだろうな。

  7. これらに加え、哲学の入門書も読んで思想的な教養も身につけておきたい。おすすめは、『試験に出る哲学』(NHK出版)、『もういちど読む山川倫理』(山川出版社)だ。哲学の教養をもって日々のニュースに触れてみると、いかに思想的な背景が時事問題に影響しているかがわかり、より深くニュースを理解できるようになる。どの国の政策やリーダーの発言にも、その国が歩んできた歴史、信じてきた思想が色濃く表れるものなのである。だそうです。

  8. いきなり「課題図書」をたくさん挙げてしまったが、高校レベルの知識・教養を身につければ、かなりの「知的基礎体力」が養われる。それにしても、おそらく大半の読者が高校で学んだはずなのに、なぜ、今、学び直す必要があるのだろうか。まず、大学受験対策のために公式や歴史の年号を丸暗記しただけの人は、理解が足りておらず、重要なことをほとんど忘れてしまっていると考えられるからだ。現に今、日々のニュースや日経新聞を理解しきれていないことが多いのならば、その原因は高校レベルの知識を忘れてしまっているからである。また、そもそも授業時間に限りがあるため、高校時代にしっかり教わることができなかったところも多いだろうという理由もある。歴史、政治経済、哲学は、表層をさらうだけになりやすい。数学や理科4科目は、高校で理系・文系に分けられてしまうため、とくに文系に進んだ人において知識の欠損が起こりがちだ。まず、日本史A、世界史A、政治経済、数学Ⅰ・Aの教科書を入手することだ。数学は少し解いてみて、到底歯が立たなそうだったら、先ほど挙げた書籍も活用しつつ、中学校の教科書からやり直すのもいいだろう。高校レベルまで習得するには多少、時間はかかるが、今後のためと思って、根気強く取り組んでほしい。だそうです。

  9. ■「本を読んでも自分の知識にならない」理由 読者のなかには、「読書をしても、内容がほとんど記憶に残らない。自分は記憶力が弱いのだろうか」と悩んでいる人も多いかもしれない。考えうる理由は4つある。①第一に、本の内容を理解したつもりだが、実際は理解していない場合だ。前項で挙げたような教科書と書籍で基礎的な知識・教養を身につければ、理解力が格段に上がり、それだけ記憶にも残りやすくなることに気づくだろう。②第二の理由は、読書の技法が磨かれていない場合だ。ノートの取り方1つでも記憶の定着度は大きく変わる。③そして第三に、読者が背伸びをしすぎている、あるいは焦っている場合だ。本のなかには、積み上げ式に得た知識が必要とされるものも多い。基礎的な知識・教養を身につけても、それ以上のリテラシーが必要とされる本に挑戦しているのかもしれないということだ。その類の本は、そのつど知識を補いながらでなければ理解できない。また、読んだ知識が骨肉となり、活かせるようになるまでには、少なくとも数ヵ月はかかる。私の経験でも、本を通じて新たに入れた知識が本当に身につくまでには、3〜6ヵ月かかる。一定の時間がかかることを前提にしているからこそ、ノートをとりながら読書をしているのだ。いずれにせよ、本から知識を身につけ、実践していくためには、相応の根気が必要なのである。したがって、本書で紹介するハウツーを試したからといって、瞬時に理解力も記憶力も上がるとは期待しないでほしい。最初のうちは手応えを感じられなくても焦らず、根気よく続けることをすすめたい。④そして最後にもう1つ、読んでも知識が定着せず、行動まで至らない4つめの理由として、本そのものが論理破綻しているケースが考えられる。編集者が適当に言説を寄せ集めただけの本や、全体の整合性を取らずに、時流に乗らんがため、売らんがために作られた本も、残念ながら少なくない。こういう本はいくら読んでも理解できず、したがって記憶にも定着しない。身も蓋もない話だが、論理破綻していると考えられる場合、その本は、そもそも読むに値しない。貴重な時間を無駄にしないためにも、読むべき本を的確に選びとれる眼を養っておくことが重要だ。たとえば、「誰」が書いているか、その人は過去にどんな本を書いているか、さらにはパラパラとページを繰ってみて、どんな章立てになっているか、専門用語を正しく使っているか、といったことから質を推測する。場数を踏めば踏むほど、だいたい予想がつくようになる。ここでも、基礎的な知識・教養が大いに役立つ。その本の拠って立つところが、高校の教科書レベルの知識から大きく乖離していたら、質的に問題がある本か、最先端の学説を紹介している本かのどちらかである。ただし最先端の学説というのは稀であり、鵜呑みにするのは危険だ。基礎知識に準じていないと思ったら、その本は読書リストから外していい。自分で判断できないうちは、新聞などの書評欄を参考にする、書店員を味方につけるというのもいい。書店員には、マニュアル仕事をこなすだけの人もいるが、一方には本当に本が好きで、かつ自分が受け持っている「棚(専門分野)」に精通している店員も多い。そういう人を見つけて、本探しを手伝ってもらえばいいのだ。以下、東京都の情報になってしまうが、・八重洲ブックセンター本店・丸善丸の内本店・三省堂書店神保町本店・ジュンク堂書店池袋本店・紀伊國屋書店新宿本店などは、総じて専門書売り場にいる書店員の質が非常に高い。正直な話、中途半端な識者、大学教授など軽く超えるレベルといっていい。東京近郊に在住の読者ならば、電車を乗り継いででも行く価値がある。おー。レベルの高い書店員と出会える書店がなさそうなら、知識を得たい分野の雑誌記事や新聞連載を探し、その論者をつてに参考書籍を探すといいだろう。一流の書き手ならば、必ず論拠となる出典を示す。合わせて入門書の類を紹介している場合も多い。だそうです。

