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【読んだ本】 ノンデザイナーでもわかる UX+理論で作るWebデザイン/川合 俊輔・大本 あかね

この本を一言で言うと...

UX設計からUIデザインまでの流れや手法が学べる本

読むべき人は...

① UXの考え方を生かして、UI設計をしていきたいWebディレクターや新人デザイナー

② UXのデザイン〜ビジネスモデルのデザイン〜情報のデザイン〜画面設計のデザインなど、幅広くデザインの流れや手法を知りたいWebディレクターや新人デザイナー

読んで学んだことは...

① UXの定義

UX(ユーザー体験)=「ユーザーのタスク」+「コンテキスト」

※コンテキストとは、ユーザーがそのサイトを利用する状況や環境を指す。

② UX6Dプロセス

1. 調査(Discover)
フォーカスグループ/インタビュー/アンケート/ユーザビリティテスト
2. 定義(Define)
ブレスト/ペルソナ/ストーリーボーディング/要件定義/UXの定義
3. デザイン(Design)
ワイヤー/プロトタイピング/機能デザイン/コンセプトデザイン/ビジュアルデザイン
4. 開発(Develop)
UI実装/スタイルガイド
5. デプロイ(Deploy)
UIの評価/専門家による評価/ユーザー向けレーニング
6. 運用(Drive)
ユーザビリティの確認/メンテナンスとサポート/新しいニーズの分析

③ UXとマーケティングは並列の位置付けで、両方がビジネスを成功させるために存在している。

マーケティング…マーケットやカスタマーを知って、ビジネスモデルにする手法
UX…ユーザーを知って、体験価値をデザインする手法。

読んで思ったことは...

UXデザインについてだけではなくて、UIデザイン・ビジュアルデザインにまで落とし込む過程について詳しく書かれている本。各工程における知識を薄く幅広く身につけられる本。


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