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【2/2】フィリピン渡航

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渡航の目的

1.アウティング参加(前記事で言及)
2.プロジェクトふりかえり
3.新規プロジェクト方針すりあわせ

プロジェクトふりかえり

社員旅行にでかける前日、ミーティングルームでそれなりに時間をかけてプロジェクトのふりかえりをおこないました。プロジェクトマネジメントの補佐と渉外担当を兼務したプロジェクトです。営業PMと現場PMみたいなくくりで言うならば、私は営業PMですね。開発は現場PMがとりしきってくれたので助かりましたが、諸条件が重なりコントロールが難しい局面もありました。

よかった点
QCDなんとか達成

反省点
あらかじめ低減できたはずのコミュニケーションコストがかかった

雑感
QCD達成により心理的安全性が保たれました(言葉のつかいかたがまちがってる気がする)。これ失敗すると、もう、どうにもこうにも…。契約前から私がかかわり、しっかり打ち合わせをおこなったので、いろんなことをはっきりしながら進められました。

具体的には、MVPの定義に注力しました。

この「しっかり」とは、リスク係数などを活用したスケジュールバッファを見込むというより、スピード重視で「こうすれば間に合う、できる」を議論しまくった感じです。不測の事態にそなえるため、保険をかけたくなるのはもちろんわかるんですけどね…、そういうのは契約前が雑だと無用の長物になります。いくらバッファを積んでも、開発着手後に問題が噴出したらバッファもなにもありません。
準委任契約ではなく請負契約の前提で話が進みましたから、深く聞きとり提案しました。

現場PMからは、技術的な課題に対する解決策がいくつか提示され、そのおかげでチームが救われました。ただし想定できたはずの課題も生じた(顕在化した)ので、キックオフ前にもう少し私はがんばれたよな、と反省

新規プロジェクト方針すりあわせ

前々からとりかかりたかったプロジェクトがあり、私こうやるから承認しろくださいと役員に概要を説明しました。説得は成功し、「必要に応じサポートする」と、控えめながら嬉しい回答を得ました。

"1分で話せ" とか "マッキンゼー流プレゼン" とか、あるじゃないですか。こうするとこうなりそうだと、事後に見込むメリットデメリットをデカい声で説明するのもたいせつだと思います。承認がなくとも勝手に進められるだけの材料を準備する網羅性と気合い。

アタマカッチカチでデメリットにばかり着目する指摘厨は、老いも若きもたくさんいます。いっぽう、私への評価が高いか低いかはさておき、まずはアウトプットに期待してくれた役員陣に感謝です

余談

そんなわけで、フィリピン渡航中は日本で生活する家族に負担をかけ…、申し訳ないのでバナナチップを3袋買って帰りましたw フィリピン産のバナナチップは日本でも買えますが、フィリピンで売っているバナナチップと日本で買える一般的なやつは、風味や食感の点でぜんぜんちがいます。1歳の子どもが喜んで食べているのを見て、ちょっと泣けました。
おいしいですよ、お試しあれ!

テストエンジニアのミミとパチリ


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