  10. ■「仕事に関するインプットだけ行う」と決める 読者も忙しいことだろう。日々、こなすべき仕事があるなかでも、知的生産力を高めていくには、有益なインプットを続けなくてはならない。裏を返せば、無益なインプットをしている暇はないというのが現実だ。では無益なインプットとは何か。1つは前項で挙げたような論理破綻している本だが、それだけではない。仕事に関係しない本を読むことや、仕事に直結しないスキルを身につけようとすることも、無益なインプットといえる。たとえば語学だ。最低限の英会話力は身につけておくに越したことはないが、もし仕事にいっさい英語を使わないのであれば、英会話習得の優先順位は、かなり低くなる。そう言えば俺も現地に行ってから生まれて初めて英会話のトレーニングを始めたわ。最初はごまかしていたっていう・・・。あ、読み書きのトレーニングは時々やっていたよ。論文読まないかんし、書かないかんし・・・。仕事で使う場合にも、有料の通訳・翻訳アプリで事足りてしまうかもしれない。本気で、相当なレベルにまで達する覚悟があるならいいだろう。だが中途半端に取り組むくらいなら、英会話はAIに任せて、自分は別の有益なインプットに時間を割いたほうが知的生産力は高まる。ましてや英語以外の言語を趣味的に身につけようとするのは、時間とお金の浪費に過ぎない。だそうです。いや、スペイン好きならスペイン語勉強したっていいし、フィリピンパブが好きならタガログ語勉強したっていいし(相手が日本語しゃべるやろけどな)、チャイナパブが好きだったら・・・。

  11. 佐藤優(さとう まさる)1960年東京都生まれ。作家、元外務省主任分析官。1985年、同志社大学大学院神学研究科修了。外務省に入省し、在ロシア連邦日本国大使館に勤務。その後、本省国際情報局分析第一課で、主任分析官として対ロシア外交の最前線で活躍。2002年、背任と偽計業務妨害容疑で逮捕、起訴され、2009年6月執行猶予付有罪確定。2013年6月、執行猶予期間を満了し、刑の言い渡しが効力を失った。

