見出し画像

【2024/06/12】マスク氏、オープンAIへの訴訟を取り下げ


2024年6月12日の生成AI活用事例ニュース

【Pixel 8とPixel 8aに生成AI「Gemini Nano」が追加、Pixel Watchにも新機能】

GoogleがPixel 8シリーズ向けのアップデートプログラム「Feature Drop」を発表しました。Pixel 8およびPixel 8aにも生成AI「Gemini Nano」が追加され、レコーダーアプリの文字起こしや外部ディスプレイへのミラーリングなどの機能が利用可能になります。また、Pixel Watch 2では自動車事故検出機能が導入され、重大な事故に遭った際に自動的に緊急サービスに通知する仕組みが追加されました。さらに、Pixel Watchシリーズからスマートホームデバイスの詳細な制御が可能になるなど、ウェアラブルデバイスの利便性も向上しています。

【Microsoft、Copilot ProのAIチャット機能カスタマイズサービス「GPT Builder」を突然の終了】

マイクロソフトは6月10日、有料サブスクリプションサービス「Copilot Pro」で提供していたAIチャット機能「Copilot GPT」のカスタマイズサービス「GPT Builder」を、リリースからわずか3ヶ月で終了すると発表した。個人向けのGPT Builderは7月10日以降利用できなくなり、ユーザーが作成したカスタムCopilot GPTへのアクセスも不可能になる。一方で、企業向けのGPT Builderは継続される。マイクロソフトは、消費者向けの機能拡張戦略を見直し、ワードやエクセルなどとの統合を中心とした本体機能の強化に注力するためだと説明している。

【フランスのスタートアップMistral AIが6.4億ドルの資金調達で大手AIと競合】

パリを拠点とする人工知能スタートアップのMistral AIが6億ユーロ(約6.4億ドル)の資金調達を行い、企業価値は60億ドルに達しました。この調達額は、シリコンバレー以外で大規模な汎用AIモデルを開発するスタートアップとしては最大規模のものです。Mistral AIは、シリコンバレーの大手AI企業と競争するための追加リソースを獲得しました。同社は、OpenAIのGPT-4やAnthropicのClaude 3、MetaのLlama 3に匹敵する基盤モデルの開発を目指しています。投資家のAIへの成長期待は高まっていますが、データプライバシーや偏見、知的財産侵害などのリスクも認識されています。


【AIがYouTube動画をニュース記事化!新サービス「livedoor ECHOES」リリース】

株式会社ライブドアは、YouTubeに投稿された動画をAIがニュース記事として自動生成し、ニュースサイト「ライブドアニュース」で配信する新サービス「livedoor ECHOES」をリリースしました。ユーザーは動画をアップロードするだけで、AIが内容を解析し見出しや本文を自動で作成。月間約3億PV、SNSフォロワー数1300万人超の「ライブドアニュース」での配信により、広範囲の新たな視聴者へのリーチが可能になります。リリース初期は招待制で、著名人やYouTuberの参加も決定しています。「livedoor ECHOES」は、急速に成長する動画コンテンツ市場において、クリエイターの効果的なプロモーションを支援し、視聴者により多様なコンテンツを提供することを目指しています。


【マスク氏、オープンAIへの訴訟を取り下げ】

起業家イーロン・マスク氏が、対話型AI「ChatGPT」を運営する米オープンAIを相手に起こしていた訴訟を取り下げたことが明らかになった。マスク氏は2月、オープンAIが設立当初の非営利目的の契約に違反したとして提訴していたが、11日にサンフランシスコの裁判所に提出された書簡で訴訟の取り下げが判明した。取り下げの理由は不明だが、この日は判事が訴訟の是非を判断する予定だったという。


【ライオン、生成AIを活用し暗黙知の伝承に着手】

ライオンは、NTTデータと協力し、衣料用粉末洗剤の生産技術領域において、熟練技術者の暗黙知となっている技術や知識・ノウハウを生成AIを用いて形式知化する取り組みを6月から開始する。少子高齢化や労働力人口減少により、熟練技術者の技術継承や人材確保が困難になりつつある中、暗黙知を抽出し「勘所集」として文書化し、生成AIを活用した検索サービス「知識伝承AIシステム」に取り込むことで、新たに衣料用粉末洗剤の製造プロセス開発を行うメンバーが効率的に担当業務を遂行できるよう支援する。ライオンは、生成AIの活用による効率的な技術継承の実現で、国内外拠点の技術力強化やグローバルな競争力向上を目指している。


【中国発のAIスタートアップ「BOOLV」が越境ECの動画広告制作を効率化】

中国のスタートアップ「BOOLV」が提供する生成AIツール「Boolvideo」は、商品情報から魅力的な広告動画を簡単に制作できる。操作は直感的で、多言語対応や豊富な編集素材、AIアシスタント機能により、動画制作の効率とクリエイティビティを高めつつコストを削減。美的センスを取り入れた芸術性の高い動画テンプレートで広告効果も向上。衣料品ブランドを中心に、越境ECを手がける企業の強力なサポートツールとして注目を集めている。


メルマガでも配信してます↓


発信者情報

NOVEL株式会社

お仕事のご相談はこちらからお願いいたします。

https://n-v-l.co/service/ai-consulting


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?