  12. 俺は「日本国民全てに必須の教養」くらいのことを言ってほしいんだけどな・・・。

[6] まあ一種の「天下り」だ:石山アンジュ氏 ビッグモーターと損保会社の関係に「これだけ両者の利害が一致している中では…」 (msn.com)

  1. 社会活動家の石山アンジュ氏が27日、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。中古車販売大手ビッグモーター(東京)の不正問題について言及した。ビッグモーターの保険金不正請求問題では、大手損害保険会社との「なれ合い」の構図も浮上。損保側は自動車事故に遭った保険契約者に、提携先のビッグモーターの修理工場を紹介し、その見返りとして自動車損害賠償責任(自賠責)保険契約を獲得できるプラス面があることが表面化している。大手損保は、過去にビッグモーターへ複数の社員を出向させていたことも判明。現段階で不正への関与は確認されていないが“持ちつ持たれつの関係”が、不正を生む土壌となっていた可能性も指摘されている。今回の問題では、ビッグモーターに出向者を出し、工場長による不正の指示と報告書が書き換えられた可能性を把握しながらビッグモーターへの事故車の紹介を再開していた損保ジャパンが、一連の対応を検証するため外部の弁護士による調査委員会の設置を決めている。番組では、ビッグモーターの関東エリアの元工場長の「損保会社とビッグモーターの関係というのはかなり深い。背景にあるのは自賠責保険と入庫紹介の関係」というコメントを放送。元工場長によると、損保会社がビッグモーターに修理車両を1台紹介すると、ビッグモーターは自賠責を5件を与える「1入庫5自賠責」という慣習があったという。ちなみにビッグモーターの経営計画書には「自賠責保険の取引実績に応じて修理が必要な車の紹介を強く要請する」とされている。石山氏は「このもたれ合いの関係性自体は違法性はないということですけれども、ただこれだけ両者の利害が一致している中では、何かもし不正がはっきりしてしまったとしても言いづらい構造をどうしてもつくり上げてしまっているということはいえるんじゃないかと思います」と言い、「これはもしかしたらビッグモーターという個社の話だけではなくて業界として、この代理店と損保という関係性自体がこういうことを生み出しやすい構造になってしまっているかも知れない。ここにもしっかり業界として目を向ける必要があるのかなと思います」と自身の考えを述べた。

[7] 「この度は! 誠に! 申し訳!」一語ずつ生理的嫌悪が増殖する…ビッグモーター"世界最悪会見"が気持ち悪い理由 (msn.com)

  1. そういった他責志向の一方で、パワハラの張本人ではないかと言われている息子の宏一前副社長(35)については、「一生懸命確かにやって、なんとか会社業績を上げようと動いているのはよくわかってました。それが行き過ぎになったのか、結構、理詰めで話をしますんで、それがプレッシャーになったんだなと、今となっては感じておりますけれど」などとかばい、露骨な身内びいきで顰蹙を買いました。また、カリスマ社長らしい、放言・珍言・迷言も数多く飛び出しました。「ゴルフボールで傷つけるとは、ゴルフを愛する人に対する冒涜(ぼうとく)」と言ったかと言えば、「メディアの力ってのはすごいな。影響力は半端じゃないな」と苦笑い。

  2. これといっしょだ:東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(83)の問題発言をめぐって、余波が広がり続けている。各メディアによると経団連会長の中西宏明氏(74、日立製作所会長)は、2月8日の定例記者会見で森会長の発言について「コメントは控える」と回避。いっぽう、「日本社会にはそういう本音が正直あるような気もしますし、こういうのをわっと取り上げるSNSっていうのは恐ろしいですね。炎上しますから」と笑いながら述べたのだ。

  3. 実際、企業ってばれないと思ったら結構好き勝手なことをやる。ばれると思ったら慌てふためくということでもあるのでそこは付け入る隙なのだが。いやー、必死な会社が過去に有ったよ(笑)。

[8] なんか読まれているらしいので:Progresses on Sulfide-Based All Solid-State Li-ion Batteries | LinkedIn

  1. 20世紀末に松下電池の近藤さんって人が撤退させられた硫化物固体電解質だが、諦めの悪いオッサンが二人いたってことで現在の活況を招いている。

  2. ということで、冒頭で諦めの悪いオッサン2名の写真を掲載させていただいている。まあ、ノーベル賞とるかもしれんよ。

[9] 懐かしい感じだ:Controllable resistive switching behaviors in heteroepitaxial LaNiO3/Nb:SrTiO3 Schottky junctions through oxygen vacancies engineering

  1. Perovskite oxide-based memristors have been extensively investigated for the application of non-volatile memories, and the oxygen vacancies associated with Schottky barrier changing are considered as the origin of the memristive behaviors. However, due to the difference of device fabrication progress, various resistive switching (RS) behaviors have been observed even in one device, deteriorating the stability and reproducibility of devices. Precisely controlling the oxygen vacancies distribution and shedding light on the behind physic mechanism of these RS behaviors, are highly desired to help improve the performance and stability of such Schottky junction-based memristors. In this work, the epitaxial LaNiO3 (LNO)/Nb:SrTiO3 (NSTO) is adopted to explore the influence of oxygen vacancy profiles on these abundant RS phenomena. It demonstrates that the migration of oxygen vacancy in LNO films plays a key role in memristive behaviors. When the effect of oxygen vacancies at the LNO/NSTO interface is negligible, improving the oxygen vacancies concentration in LNO film could facilitate resistance on/off ratio of HRS and LRS, and the corresponding conducting mechanisms attributes to the thermionic emission and tunneling-assisted thermionic emission, respectively. Moreover, it is found that reasonably increasing the oxygen vacancies at LNO/NSTO interface makes trap-assisted tunneling possible, also providing an effective way to improve the performance of the device. The results in this work have clearly elucidated the relationship between oxygen vacancy profile and RS behaviors, and give physical insights into the strategies for improving the device performance of Schottky junction-based memristors.

  2. 2023年に出た論文だ。

  3. 俺が2004年にtrap-assisted tunneling言うたときは日本ではキチガイ扱いされましたよ(笑)。でも、海外ではすんなり通った(笑):Fermi Level (2018).

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これも読まれているらしいんだが:Vehicle Electrification & Renewable Energy VII. | LinkedIn

  1. SCiBじゃなくてこっちかもしれんな:おまけ [1] ちょっと面白い話 ところで、ちょっと面白い話が有る。中島潤二が「半導体技術を応用した海外で主流となっている全固体電池と日本の固体電池の違いを紹介。海外や日本の半導体メーカを中心に半導体原理を使った全固体電池が応用されている(物理電池)。一方、日本の従来の電池メーカや日本の多くの大学では、リチウム電池の電解液を固体電解質に変更することを試みて全固体電池としている(化学電池)。日本のメディアの多くは、電池はイオン電池と報道してしまうことも多い現状。これらを正しく整理お伝えすることを主旨として、全固体半導体電池とは何かを示す。」とセミナーをするそうだ。聞かなくてもだいたい予想がつくが、例えば、pn接合にどれだけの電荷を貯められるか考えてみたらよい。固体平面の原子数は約10^15/cm^2だ。全ての原子が1電子レドックス(片側が電子を脱離、もう片側が電子を受け入れて)に関与して1.6×10^-4 coulomb/cm^2だ。単位格子ユニットのサイズが0.5 nmで片側100 nmの深さまでレドックスが有ったとして3.2×10^-2 coulomb/cm2。接合を3D化して接触面積を100倍にできたとして3.2 coulomb/cm^2。多電子レドックスにすれば2倍か3倍にはできる。3倍として9.6 coulomb/cm^2。9.6 coulomb/cm^2をゆっくりと(電流制限して)1 hかけて放電したとして2.7 mA/cm^2を1 h流せるから2.7 mAh/cm2。ここまで達するとは思わないが。この話、2013年夏に関西地区のガス会社の子会社の研究開発企業に「何かネタは無いか?」と聞かれたときにしてやった。元ネタはこれだ:Fermi Level. Appendix -- ReRAM, then, Neuromorphic. | LinkedIn

[10] なんか読まれているらしいので:Vehicle Electrification & Renewable Energy II | LinkedIn

  1. これか?:[2] Tesla Million-Mile Battery - EVSmart Blog Originally, A Wide Range of Testing Results on an Excellent Lithium-Ion Cell Chemistry to be used as Benchmarks for New Battery Technologies - IOPscience

  2. 大粒径単結晶一次粒子もあちこちで取り上げられ、俺も「全固体電池に使いやすいな」って観点からは注目したが、ミリオンマイルバッテリーの要諦はバッテリーの温度管理だ。ということで、EVのバッテリー温度管理|必要性と対応技術 | Vis-Techを参照しておいたのだった。

  3. 硫化物全固体電池になれば不要になるかもしれんけどね。

[11] なんか読まれているらしいので:「進む若者のテレビ離れ。いまどきの若者の時間の使い方とは?」 : toru_hara_123のblog

  1. Negative Flynn Effectだろうか?:「ノルウェーの研究チームによると、20世紀後半からノルウェー人男性のIQが徐々に低下しているというのだ。同研究は、1970~2009年に徴兵検査で知能テストを受けた73万人のノルウェー人男性のIQスコアを比較したもの。生年は62~91年に相当する。解析の結果、62~75年生まれの対象者では、フリン効果が認められたが、75年を境に1世代あたり平均7ポイント、IQスコアが低下していた。つまり「負」のフリン効果が認められたというのだ。同研究では、同一家族、血縁内のIQ比較も行っている。その結果、父子、兄弟間でも「負のフリン効果」が認められた。つまり、父より息子の、兄より弟のIQスコアが低下していたのである。研究者は「嫌な言い方だが、知能指数の低い人が子沢山なのではない。家族内で負の効果が見られることから、環境要因が関係していると思われる」としている。実は、フリン効果が否定されるのはこれが初めてではない。英国やデンマーク、フランス、オランダなど欧州各国からも同様の事実が報告されている。それらを総合すると「負」に働く環境要因には、教育制度の変化や読書量の減少に加え、インターネット三昧の生活があるという。便利が高じて情報処理や判断の必要が減り「自ら考えること」を放棄した結果、なのかもしれない。」。ちなみに1975年以後のIQ低下とインターネット三昧の生活との関連は現時点では明確でない。日本でも学力低下は1998年以後、問題視されている:「事の発端は、文系学部を対象とした京都大学経済研究所教授の西村和雄氏と慶應義塾大学経済学部教授の戸瀬信之氏による1998年の数学学力調査の結果である。彼らによれば、1.私大のトップ校の経済学部でも分数・小数などの算数レベルも危うい学生がいる。2.私立上位校でも数学未受験の学生の数学力は中学2年生程度である。3.国立大の最難関校の学生でも入試で数学を経験していない学生の多くは中学の数学もできない。とされている。」。これも1975年(以後)問題ではある ー 文系に限った研究であるが。IQ低下のほうが開始時期が早い。ノルウェーの研究者が否定している「知能指数の低い人が子だくさん」は英国アルスター社会研究所に務めるエドワード・ダットンの説だが「やや優生学的である」と非難されている。同様の結論米国の古い研究にもあったが、最近、慶応大学文学部教授(教育学)でふたご行動発達研究センター長の安藤寿康が「音楽の才能は92%、スポーツの才能は85%、成人期初期の知能指数(IQ)も66%が遺伝の影響と言えます」としている。研究時期が新しくなるにつれてIQへの遺伝の影響は90%超、80%、66%と低下してきているが、これと前述の「逆フリン効果」との関連に言及されたことはまだない。

  2. 俺はIQ分布の正規分布からのずれが原因と見ている(実際に米国のデータはそのように見えなくもない)。正規分布からのずれはネオリベ的な政策に原因が有ると仮定して見ている -- 中間層破壊→中間層の下層へのシフト→教養どころではない経済状態へのシフトを仮定して見ている。

  3. この仮定が正しければ、対策は打てる。

  • つーことで、覚醒を促すために社畜だの、クソ馬鹿ド文系だの挑発しまくっているんだが・・・単に嫌な奴にしか見えねえんだろうなぁ・・・。

  • しかし、「全国民覚醒」のためには今障害になっているものを否定しないことには・・・。

[12] なんか読まれているらしいので:Vehicle Electrification & Renewable Energy LXVIII | LinkedIn

  1. ここかな?:株よりも原油のほうがreal economyを反映していて、経済観測には役立つように思う(もちろん投機のほうが圧倒的に多いが基本的には投機が実需予想に合わせて動く。他の市場、例えば株式や為替の変動に引っ張られて動くということも有る -- リーマンクライシスの時がそうで、蒸発したのはCDSだが、そのために原油市場から投機資金が逃げただけで原油価格は$140超から$40を切るまで下がった。原油消費は絶好調だったが実需ではそんなものだということだ。)。

[13] 筋肉でどんな無理難題も解決してしまうかぐや姫泣かせの帝「マッチョ最強」「このセンス好き」 (msn.com)

[14] まず1歩:「正社員と仕事内容変わらないのに」賞与や住宅手当など“待遇格差”訴訟 日本郵便が契約社員66人と和解 解決金は計2500万円 (msn.com)

  1. 京都や大阪、兵庫の郵便局で勤務した契約社員66人が、仕事内容は変わらないのに正社員と待遇に差があるのは違法だとして、日本郵便に対し格差の是正や損害賠償を求めていた裁判で、日本郵便側が計約2500万円を支払うことなどを条件に和解が成立しました。原告団などによりますと、日本郵便では正社員と契約社員の間で、仕事内容に差がないにもかかわらず、賞与や住宅手当、扶養手当などの待遇面で格差があったといいます。契約社員らは日本郵便に対し、待遇格差の是正と損害賠償を求めて全国で訴えを起こし、2020年に最高裁が、賞与については違法性を認めなかった一方、その他の待遇の格差は違法だと認定。この判決を受け、京都・大阪・兵庫の郵便局で集配などを担当していた66人が日本郵便を訴えていた裁判でも和解協議が始まり、28日に和解が成立したということです。原告の代理人弁護士によりますと、和解条項には未払いの住居手当や扶養手当など、計約2500万円の支払いや、契約社員の待遇改善に真摯に取り組むことなどが盛り込まれているということです。原告の1人は「非正規雇用であっても、のびのびと働けるような制度改革が進んでほしい」とコメントしています。

[15] それで長生きできるとは限らない…「酒をやめろ、たばこをやめろ、この薬飲め」と押し付けられた高齢者の末路 (msn.com)

  1. 高齢者は長生きのためにどこまで生活態度を変えるべきか。医師の和田秀樹さんは「自分の行きたい道は自由に決められるはずだが、家族と医者によって『酒をやめろ、たばこをやめろ』と我慢だらけのイバラの道を押し付けられることは多い。私もけっして長生きしたくないわけではないが、人生は100歳まで後悔のないように航海できるかだ」という――。※本稿は、和田秀樹『わたしの100歳地図』(主婦の友社)の一部を再編集したものです。ごもっとも。

  2. 長生きを目指すのではなく、長生きできたらラッキー 患者さんにこのような生活をさせたら長生きさせることができる、そう過信している医師が世の中にたくさんいます。本当はなんの保証もないのに、「この血圧の薬を飲んだら大丈夫」と患者さんに言うのです。保証がないどころか、日本の医師が「血圧を下げたら長生きできますよ」と言っている根拠はアメリカでのデータであって、日本で大規模な比較調査をしているわけではありません。血圧の薬を飲んだ群と飲まない群とで、5000人規模の比較調査をすれば、それが信頼できるデータかどうかある程度はわかりますが、本当のところは誰にもわからないのです。これは日本の医師が理屈のほうを完全に信じているからです。ところが、理屈どおりにいかないのは、わたしが勤めていた高齢者専門の総合病院、浴風会病院に付設する老人ホームの入居者を対象にした調査データが示していました。たばこを吸っている人と吸っていない人の生存曲線を見てみると、まったく差がありません。理屈で言えば、たばこはからだによくありません、ですが、たばこを吸ってがんや肺気腫を患った人は浴風会の老人ホームに入る前に亡くなっている可能性が高いし、老人ホームに入るまでたばこを吸い続けてきた人には、たばこは害だから吸うなとは言えないのです。もちろん、長生きすることに関して、そのための努力や研究などは続けたほうがいいに決まっていますが、結局、「運」には勝てないとつくづく感じています。長生きできるかどうかは誰にもわかりません。けっして理屈どおりにはいかないということはわかっていますし、そのうえ、個人差もあります。それなのに、医師に言われるがまま、お酒をやめて、塩分を控えて、薬をもらって飲んで、頭がフラフラしながら80歳、90歳、100歳まで生きられたとしても、あまりうれしくも楽しくもありませんし、そのような人生が幸せなのでしょうか。長生きを目指すのではなく、自分の生きたいように生きて、その結果、長生きできたらラッキーくらいでいいとわたしは思っているのです。ごもっとも。

  3. 歩きながらつくる100歳地図 わたしのイメージでは、100歳までの地図というのは「すごろくゲーム」のようなもので、サイコロを振って進んだ先に分かれ道があったら、どちらへ行くかを決めて、うまく当たりの道を選び続けることができればゴール=100歳まで生きることができるというようなものです。ですから、わたしの100歳までの地図は、あらかじめ用意するものではなく、歩きながら地図ができていくというようなイメージです。勘違いしてほしくないのは、行き先をサイコロ任せにしているのではなく、サイコロはあくまでも前へ進むためのもので、分かれ道に出くわしたときにどちらの道が充実しているか、どちらの道がおもしろいのかを決めるのは自分だということです。サイコロを振った先に、こっちの道は楽しそうだけどちょっとヤバそう、こっちの道はつまらなそうだけど長生きはできそう、など即決できないようなときもあるでしょう。しかし、どちらの道へ進むかを決めるのは、自分しかいません。このように、本来は自分自身が行きたい道を自由に選んで決められるはずですが、その選択を邪魔する存在が、医師と家族です。邪魔です。

  4. 「酒をやめろ、たばこをやめろ」善意の押しつけに屈しない 医師は、「こんなことしていたら長生きできない」と脅し、「この薬を飲め」と迫ります。家族は、「酒をやめろ、たばこをやめろ」「塩分、脂質を減らせ」と言い、我慢だらけのイバラの道を押しつけてきます。高齢者の話を聞いていて悲しくなってくるのは、「奥さんにしょうゆを取り上げられた」「コーヒーに砂糖5杯入れないと我慢できないのに、からだに悪いからと止められた」など、医師ではなく家族や周りの近しい人から好きなものを制限されてしまうことです。相手も悪気はないどころか善意で言っていることなので、本当に困ったものです。それでもなかには、「そこまでして長生きしたくない」と言う人もいますが、その本心はきっと違うものだとわたしは思っています。「本当は長生きしたいけど、医師の言うことはあてにならないし、好きなことを我慢するのはイヤだ」というのが本心だと思うのです。そのような言葉をのみ込んで、「そこまでして長生きしたくない」という言い方をしているような気がしてなりません。わたしも、いいかげんな暮らしを続けているからといって、けっして長生きしたくないわけではありません。我慢を強いられた暮らしをするよりも、たとえ命を縮める不摂生な暮らしぶりであったとしても、自分が楽しいと思える生活のほうが、もしかしたら長生きできるかもしれないと思っているのです。長生きはできなくとも、我慢を押しつけられた生活の果て、人生の最期にきて後悔をしたくない、ただそれだけなのです。おっしゃる通り。

  5. 誰だって死から逃れることはできない わかりきった話に聞こえるでしょうが、人は生まれた瞬間から老い始め、その先の死に向かって歩んでいきます。多くの高齢者を診てきたわたしの最大の教訓は、実は人間の死ぬ確率は100%であるということです。誰もがいつかは必ず死にます。残念ながら年をとればとるほどその確率は高くなっていくのだから、年をとってからあれこれ悩むことは無意味ですし、それによって神経をすり減らしてしまうのは、精神の無駄遣いです。どんな人でも老化を止めることはできませんし、死を回避することはできません。そのようなことを普段の生活で意識することはなく忘れられがちですが、ある年齢になったら、「人間は必ず死ぬものだ」という覚悟をもたなくてはいけないとわたしは考えています。・・・死ぬのが怖いからといって、家に閉じこもってばかりいれば足腰が弱くなって、外出はおろかトイレにも自力で行けなくなり、おいしいものを食べてもおいしいと感じられなくなってしまいます。これではあまりに悲しすぎます。ただやみくもに死を恐れるのではなく、死から目をそらさず、真剣に死と向き合ってみるといいと思います。自分の死について考えることで、生きることの意味、自分が進むべき方向がより深くわかってくるはずです。ごもっとも。

  6. 悔いのない人生を航海する なるようにならないのが人生なら、なるようになるのも人生です。必要以上に悩んだり、怖がったりする必要はありません。死にたくないと思えば思うほど、その恐怖から普段の生活のなかの多くを制限してしまい、人生の充実度が下がってしまうでしょう。いつまで生きられるのか、いつ死ぬのかわからないのだから、いつ死んでもいいやとポジティブに考えることができれば、好きなように楽しく生きられるものです。自分のあるがままを認めて、何も恐れず、余計な心配もしない。自分のやりたいことをやり、食べたいものを食べて、一日一日を積み重ねて生きていく。これまでも、これからもわたしはそうしていくつもりです。100歳まで生きられたとしても生きられなかったとしても、後悔のないように人生を航海する、それがわたしの100歳地図です。「自分で決める」ってことっすわ。


by T. H.


LinkedIn Post

[1] Materials/Electronics

  1. Fermi Level (2018).

  2. Vacuum Polarization, Polaron, and Polariton (2018).

  3. Current Status on ReRAM & FTJ (2023).

[2] Electrochemistry/Transportation/Stationary Energy Storage

  1. Electrochemical Impedance Analysis for Li-ion Batteries (2018).

  2. Electrochemical Impedance Analysis for Fuel Cell (2020).

  3. Progresses on Sulfide-Based All Solid-State Li-ion Batteries (2023).

  4. 電池関連学会動向 (2023).

[3] Power Generation/Consumption

  1. Electric-Power Generation, Power Consumption, and Thermal Control (2020).

  2. H2 & NH3 Combustion Technologies (2020).

[4] Life

  1. Home Appliances I (2021).

  2. Home Appliances II (2021).

[5] Life Ver. 2

  1. Human Augmentation (2021).

  2. Vehicle Electrification & Renewable Energy Shift I-LXXXI (2022).

[6] 経済/民主主義

  1. 経済/民主主義 I-LIX (2023).

  2. 記事抜粋1-35 (2023).

Published Articles (2004-2005, 2008-2011, 2015)

  1. Toru HARA | Confidential | Doctor of Engineering | Research profile (researchgate.net)

  2. Toru Hara, Doctor of Engineering - Google Scholar


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